連撃ウーラオス/インテレオン考察
こんにちは、もちと申します。今回は自分が最近使用している連撃ウーラオスVmaxのデッキと環境デッキとの対面での考え方を言語化するために記事にしました。
追記(7/11):7/10のシティリーグ富山にて60枚同型のレシピにて調整メンバーがbest8を取って来てくれました!
デッキレシピ
基本的には今流行りのインテレオンと組み合わせた型の連撃ウーラオスのデッキです。
デッキの選択枠と確定枠について
次にデッキの選択枠と確定枠について考えます。以下がデッキの確定枠となります。
ここでエネルギーが全体で7枚、入れ替え札が4枚ですが
エネルギー枚数は最低8枚、入れ替え札は最低5枚欲しいと考えているため調整枠の4枚のうち1枚はエネルギー、1枚は入れ替え札になります。
選択枠①:ストーン闘エネルギーor基本闘エネルギー
ストーン闘エネルギーは連撃エネルギー以外の4枚を全て基本エネルギーにする必要があるのか?という疑問から選択枠となった1枚。ストーン闘エネルギーの利点としては連撃ウーラオスミラーの時に疾風突の打点が130になり相手にクイックシューターの回数を要求できることや、黒馬対面でシャドーミストの打点が乗らなくなる等の点があります。
裏目としてはリーフィア対面でのうねりの扇や黒馬対面でのシャドーミストでエネルギーのテンポを送らされる可能性があります。エネルギーテンポを取られたくない人は基本闘エネルギーで良いと思います。
基本闘エネルギーは選択枠のふつうのつりざおや確定枠のエネルギー転送との相性が良いためエネ事故を少なくなるため安定性を求めるなら基本闘エネルギーの方が良いと思います。
②:あなぬけのひもorポケモンいれかえ
個人的には相手のポケモンをベンチに下げることができるので評価が高いですが環境的に混沌のうねりが多くなってくると水の塔での逃げが出来なくなってしまうため混沌のうねりが流行ったらポケモンいれかえの採用を検討しても良いと思います。
③ふつうのつりざお
進化ラインが多いデッキなので博士の研究等で巻き込んでしまった進化後のポケモンや基本エネルギーを山札に戻すことができるため後半に取れる選択肢が広がります。リソースを回復するカードになるので気をつけてプレイすれば必要のない試合もありますが試合を重ねると起こる博士の研究での巻き込み事故を多少緩和してくれるのでデッキの安定性を高めるために入れたいカードになります。
④うらこうさくインテレオン
こちらもデッキの安定性を高めるカードです。クイックシューターのインテレオンのみの採用だと盤面のメッソンが全てジメレオンに進化した後の中盤以降の相手のマリィで手札事故になる場合が調整段階で何回かあったため、そのような相手のマリィ(リセットスタンプ)での手札事故の耐性を多少上げるために採用したいカードとなります。
⑤ジラーチGX
主にウーラオスが弱点をつかれる黒馬対面や悪軸のミュウツー&ミュウGX(以下悪パ)のデッキに使います。最近の黒馬対面では黒馬側の頂の雪道でジラーチGXの特性を貫通してダメージを与えてくることが多くあまり有効的に使える試合が少なく感じることが多かったり、クイックシューターのインテレオンやナゲツケサルを盤面に置いた方が勝つために必要なカードの枚数が少なくなるため必ず必要なカードではないのではないかと感じるようになり、試しに抜いて調整してみたところジラーチ GXがなくても全体の勝率にはさほど影響しなかったため他の対面で使わないジラーチGXを確定枠ではなく選択枠にしました。また、悪パ対面でもグリードクラッシュでサイドが3枚取れてしまうポケモンであり勝ちに繋がるよりも負けに繋がることが多いと感じました。ジラーチGXの採用に関してはデッキ使用者の連撃ウーラオスに対する練度が大きく関わることやどのような大会に持っていくのかによって採用の可能性が大きく左右するカードであるため実際にジラーチGXあり、なしの状況で黒馬、悪パの練習をして決めることをオススメします。
⑥マリィ
