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2024/12/07 青春ジャック~止められるか、俺たちを 2~ 舞台挨拶レポ -桜坂劇場-

※『止められるか、俺たちを』のネタバレを含みます。

井浦さん:桜坂劇場は前回の止め俺 1 のとき以来で、こうやってまた映画を持って来られて嬉しいです。みなさんお元気でしたか!

支配人さん:コロナ前はほぼ毎年来てくださってたから、みなさん新さんにはすぐ会えるって勘違いしちゃってて。
井浦さん:すぐ会えます!週末の映画館に大体います。(いやいやいや……いや……?割と、合ってるな……🤔ってなっちゃった。会いに行けるアイドル井浦新)

最初の質問者の方が立とうとされたのを見て「大丈夫ですよ!座ってください。今日は僕も座るので」って言ったかと思うとひょいっと足を下ろして壇上の端にちょこんと座られて……!身長 180 越えなのにほんとちょこんって感じで妖精さんみたいでした。かっっわいくて喉から変な声が出そうで危なかった。井浦さんのインスタにお写真あがってたので見てください……ほんと……映画の妖精なので……
https://www.instagram.com/p/DDUXy8bThnR/?img_index=2&igsh=Zmxtd2FnbjZqbjRv

Q. 前回の止め俺 1 に続いて今回の 2 でも若松監督を演じられたが、すぐに役に戻れたか。
A. 若松監督は ARATA から井浦新に変わるタイミングで出会って、恩師のような人。そんな人を演じるなんて……って 1 のときは苦しみしかなかった。でも 2 のときはすごくリラックスして現場のことも見つつ、新しく入ってきた他の俳優さんたちとの会話も大事にしながら演れた。だから終わったらすぐ終わった!って感じで、役が抜けないとか引きずるとかはなかった。
ただ、1 のときは若松監督に会えた気がしてたのに、2 のときは、若松監督が井上監督のこと嫌いだからかもしれないですけど笑、全然会えなかったんですよね。でも、楽しいときには会えなくて、苦しいときには降りてきてくれるっていうのも若松監督らしいなって。
支配人:確認ですけど、井上監督のこと嫌いなのは若松監督?それとも新さん?笑
井浦さん:どっちもです!(えー!😂)いや嫌いじゃないですよ、嫌いじゃないけど、甘やかしちゃいけないなって。先輩なんですけどね。

・若松監督のことをほとんど知らなかったが、映画を通して若松監督のことを好きになった。
井浦さん:泣いちゃいそうです。止め俺 1 をつくろうってなったときはそんな言葉をもらえると思ってなかったのですごく嬉しい。
支配人は若松監督にも会ってるけどどんな人でしたか?
支配人:身長は新さんより 50 cm くらい低いですよね笑。
井浦さん:あ、そういう?笑 確かに見た目は全然似てない。
支配人:映画にもあったみたいに、その日何人お客さんが入ったかを毎日電話しなきゃいけなかった。
気に入らないことがあるとすごい怒鳴られるけど、普段は優しい。
井浦さん:若松監督は怖いイメージがあるけど、厳しいだけなんですよね。曲がったことをする、仕事を適当にやる、分かったふりをする人には怒ってた。分からないことを分からないって言える人のことはかわいがってた。
自分はだんだん怒られないようになっていったけど、怒られたいのに……って思ってた笑。最後の方は新くんって呼ばれるようになって、やばいなって笑。(監督は男性の俳優さんは基本呼び捨て、女優さんはさん付けだったそう。)
でも怒らないのには理由があって。連赤のとき監督は主演の俳優さんを絶対怒らなくて、なんでかっていうと主演が怒られてると他の俳優が不安になるから。それを聞いて、そういうふうに組ってつくっていくんだなって。あ、組ってそっちの組じゃないですよ!映画の方のね!ややこしいなもう💦

井浦さん:止め俺 1 と 2 では違う印象を持たれることが多い。1 はめぐみさんが死に向かっていくからどうしても重い部分があるけど、2 はハッピーな気持ちになれる。

Q. いろんな作品に出られていると思うが、難しい役をやるときに思い出す若松監督の言葉はあるか。
A. 僕の表現の骨組みは大体若松監督からいただいたものでできてる。
きつい現場があっても、あのときの若松監督の作品を乗り越えられたから今度もやれるだろうって思える。
若松監督からいただいた言葉はずっと自分の中に残ってて、でもそれをアップデートしなきゃないけないなとも思う。骨組みにしてしまえばずっとブレずにいられるので、新しい血肉としていろいろ取り入れていきたいと思う。(この辺の言い回しがすごく好きだったのにちゃんと覚えてなくて全然正確じゃないです😭ふわっと読み流してください……)
若松監督はこれからもずっと恩師であることは変わらないけど、それにとらわれない自由さも必要。

井浦さん:甲斐監督と若松監督は全然違うけど、作品に対する向き合い方や世の中を見つめる眼差しは通ずるところがある。
こんなお芝居できるのかなって思うような挑戦を俳優にさせてくれるところも似てる。
本番中は監督の考えを飛び越えて、表現という戦いを監督に挑むことができる。演っててそれがなんて幸せなんだろうって思う。

・井浦さんおすすめの若松監督作品
 『餌食』(でも DVD にはなっていなくて、映画館でしか観られないそうです……)


「よかったら写真撮ってください」って最後に旗を置いていってくださいました……!じっくり見てみたかったので嬉しい。
お口むんっ

函館は首元あったかスタイルで頭に雪積もらせてたのに沖縄来たら急に半袖で笑ってしまった。わんぱくでかわいい。

最後に旗ブォンってやってくれたの 𝑺𝑶 𝑪𝑼𝑻𝑬 でした……
ありがとうございます……



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