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法律の基礎の勉強

こんにちは!いしやきもちです。
4月から社会人になるので、今はまとまった時間があります。この機会に自分が大学で勉強した法学の基礎をおさらいしてみようと思い、本を2冊読んでいます。今回はそれらのご紹介です。

①『法学入門』(宍戸常寿 他、有斐閣)

文字が金色

 法学入門は大学に入ってすぐ勉強したので、もうだいぶ前のことになってしまい記憶が曖昧でした…。
 この書籍の編さん・執筆をされている東京大学の宍戸常寿先生(英語表記がGeorgeで、Jogiとかじゃないんだ…と思いました。ジョージ先生。)は、私のゼミの先生が「宍戸先生のご論考は理路整然としていてわかりやすいですよ」とおっしゃっていた先生です。宍戸先生の文章は読むだけでとても勉強になります。あと、私は東大生じゃないです。
 法学部出身の方じゃなくても読める感じの文章で、「法とは何か」という問い対するご論考や、様々な法律の基礎を一冊で勉強することができます。250ページくらいなので法学の教科書としては薄めです。あと、表紙がかっこいいです。
 とりあえず法律学に触れてみたい方におすすめです!

②『法を学ぶ人のための文章作法』(井田良 他、有斐閣)

いかにも法学の教科書っぽいデザイン

 大学1年生のころから早いうちに読もうと思ってたら、卒業してしまいました。これは、ぴえんですね…。
 法学の文章は独特なところがあって、「正確であること」「論理的であること」「法的に優れていること」が大切です。大学に入ったとき、司法試験に裁判官になれる成績で受かった先生(←すごい)がガイダンスで「文章としていくら優れていたとしても、内容が法的評価に値するものでなければ、高い点数がつくことはありえない」とおっしゃっていたのを覚えています。法学部って厳しい…(でも個人的には、やることをやってればOKなのでむしろ楽です)。
 法的文章というと一般的な文章と別物という風に思うかもしれませんが、信頼される文章を書きたいときに法学の文章ルールを生かして文章を書くことはとてもオススメです!法的文章は常に客観的評価に耐えうるように書かれるものだからです。
 これを読んでてちょっと「あれ、思ったより内容が難しめだな、、」と感じているところではありますが、わかるところだけでも読んでみる価値アリだと思います。

まとめ

今回は法学の基礎の勉強として、私が実際に読んでいる本を2冊紹介してみました!なにかのご参考になれば嬉しいです。(おわり。)

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