最近の連撃ウーラオスのテンプレ的な構築を見るとマリィが3枚採用されている構築を多く確認できました。自分が一ヶ月ほど前から連撃ウーラオスのデッキを調整し始めた時はマリィの3枚目は採用されていましたがうらこうさくのジメレオンの使い方次第で事足りるため確定枠では2枚となっています。しかし、最近のデッキは1ターンにすることの要求札が多く、序盤のマリィで要求を満たせずに相手にターンを渡すことが多いと感じたため枠に余裕が有れば是非とも入れたいカードです。
⑦ツールスクラッパー
最近は連撃ウーラオスのキョダイレンゲキやブラッキーのダークシグナルをケアするためにデッキに隠密フードを入れているデッキレシピをちらほら見るようになったためメタのメタとして採用を検討しても良いカードだと思います。ほんとうに環境が隠密フード必須になったら採用してもいいのではないでしょうか。
⑧やまびこホーン
黒馬対面でサイド3-2-3を押し付けられた時に主にマーシャドーを釣ってきてキョダイレンゲキで巻き込むためのカードです。使用するタイミングが限定的であったり最近では盤面を自ら埋めてくるデッキが多いため一度試してみてもいいとは思いますが確定枠にはならないご都合カードだと思います。
また、最近増えてきたルカメタに対してザシアンVを釣って勝ち筋を作ることができるためザマゼンタを押しつけて来る相手が増えてきた場合には採用を検討しても良いと思います。
⑨いやしジャマーミミッキュ
連撃ウーラオスVmaxは中打点をばら撒くデッキタイプであるため回復系のデッキは相性が悪いです。特にルカメタに入っているマオ&スイレンをザマゼンタに連打されるとエネルギーテンポで負けてしまうため採用を検討しても良いと思います。しかし、回復が飛び交う環境ならばそもそも連撃ウーラオスを握る選択自体が間違えているように感じるためなんとも言えないです。
確定枠のカードの採用理由
・連撃ウーラオスV、Vmax 4-3
ほぼ全ての対面で2枚は使うカードであり、特にVの方はザマゼンタの突破に必須であったり、スタートして欲しいことから最大枚数の採用です。
・メッソン-ジメレオン-インテレオン-インテレオン 4-4-3-1
メッソン-ジメレオンはデッキの潤滑油であり博士の研究やマリィ等のドローに繋がったり、逆にドローの後に必要な要求を満たすために必要なため最大枚数の採用です。クイックシューターのインテレオンは試合中3匹は使うジメレオンから2匹進化できれば基本的な相手への打点が間に合うためサイド落ちや博士の研究での巻き込みを考慮して3枚の採用、うらこうさくのインテレオンは先述した通りです。
・チャーレムV 1枚
新弾のカードでターンを飛ばすというド派手な効果を持つカード。このカードの登場により、一撃ウーラオスやジュナイパー等の環境の三すくみ以外のデッキへの勝ちへのプランが広がりました。
デッキの最高値を考えると1ターン目手張り+メッソン2体、2ターン目疾風突きでVmaxの進化前に150ダメージ+ジメレオン2体進化、3ターン目にキョダイレンゲキのケアで出てきたミュウ等のhp60以下のポケモンにクイックシューター2回(インテレオン2体進化)+ヨガループでサイド1枚、4ターン目にキョダイレンゲキ+クイックシューターで2ターン目に150ダメージ与えたポケモンとV、 GXポケモンを倒してサイドを5枚取って勝ち
というプランが取れたり、ジュナイパー対面でクイックシューターの回数を稼いだり、事故って1ターン遅れた時に無理やり1ターン奪ったりすることができるため負け試合を勝ちに繋げたり、早期の決着をつけることができるカードです。
スタートすると弱いですが明確に強いプランが見込めるため1枚採用しています。
・ミュウ 1枚
連撃ウーラオスミラーでの先2キョダイレンゲキでメッソンを取られてしまうと確実に1ターン遅れてしまうため採用しています。相手のクイックシューターやヨガループのエサとなってしまいますがメッソンが立たないで試合が進む時点でダメージレースで不利になるため採用せざるを得ないです。
