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あかく咲く声 (思い出のマンガ)
あかく咲く声 緑川ゆき著
白泉社
思い出の大好き作品を語りたい。
読んだ当時、わたしは高校生だったと思います。「夏目友人帳」で著名な、緑川ゆき先生の初連載作品のこの「あかさく」が、大好きでした。20年くらい経つのだな。
ネタバレにならない程度に、好き語りをしたい!
なんとも、色気(性的なだけではなく)のある画面を作られる漫画家さんだと、惚れ惚れとため息をつきつつ読んでいました。自分も漫画家になりたい、、と心の中で願っていたので(マンガ投稿も白泉社 LaLaにしていた!)、とても惹かれました。
幻覚のシーンが印象的。
“パラ、、、”
さっきまでは雪だったものが、桜の花びらになって、主人公の少女の顔に降る。
(思えば、画面構成プラス効果音の使い方もお上手なので、この作品がまるで音と動きのある映像作品のようにわたしには感じられたのかもしれません)
20年経っても、わたしは思い出します。これを読んだ時の衝撃。絵である漫画が、音と動きのある映画より、こんなにもわたしの心を捉える。ますます漫画家になりたい、、、!と感じていました。
漫画家への憧れと、セットで思い出なんだと思います。タイムカプセルみたいに、20年もそのまま。大好きです。