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16歳の私は癒されたかった

いま42歳の私は、また何者かになりたい。

16歳のころ口ずさんだ歌を、人は一生口ずさむ、というウォークマンのキャッチコピーがありました。たまたまそのころの曲を最近聞いて、ほんまにそうだわ、と思いました。西暦2000年くらい。わたしは椎名林檎、Cocco、JUDY AND MARY、aiko、スピッツ、宇多田ヒカル、ポルノグラフィティ、あとなんだろう、、まだまだ、好きだった曲たちあると思う、懐かしい。まだ、歌える。あの頃の青春の日々の輝きよ!!でも現実は私は四十路。幸せだけどやっぱり歳とった、切ないっ!ともかく、思い出していました。

そんな曲を聞いていたころは思春期ってやつで、それなりにしんどくて、私は漫画に癒されていました。で、漫画家になりたいと思いました。色々、やってみました。漫画も描きました。モチーフとして多いなと感じたから、少年犯罪について調べてみたりもしました。るろ剣から、歴史小説読んだり。やまほど、好きな作家さんの過去作とか、漫画読みました。

でも実際やってみても描けなくて。まとまらないし、魅力もないし、面白くもなくて。
28歳まで作品数ものすごく少しだけだけど、投稿続けて、とっくに思春期終わってて。

描けなかった。。。


16歳の頃読んだ好きな漫画は、地味なものでも、衝撃的だったんです。当時の私の感受性のなせる技なのか。色は白と黒、平面の世界なのに。音も匂いも温度も、キャラクターの感情も、あまりにも生き生きしてました。

若さのなせる、感情移入。キャラクターとともに、過ごし、キャラクターとともに幸せになりました。そしてそれで、私はとても癒されたのだと思います。私はなんの苦労もない高校生でしたが、それでも、たしかにより一層幸せでした。漫画とともに生きて幸せになりました。

私の見つけた幸せの方法は漫画を、読むこと。描くことも幸せだったけど、描けなかったんだよな〜。

何が言いたいかというと、癒しがキーワードです、という。私は癒されたかったから、漫画を読み、癒されて大好きになりました。

そんな私が今は、癒しを提供する側として手に職つけたいと思っています。匂い嗅ぐの、好きだからアロマセラピーできる人になろうと思って。癒しの提供は、需要あると思う。誰でもいつでも。細かいことはあまり考えず、やってみよう、資格とることを通して生きてみようと感じています。いまのまんまの私で大丈夫と思う。ただ、体力はつけたいから、運動もして。

私の性格、たたずまい、的にも、家族的にも、こんな仕事してるの、きっと良いと思うんだ。夢だけど、良い目標が見つかったと思ってる。

癒されたかった、私が、癒されたので、長い年月かけて癒す側の勉強しようと思ってます。

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