ジュナイパー対面でもアタッカーのインテレオンをベンチ狙撃の蓄積ダメージから守ってくれるため使います。
・ナゲツケサル 1枚
キョダイレンゲキでのベンチ狙撃で見れる範囲が広くなるため採用しています。後述する望遠スコープと合わせると1回のキョダイレンゲキで最大180ダメージを相手に与えることができるためVmax対面でクイックシューターの数が間に合わなかった場合でもこのポケモンがベンチにいることで相手のVmaxを倒すための要求を下げることができます。
また、ザマゼンタ対面で1エネ50ダメージ、望遠スコープ込みで80ダメージを飛ばすこともできる等最終盤面のフィニッシャーになりうる可能性があります。
・デデンネGX 1枚
事故回避のために1枚のみ採用しました。
・クイックボール 4枚
初動で連撃ウーラオスVやメッソンを揃えたり、終盤にナゲツケサル、チャーレムV、デデンネGXを持ってくるために最大枚数の採用です。
・レベルボール 3枚
主にメッソンとジメレオンを持ってくるためのカードです。枠の都合上3枚採用です。
・進化のおこう-ポケモン通信 2-2
合計で4枚採用したい枠になります。進化のおこうはジメレオンになるため全てのトレーナーズと同価値であり、また全ての進化ポケモンとも同価値であるためとても重要ですが枠の都合上2枚です。ポケモン通信も序盤に引くと進化後のポケモンを進化前のポケモンに変換することのできるカードなので価値が高いです。ふつうのつりざおを入れる前は進化後のポケモンを山札に返すことに重きを置いて3枚入れていましたがふつうのつりざおのほうが博士の研究での巻き込み事故を軽減できると感じたため2枚採用になりました。
・あなぬけのひも 2枚
入れ替えに加えてこのデッキは攻撃したいポケモンをベンチに下げる行動が強いため2枚採用しています。ポケモンいれかえとの選択枠になりますがベンチに下げる動きが強いためあなぬけのひもを採用しています。ポケモンいれかえが勝ちのためのカードになることは少ないですがあなぬけのひもは勝ちのためのカードになることがあるためあなぬけのひもぼ採用を優先するべきだと考えています。
また、限定的ですがリーフィア対面の終盤にあなぬけのひもを打つと相手は自分のガラル鉱山のせいでシステムが逃げられなくなりクイックシューターの回数を稼いだり、LOを狙うこともできることを覚えておくと良いと思います。
・エネルギー転送 1枚
エネルギーの手張りを安定させるために採用しています。うらこうさくからの選択肢が広がるため絶対に必要なカードです。
・リセットスタンプ 1枚
終盤に1回使えれば良いので1枚の採用です。最近は相手の手札に干渉するカードが少ないため2枚欲しい時もありますが枠の都合上1枚になります。
・ふつうのつりざお 1枚
前述した通りデッキの事故を緩和するカードなので採用しました。
・望遠スコープ 1枚
相手がV主体のデッキだった場合に取れる選択肢が広がるカードであるため採用しました。最近はナゲツケサルしか採用されていないレシピもちらほら確認しましたが、ベンチへのダメージを2枚採用することで取れる選択肢が広がるため確定枠だと考えています。
・くろおび 1枚
エネルギーの手張りが遅れた時に使ったり、相手がメ先にサイドを先行した場合でもこのカードのおかげでテンポを取られずに済みます。
くろおびと望遠スコープは連撃ウーラオスの1体目、2体目のどちらに貼るか、トラッシュに送るのがもったいないから適当に貼っておこうという考えで貼ると最終盤面で望遠スコープが貼れないで勝ち筋を逃すこともあるので道具の貼るタイミングも難しいです。
・ふうせん 1枚
置いておける逃げ札です。便利ですが連撃ウーラオスに貼りたくないカードであることや不意のツールジャマーが怖いので1枚採用です。
・博士の研究 4枚
初動に絶対に打ちたいサポートであるため4枚です。攻撃のための要求を満たすために必須サポートです。
・マリィ 2枚
