電験2種一次試験「電力」の分析
こんばんは。もちです。
今日は一次試験電力の、過去の出題傾向を見ていきましょう。
電力って覚えることがが多くて、
何から手をつければいいか
分からないですよね。
とりあえず参考書の頭からやっていこうと思っても、なかなかスムーズに進まずに
時間が過ぎていって
しまいます。
試験日が近づいてくるのに焦るばっかりで、結局、本番ではほとんど当てずっぽうで解答して
撃沈
とかイヤですよね。
過去の出題傾向を知れば、どこから優先的に勉強するか、どこに力を入れるかが分かります。
すると勉強に
迷いがなくなって
ゴリゴリ進めることができます。
一次試験の電力なんて
軽くクリア
して、そのまま二次試験に突き進みましょう。
それでは、一次試験電力の勉強を
気持ちよくスタート
するために、過去の出題傾向を確認して、やることを決めましょう。
下の表は、過去7年間の一次試験電力のテーマ別出題数です。表が小さくなってしまうので7年分としていますが、過去15年でも同様の傾向です。
一次試験電力は全部で大問7問解答し、出題テーマは大きく発電、変電、送配電に分けられます。その比率は、おおむね発電:変電:送配電=3:1:3となっています。
各テーマについて少し解説します。
発電
水力、火力、再生可能エネルギーに分けられます。
水力では、水車や発電所設備に関する問題が、火力では、ボイラ、冷却方式、発電所内機器、熱サイクルなどに関する問題が出ています。
再生可能エネルギーでは、太陽光、地熱、風力が出ています。系統連携に関する出題もあります。
近年の傾向としては、水力、火力、再生可能エネルギーが1問ずつ出題されることが多いです。
変電
変電所設備や変圧器に関する問題が出ています。
送配電
送電では送電線の障害、短絡容量、リレー、系統安定度、送電容量、直流送電などに関する問題が出ています。配電では、配電系統の保護や電圧上昇に関する問題が出ています。
近年の傾向として、送電2~3問、配電1問という出題数です。送電に関しては、送電線の障害、短絡容量、リレー、系統安定度の出題頻度が高いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。一次試験電力は、ほぼ暗記で何とかなるので、過去問をくり返し解いていきましょう。
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