フロントエンドとしてのMicrosoftFormsの魅力
こんばんは、しがない情シスです。
今日はMicrosoft365アプリケーションの1つである「Microsoft Forms」の魅力をまとめたいと思います。
私はFormsと出会ってから効率化の度合いがドゥンドゥン進みました。
Formsとはなんぞや?
まず「Forms」ってものが何なのか、ですね。
↑のリンクにあるとおり、「かんたんなアンケートフォームを作れる機能」です。
言ってしまえばGoogleフォームのMicrosoft版みたいなもんですね。
これ単体では単なるアンケートツールですが、これとPowerAutomateを組み合わせるとプロセス自動化ツールのフロントエンドとして動き出します。
例えばFormsで回答が入力されたら、入力完了をトリガーにして自動化したプロセスが発火し、承認フローが動き出す、とかいったことも可能です。
といったことを踏まえて、「フロントエンドとしてのForms」のメリットとデメリットに迫ってみましょう。
メリットその1:超絶簡単・直感的に扱える
Formsの最大のメリットはこれに尽きます。
作るの簡単。すんごいちょーかんたん。
一般的なアンケートフォームを知っている人なら、10分もあればそれっぽいフォームが完成します。
フロントとしてならPowerAppsも選択肢として上がりますが、実装速度は圧倒的にFormsが上だと思ってます。
ちょろい自動化プロセスや1、2ステップくらいの承認フローとかならそれこそ1時間程度もあれば作れます。
メリットその2:ユーザーも扱いやすい
見た目がよくあるネットのアンケートっぽい見た目なので、ユーザーも既視感があるUIで、直感的に扱えます。
入力内容にもよりますが、選択肢ポチポチして、テキストちょろっと入力するだけで済むので、ユーザーの入力負荷も低く抑えられます。
少なくともFormsに関しては「これどうやってつかったらいいの!わかんないんだけど!!」系の質問は一度も受けたことがありません。
デメリット:細かい作り込み・制御ができない
メリットその1と対になるデメリットですが、当然ながら本来アンケートフォームなので細かい作り込みは一切出来ません。
・入力制御できません。(数値のみ、とかちょろいものしかできない)
・レイアウトいじれません。(でもテーマは選べる)
・そもそも入力項目は決められたものを選ぶしかないです。(アンケートフォームなので当たり前か)
「アンケート入力以上のことをしたい」「入力である程度細かく制御したい」というのであればPowerAppsでフロント作った方がストレスなく済むと思います。
おわりに
メリットデメリットありますが、私はトータルでフロントとしてのFormsは気に入っています。
(どうでもいいですが好きなFormsのテーマはPCの奴と海の中の奴)
フロントとしてしっかりしたものをつくらなきゃ、という概念が勤務先には無い(そもそもオンラインで申請する社内業務プロセスというものがほぼ無かった)ので見た目やUIに拘りもなく、今のとこガンガンFormsをフロントとして使えてます。
現在所属している部署が割と「色々新しい取り組みやってこうぜ」っていう感じなので、Formsのお陰でわりとスピード感をもって仕事を進められています。
1か月中に4本ほどオンラインのフローをPowerAutomateで組んではリリースを繰り返してたので、多分Forms無かったらこんなにポンポンつくれなかったんじゃないかな…。
そのうち実際に作ったフローについても記事にまとめられたらいいなー、と考えてます。
あ、もちろん普通にアンケートとして使うのもいいですよ。
(むしろそっちが本命ですし)
忙しい情シスのみんな、Microsoft Formsはいいぞ。
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