ドローソースであり相手の手札干渉カード。今の環境は攻撃のために必要なカードが多いためマリィによる手札干渉はかなり強いと考えています。2枚あればデッキは回りますがマリィが強いタイミングが多いため3枚目の採用を検討したいです。
・ボスの指令 2枚
試合中に1回使えれば良く、キョダイレンゲキの性質上ボスの指令を使わなくとも勝てる試合もあるので2枚採用が最適だと考えています。
・みずのとう 2枚
スタジアム枠かついれかえ枠で2枚採用です。リーフィアを意識して3枚にしてみたり、三神ザシアン、バレット、ルカメタを意識して風船やポケモンいれかえを増やして0枚にしたこともありましたが1ターンでも貼り替えられなかった場合のアドバンテージが大きいのでテンプレの2枚採用になりました。多過ぎず少な過ぎずなので2枚で最適だと思います。
各対面での立ち回り
ここまで読んで下さりありがとうございます。ここからは各対面で意識する立ち回りについて書いていこうと思います。対面ごとに練習量が異なるため内容にばらつきがありますが読んでいただけると嬉しいです。また随時追記していく予定です。
黒馬バドレックス系統:不利
黒馬バドレックス対面では取れるプランがいくつかありますが基本的にはキョダイレンゲキが2回撃てるか、クイックシューターが早期に立つかが勝利の鍵だと考えています。
①3-2-1プラン
黒馬VmaxかタッグチームGX+デデンネ+マーシャドーかクレセリア、ガラルフリーザーを取るパターン
相手がサイド1を盤面に置いてから連撃ウーラオス側に番が返ってくることはほとんど少ないためこのプランは取れたらラッキーです。
キョダイレンゲキ2回を1回目にサイド3とサイド1に、2回目をサイド3とサイド2に当ててクイックシューター込みの打点でサイドを取っていきます。
②2-2-2プラン
デデンネ+黒馬の下+ネクロズマV等のサイド2のアタッカーを3枚取るパターン
これは動きとしては弱いのであまりやりたくないです。黒馬の下が進化するとこのプランが取れなくなります。これは疾風突きを黒馬の下かネクロズマVに当てている場合に取る可能性があるプランです。
疾風突+キョダイレンゲキをサイド2の1体にあてて、次のキョダイレンゲキでデデンネと1回目にキョダイレンゲキを当てたポケモンに当てて倒します。結局キョダイレンゲキを2回言うゲームになるので1ターン無駄になっている気がします。
③3-2-3プラン
これが1番厄介ですが1番やられます。初めに疾風突きを当てた黒馬の下が進化せずに、しかも盤面に黒馬Vmaxしか出してこないとこのプランを取らざるを得ません。
相手が1ターン目に黒馬の下を3体を用意できている状況なのでそもそも辛いです。サイドの取り方は2回のキョダイレンゲキをサイド3-3に当ててクイックシューター込みで落とします。
④3-3プラン
黒馬VmaxかタッグチームGXしか相手にしないパターンです。
これもキョダイレンゲキ2回をサイド3枚のポケモンに当ててクイックシューター込みで落とします。キョダイレンゲキを打つ前にボスの指令かあなぬけのひもを使ってダメージを当てるポケモンんpをベンチに下げる必要があります。
以上の4パターンの勝ちパターンがありますがサイド3のアタッカーのうちタッグチームGXが1枚でも出ている場合はHPの低さと抵抗力の関係からウーラオス側の要求が下がります。
黒馬Vmaxを相手にする場合
(150-30)+(120〜180)+20*n=120+(120〜180)+20*nとなるためキョダイレンゲキを150で当てると1体を倒すためのクイックシューターの回数を3回要求されてしまいます。
しかし、タッグチームGXを相手にする場合
(150-20)+(120〜180)+20*n=130+(120〜180)+20*nとなるためクイックシューターなしでサイドを取ることが容易になり、余ったクイックシューターを黒馬Vmaxやデデンネに当てることができます。
このように黒馬バドレックス対面では闘抵抗の関係からクイックシューターの数が非常に重要になるためメッソンを早期にインテレオンに進化させてクイックシューターの蓄積ダメージを稼ぎましょう。
