新たなヒトとの出会いを通じ、ここで暮らす未来への道筋が見えてきた
糸島に移住してから約半年が経った。
noteの更新が疎かになっていたけれど、芸術の秋だからか、書きたい欲が沸々と湧き上がってきた今日この頃。
「糸島という土地に住まう」というステータスを得た私たち夫婦は、糸島をよく知りたいという思いと、自分たちの生活がより地に足が付いている感覚、つまりこの地のためにこの地で生活しているという感覚を持ちたく、色んなコミュニティに顔を出したり、知り合った人からのお誘いに積極的に足を運んだりと、活発に動いてきた。
そうした中で、糸島という土地の「ヒト」の面白さに触れ、そしてそのヒトらが作り出すコミュニティや風景が、地域の面白さになり、地域内外の人々を魅了しているのだと思うようになった。
人と会い、その人からまた新しい人と繋がり、線ができてきたこの数ヶ月。
7月くらいに、元々知り合いだった人で数年前に糸島に引っ越して来られた方から教えていただいた、とある集まりに興味本位で参加した。そしてそこで出会った女性の方に、とあるカフェで開催する「ランチ会」なるものに誘っていただき、夫婦で参加してきた。そこには15名弱の大人が集まっており、各々の仕事や趣味の話で盛り上がった。そこでは、畑をやってる人、音楽をやってる人など、自分たちの興味のある分野で活躍されてる方々との出会いがあり、またこれからの暮らしを楽しむための可能性、新たな道筋を見つけられた。
東京の暮らしと全く違う環境に、当初は新鮮さと心地よさを感じていたが、今ではもう慣れてきて、「これがふつう」になってきた。
通勤て通る田んぼ道。たわわに実った稲は刈り取られ、後に麦が植えられ、季節とともに風景も変わっていく。牛舎の横を通れば牛が見え、ヤギ牧場では持ってきた野菜の端くれを自由にあげれる。あぁ、平和だ。これらと対比する東京の風景は、文字にしなくとも伝わるだろう。もう東京での生活には戻れない。
こうして色々と動いているうちに、そしてこの環境に馴染んできた中で、糸島で暮らすことがステータスからアイデンティティに変わる日が自分たちにも訪れるのだろうなと感じられてきた。
人と繋がり、新しい世界を知り、自分のしたかったことに近づいていけてる気がしている。
今は単純に、今の生活を楽しめている。“将来のために”とか、“いつかは”とか、そんなのはない。いや、あるけど、純粋に今が楽しいし、未来はもっと楽しくなると思う。
糸島には面白い人がたくさんいるし、自分の好きなことができる、受け入れられる環境がある。自分の夢に向かってこれからも開拓していきたいし、ここでならまた新たな夢や目標も見つかりそうな気がしてやまない。
話が少し抽象的になってしまったけど、今日はこのへんで。