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来年もきっとこの日を思い出す

 Cさん、Kさん、並びにご両家の皆様、本日は誠におめでとうございます。ただいまご紹介にあずかりました、gonjaと申します。

 このようなお祝いの席に出席できたこと、心より感謝いたします。僭越ではございますが新婦友人代表としてスピーチさせていただきます。 
 
 ここからは普段どおり親しみを込めて、Cちゃん、Kくんと呼ばせていただきます。

 改めましてCちゃん、結婚おめでとう。
12年前出会ったころから、いろいろなCちゃんを見てきましたが、今日はこの上ない美しさで、とてもとても素敵です。 

 サッカーが大好きなおふたりなので、ユニフォームで登場するのではと、ドキドキしていました。CちゃんをエスコートするKくん、感動が止まりません。

 ”人は必要なときに、必要な人としか出逢わない”
 
 人との出会いは生きる糧になると思います。それを社会人になり、より身をもって感じました。

 地元を出て引っ越してきた先に、偶然Cちゃんがいました。知らない地でツラいこともあるなか、それを乗り越え、楽しく過ごせたのはCちゃんがいたからです。
 スケボーを始めたり、ランニングをしたり、公園で海外のひとたちとフットサルをしたり、休日どころか平日までも人生を謳歌し、神戸で素敵な友達とも出逢うことができましたね。
 いまのわたしがここに居られるのは、確実にCちゃんのおかげです。本当に、本当にありがとう。 

 仕事終わり、ふたりでランニング中に見つけたフットサルコート。何度か通ううちにKくんと出会い、『CちゃんがKくん推し』だというからには、”これはやるしかない”と思い、一肌にとどまらず、二肌脱ぐ勢いで応援していました。
 1番近くで応援してきたからこそ、今こうしてふたりが夫婦となり、本当にうれしく思います。これは歴史に残る素敵な出会いです。
 バイバイと手を振ってもらえた!と喜んでいたあのときのCちゃんに、『あなたたち結婚します』とドヤ顔で言ってあげたいです。ドラマみたいなおふたりです。

 そしてこれまでの素敵な出会いは、12年前、高校女子サッカー部に所属したことからはじまりました。
 Cちゃんは、ずば抜けたサッカーの才能をもち、責任感が強く、同じチームですが、負けたくない!と目標にしていました。12年経った今も変わらずCちゃんと競い合い、一緒にプレー出来ていることがなにより嬉しいです。 
 当時の笑える出来事を今でも女子サッカー部8人全員で集まって語りあえるというのは、頼れるキャプテンであったCちゃんのおかげだとみんな思っています。ありがとう。

 とても大切なおふたりにわたしの好きな作家、Yさんの言葉を捧げたいと思います。

『愛することの一側面として』
 言われたいことは、言ってあげたらよい。してほしいことは、してあげたほうがよい。「与える」をすべての行為に先立たせたほうがよい。あげるから返ってくる。信頼することで信頼されるように。語ることで、語られるように。

 おふたりの末永い幸せを願って、わたしのスピーチとさせていただきます。本日は本当におめでとうございます。


 2日経っても、余韻は抜けず、あの時間に戻りたいとすら思う。
 ブーケ(パグ)トスも、スピーチも、ファーストバイトのケーキを食べさせてくれたのも、ぜんぶぜんぶ嬉しかった。これからも近くでふたりを見守れたらいいな、と思う。


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