この対面では先行を取れれば後2でのダイガイストでウーラオスVmaxが落とされるための相手の要求がかなり高いためチャーレムVの紹介のところで書いた最高値を出すことができれば危なげなく勝つことができます。ウーラオス側の平均値と黒馬側の平均値を考えても勝率は4割くらいでしょうか。
追記(7/11):1人回しで黒馬対面を練習した結果、黒馬側が盤面が完成するまでシャドーミストを打ち続けることで実質的な追加ターンを得ている状況が発生することが分かったためウーラオス側は特殊エネルギーを貼れず、入れ替えも出来ずに黒馬側の盤面ができるのをただ待つ事になってしまうことが分かりました。そのためこの対面は相手の黒馬全てが進化することをお祈りしないとそもそも勝負をさせて貰えません。このシャドーミスト連打のプランを取られた場合、勝率は0に限りなく近いと思います。
連撃ウーラオス(ミラー):五分
先にサイドを取られるか、先にサイドを取るかで立ち回りが変わります。ミラーの練習はあまりできていないため後攻を取った際の勝ち方が限定的ですがここは練習を重ねて研究します。
基本的にミラーでデデンネは出てこない想定なのでサイドプランは1-3-1-1です。
先行で先にサイドを先行した場合
ミラーではいかに早期にメッソン、ジメレオンをキョダイレンゲキで取れるかが鍵になります。相手がメッソンを壁にしてきた場合を想定します。相手は先2キョダイレンゲキでメッソンが全滅することを恐れてミュウを出すはずです(出てこなかったらメッソンを壊滅させましょう)。そのため、前のメッソンかあなぬけのひもで出てきたポケモンに疾風突きを当てます。この時に前のターンに出したメッソンはジメレオンに進化させましょう。ここでサイドを取ると相手の最高値としてくろおび+連撃エネルギーでのカウンターキョダイレンゲキが飛んできて逆にこちらのメッソンラインが吹き飛んでしまうのでミュウを出すことを忘れないようにしましょう。
相手の疾風突をウーラオスVmaxで受けたら3ターン目はかなり勝負のターンです。ここでクイックシューターのインテレオンを何匹立てられるかで勝率が変わってきます。
このターンに目指すことはミュウにクイックシューターを当てて相手のVmaxに疾風突を当てることです。
このプランを取れれば、次のターンにミュウを倒してキョダイレンゲキでウーラオスVmaxとサイド1枚を取ってサイド5枚取り、勝ちに繋がります。また、クイックシューターの回数が足りずにこのターンに決め切ることができなかった場合でもヨガループでミュウを取ることでクイックシューターの回数をウーラオスVmaxや相手のインテレオンに集めてキョダイレンゲキの圏内にいれることができます。
サイドを先行すると相手には常にくろおびを発動されてしまうためダメージレースで勝つために取れるターンにメッソンラインをとったり、Vmaxに先殴りしてダメージレースで優位に立ちましょう。インテレオンに先に進化できるのがこちらなのでミュウ以外にも進化していないメッソンにヨガループを当てて追加ターンを得てクイックシューターや疾風突の回数を増やすことも頭に入れましょう。
後攻をとり、先2でサイドを取られた場合
後攻を取った場合はくろおびをどれだけ活かして攻撃を重ねられるかの勝負になります。クイックシューターの立つターンが1ターン相手の方が早くテンポを取られてしまいます。そこで相手の展開を阻害するためにマリィやリセットスタンプを絡めて相手を1ターン遅らせる必要があります。マリィにも打つタイミングがあります。まず明確なマリィのターンは盤面の相手のメッソンが全てジメレオン、インテレオンに進化しきったタイミングです。このタイミングでマリィを打つと解決札がクイックボールとサポートの現物なため止まってくれる可能性が高いです。
さて、マリィお祈りでは明確な勝ち筋にはならないため真面目に勝ち筋を考えます。
後攻を取った場合に意識することは
①連撃ウーラオスVmaxが2ターン目に疾風突を相手の連撃ウーラオスVmaxに先に当てる
