幼児期06. 子どもに伝染する隠された親のストレス。
悲しい事実なのですが、親の影響力があるのは、
11歳頃、小学校卒業くらいまでと言われています。
もちろんその先も、全然ない訳ではありませんが、
遺伝子の観点からのエビデンスに基づけば、
人は成長するほど遺伝子の影響が濃くなっていきます。
音楽の才能は92%程度遺伝に左右されますし、
その他、容姿やIQ等聞きたくないくらい辛辣でどうにもなりません。
では、私たち親にできることって?!となります。
お金持ちだろうが貧乏だろうが、親に才能があろうがなかろうが、
影響力を及ぼせる事もあります。
それは、ストレスの伝染です。
う、嫌な事なの?と思われた方もいらっしゃるでしょうが、
これも使い方、テクニックの問題でどうにでもなるし、
むしろ良い影響を及ぼす事もできるのです。
ストレスは誰もが感じてしまうもので逃れようがありません。
何故人がストレスを感じるかというと、
進化する際、敵に襲われるストレスを敏感に感じた者ほど
生き残る確率が高かったからです。
このように、自分に不利だ、危ない感じがする
といった感情から発生していくのがストレスです。
人からちょっと嫌味を言われただけでも感じてしまいますよね。
人は常にストレスを抱えていますが、子育てしている最中に、
子どもにこんなストレスを抱えた私を見せてはいけない
と頑張って隠しているお母さん、多い事と思います。
隠さないであるがままに。
ところが、このストレスを隠す行為、その頑張りをよそに、
隠さない親より、よっぽど子どもに悪影響なのです。
勿論、そのストレスのはけ口を子どもにして、当たっている様な親は問題外です。そうでは無く、見せない様、気付かれない様、
隠している親より、隠そうとは考えずに普通にしている方が、
子どもには伝染していないという事です。
これは研究結果上、お母さんだけだなのだそうです。
お父さんにはちょっと寂しいお知らせですが、
お父さんが嫌な事があってイライラしていても、
子どもにはそれ程影響しません。
俺はいいのかい!としょんぼりでしょうが、
お母さんの精神状態がこれ程影響する事が分かったのですからお父さん、
あなたの役目は、お母さんの心をいつも気持ち良くする為に、
優しくしてあげる事です。
これで、十分子育てに協力していることになります。
お父さん、ガンバ!
ストレスをプラスに変える!
さて、このストレス、悪いものと思いがちですが、良いところもあります。
人は、ストレスを減らするために頑張るからこそ、
脳の動き、記憶力や集中力などを高め、自己成長できるのです。
しかし、溜めすぎはNG。
子どもにストレスが伝染しないように、その解消法をお教えします。
もし不安や焦りを抱えたら、まず、軽く運動してみてください。
ストレスを感じた時、脳は早く動け!と命令しています。
昔の逃げろ!です。
しかし人は、ストレスを感じるとうずくまって
動けなくなってしまう人が殆どです。
散歩でもランニングでも筋トレでも掃除でも、なんでも良いです。
即、動いてみましょう。
そして、できれば、話す。溜め込むよりは、
聞いてくれる人を見つけて話しましょう。
または、助けを求めている人を探して手伝うのも効果的です。
人の役に立つと以外にストレスが解消されるものです。
お父さん出番ですよ。
お母さんの話を聞いたり助けたりしてあげましょうね。
その逆も然りです。
そうすると相手もあなたの話しを聞いてくれて優しくなりますし、
良い循環が生まれます。
書き出すという行為も、ストレス不安を減らすのに効果的です。
箇条書きでガンガン書いていきましょう。
そうすると、その内容の中に自分ではどうしようもない事柄がありますので、
そんな事はポイしましょう。
どうせどうにもなりません。
でも、今すぐ取りかかれる事が見付かったら、やってみましょう。
ハードルは低く設定してくださいね。
小さな成功体験が大事です。
ストレスは不思議なもので、ストレスの事柄の後に、
プラスでポジティブな言葉をつなげて言うと、
体に良い影響を与える事が分かっています。
例えば、失敗しても、この経験のおかげで、成長できたな、とか、
知らない土地に来ても、これって新しい私爆誕じゃない!とか、
そうすると寿命も延びるそうなのです。
凄いですね。
ストレスを上手く利用して、味方に付けちゃいましょう。
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