はじまりはおわりのはじまり

どこかでわかっていたんだと思う
この恋に終わりがくることは

9/4日曜日、ついに私の恋が終わってしまった

それでも、すごい大好きでこの人に愛されたいと思った
愛して愛されてると思ってた、でも違ったみたい

好きとは言われてもそれに伴わない行動をされて、2回も裏切られて、それでも好きな気持ちがあると言われてとても苦しかった
私も彼にひどいことを言ってしまった、本当に申し訳ないと思っています

好きなのに離れるという決断を下すのはやっぱり最後まですごく揺らいだけど、自分が幸せになるために別れるという決断をした

今は正直この決断が正しかったのか、自分にとってよかったのかそれはわからない
でも、好きでも離れた方がいいと、少しでもそう思ってしまったなら離れるべきだったと思う

別れ話をした日
離れた方がいいと思うと相手も言っていた
好きじゃなくなったってこと?と聞くと、そうじゃない
好きは好きだけど離れた方がいいと思うと言われた
私も全く同じ気持ちだった、じゃあ別れる一択やね
となり別れよう、となった

最後にぎゅーする?と言われて「うん」と言ったら、
別れたしもうしないって言うと思った、と言われた

でもわたしにはその強さがない

おいで、といわれて彼の胸に飛び込んだ
涙が止まらなくて、彼のTシャツを濡らした
ちゅーして、私がもっと、もっとと欲張ってしまった
今までで1番気持ちよくて、1番切ないちゅーだった

甘えん坊やなあ、欲張りだね、と言われたので
最後くらいいいじゃん、と言い返したけど
言い返して自分で悲しくなった

その後、そういう雰囲気になったので
しよ?というと、嫌じゃない?と聞かれたので
うん、と答えた
心の中では、嫌なわけないだってまだ好きだから
って思ってた

最後の行為は1番気持ちよくて、1番切なかった

最後ご飯食べて帰ることになって、別れた話の後のカップルは不思議なくらい仲良いし楽しくて離れたくないと思ってしまう
一緒に楽しくご飯を食べて車で家まで送ってもらった
家が近づいていくにつれてお互い無口になって、家の前のコンビニに着いたとき私は声を出して泣いてしまった
声を出して泣いたのはいつぶりだろう
もう恋人ではないけれど、恋人繋ぎをして、車から降りれなくなった
彼の手を繋ぐ力がとても強くて辛かった
私も彼の手を強く握っていた
お互いの手が離れたくないと言ってたようだった

ありがとう、楽しかったよ
すごいさ、大好きだったよ
仕事がんばってね

精一杯振り絞って彼に伝えた

どんだけ喧嘩しても彼が泣いたのを見たことがなかった
泣くのはいつもわたしだけだった
でも、最後の車の中で初めて彼の涙を見た
それがとても切なくて悲しくて、なんで私たちは離れなくちゃいけないんだろうと、そんな考えが頭の中をぐるぐるまわっていた

最後にぎゅーをして、車を降りた
これが8ヶ月続いた恋愛の最後か
とっても辛くて悲しかった
彼の車が家の前のコンビニから出て行くのを見ていた
すぐには出てこなかった、彼も悲しんでくれてたのかな
そして車がコンビニからでていくのを見て余計に辛くなった
ああもう、彼はここに来ることはない
私も彼の家に行くことはない

一緒に見に行こうと言ってたワンピースも
来年公開されるキングダム3も
全部一緒に見たかったな
旅行だって行きたかったな
これからの思い出全部彼と一緒に作りたかったな

正直別れたばかりなので容易に彼のことを思い出してしまう
インスタの彼と行った美術館の投稿も、京都旅行もまだ消せずにいる
彼のインスタをみても私と行った場所の投稿も、私が撮った写真もなくなっていない
どっちがはやく消すかな、そんなことを考えてしまう私はとても弱い

よし、頑張って前向こう

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