②2ターン目のボスの指令で相手の盤面のジメレオンをとり、メッソンラインの枚数を減らす
ことです。①は順当な殴り合いに持っていくパターンで連撃ウーラオスVmaxに300ダメージ以上、ミュウに20ダメージ以上乗せた状態でヨガループを使用してクイックシューター込みで連撃ウーラオスかミュウのどちらかをヨガループでとり、追加ターン中にクイックシューターで倒してない方のポケモンをとってキョダイレンゲキで120以下のポケモンを2体、もしくはクイックシューターでインテレオンを120以下に押し込んで合計で2体取るプランです。このプランでは相手の盤面にhp120以下のポケモンが2匹いるかこちらの盤面にクイックシューターが3体たっていないとクイックシューターの回数が足りません。そのため要求を満たせそうになかった場合は上記のタイミングでのマリィ事故を狙うか相手のインテレオンを疾風突で取ってこちらのミュウを守る択に切り替える必要があります。ここら辺の話は状況によって変わるので難しいです。
②のプランは先にメッソンラインを取ってミュウが倒されるターンを先延ばしすることで相手のキョダイレンゲキを牽制して疾風突を2体のウーラオスVmaxで受ます。ここでクイックシューターの差を活かして150〜180のキョダイレンゲキを相手のVmaxに当てて2回の攻撃でサイド3を取ります。サイドの取り方としては2ターン目1枚3ターン目0枚4ターン目(ミュウ+Vmax+hp120以下)5枚が理想的です。この場合の裏目はボスの指令で先殴りされたウーラオスVmaxが2回目の攻撃を受けて310〜320のラインに入ると先行を側にヨガループやクイックシューターから捲られる可能性があることです。
先行でも後攻でも相手のメッソンラインを削ることと自分のメッソンラインを育てることが重要になると考えています。
一撃ウーラオス:有利
追記日:7/11
この対面は基本の動きをすれば楽に勝ち切れることが多いです。
一撃側はキョダイレンゲキを撃たれるとデルビルが壊滅してしまい、後半のエネ加速が間に合わなくなってしまいます。仮にヘルガーに進化できていたとしてもキョダイレンゲキを撃てるターンにはクイックシューターも育ちきっている場合がほとんどなので確実にサイドを2枚取ることができます。
また、メッソンが3ターン目に順当にインテレオンに進化できると3ターン目にヨガループチャンスが訪れるためミュウにヨガループを当てつつ追加ターンでヘルガーをクイックシューター込みでキョダイレンゲキで壊滅させる動きが強いです。
この対面では負けないためにどのような動きをすれば良いかについて書いていこうと思います。
一撃対面は一撃側が最初のターンに何匹のデルビルを置けるかでこちらの動きが変わります。
デルビルが1匹以下の場合:相手の2ターン目にキョダイイチゲキで連撃ウーラオスVmaxが飛ばされることがないため2ターン目はバトル場のポケモンに疾風突きで良いでしょう。
デルビルが2匹以上かつ一撃ウーラオスにエネルギーが張ってある場合:2ターン目にキョダイイチゲキで連撃ウーラオスVmaxが落とされる可能性があるため相手の手札の枚数が多かった場合キョダイイチゲキでVmaxが落とされる可能性があるのでマリィを打って相手の要求を上げつつバトル場のポケモンに疾風突きを撃つかボスの指令でベンチのデルビルを倒しましょう。
この対面では如何に相手のキョダイイチゲキの要求を上げるかが勝負になります。キョダイイチゲキは撃った後にどうしても隙が生まれる技なのでキョダイイチゲキを撃たれた後に素直に一撃ウーラオスVmaxを倒さずにバトル場で縛ってターンを稼いで新しい連撃ウーラオスVmaxでキョダイイチゲキを撃ちに行くこともできるので最速で連撃ウーラオスVmaxが倒されても諦めないでください。
終わりに
ここまで読んで下さりありがとうございました。自分の考えを言語化するとデッキの理解が深まるため今後も気が向いたらnoteを書こうともいます。
まだ2つの対面しか書けていないので時間がある時に随時更新しようと思います。