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私も、本と漫画とアニメでできてる

魔女の宅急便、金ローでやってたの録画してこどもと見た。数年前も見たなー。

キキが言った「どうやって飛んでたかわからなくなっちゃった」。

私は、パニック障害に近い症状を持ってしまい心療内科にかかったころに「どうやって旅行を楽しんでたか、わからない。もとの自分に戻れないものか」と思っていた。そのことを思い出してハッとした。

まだジブリの物語は私に気づきをくれる。41歳の春に。共感ではない。だって13歳の魔女の女の子に言わせたセリフ。でも、中年の主婦はハッとした。
元に戻ることが大事じゃ、ないね。

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子どものころ、親に、漫画なんて読むなと一応言われた。でもそこまで止められなかった、ので、どちらかというと「オタクはまわりの人から変人だと思われる」という自分からうまれる恐怖?で漫画やアニメがすごく好きだと知られたくなくて生きてきた。あと、性的な面がとても恥ずかしいと思ってた。BL大好きだったのがなにより恥ずかしかった。

結婚するときに持ってた漫画は、ほぼ手放した。千冊以上あった。深夜アニメも見なくなった。


恥ずかしいと思ってるのだ。
私が思春期から愛してやまなかった漫画とアニメとそのあたり。それを愛してるということが。


今日はガンダムSEEDのこと、NHKでやってた。私ガンダムはまったく触れてこなかったんですが、この、「社会情勢がアニメにあたえてきたもの」「アニメの作り手側の信念や哲学」大好きだなぁと改めて思った。フィクションの世界を作ること。それは作り手の見ている世界をさらけ出すこと。私はさらけ出すことがとても恥ずかしいと思う(それは自分を矮小な人間と思ってるからだな)が、それを大勢でチームでやって達成してるんだなってそこが心打たれた。

もちろん物語としての、こどもへの教育(言い過ぎかな)みたいな、こどもは良い精神性を勝手に受け取ってそのアニメのファンになったり自分の糧にしたりしてきたんだろうな、だから愛されてるんだよな、と感じて、やっぱり良い面あるんだよね、と思って。

こどもらの柔らかい心に、フィクションが与える影響、悪いものは極力遠ざけたくはあるが、偏見持たずにもっと触れさせたいなと思った。
いまはやっぱりジブリとかディズニーとかかな〜正統をまず見せたいな〜、、

思春期にどんなのにハマるだろう、ちょっと怖いけど(自分のオタク気質を思うと)、来た道なのだよ、わたしよ。そ、そんなのハマるのか、わかるけども、、ーって、
そっと目を逸らして行くしかないかな。笑

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