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#1 駐妻準備〜アジアに住むってどんな感じ?

旦那様に辞令が出て、
「○月頃から○○に赴任になったよ」
と伝えられたら、次のステップは

帯同?単身赴任?

を決めなくては行けないんです。自分も含めた色んな人の思いと状況と、細部まで気にしてたら決められない問題です。
えいやっと決めなくては…いけないんですが、そうはいってもシンガポールのような先進国ではないアジア圏に住む場合(ベトナム、マレーシア、ミャンマー、インドネシア、インドetc.)、やはり日常生活で妥協しなければいけないことが多々あります。
帯同したものの、精神面または身体面でどうしてもその国・都市と合わずに、早々に奥様(または母子)のみで本帰国となるケースもちらほら聞いたこともあります。

じゃあ

先進国ではないアジアに住むってどういう感じ?

となり、情報収集ですね。
インスタではキラキラした生活が見えてきます。
キラキラしていない部分としては、

  • 住居は造りが雑

  • 大体みんな時間にルーズ

  • 優しい(特に子供に!)

  • 何でもあり

  • 主張が大事

  • 衛生面に注意が必要

  • 家族の絆が強くなる

という感じでしょうか。(思いついたら今後書き足しますね)

住居は造りが雑
これはもう日本の家の素晴らしさが身に沁みます。隙間があるのは当たり前、扉の建て付けは悪い、虫がよく出るはスタンダードです。

大体みんな時間にルーズ
よくある話だと、
造りが雑な家は、よく修理が必要になります。その修理を依頼した場合、修理の人が約束の時間ぴったり(またはそれより前)に来ることは…ほぼないでしょう。何十分待っても来ないから、催促の連絡をしたら、何時間後とか明日になる、なんてこともあったりします。
ちなみに、修理の人が身軽に来て、修理箇所を確認した後に
「今日は代替部品がないから修理できない。また後でくるね」なんてことも。最初からある程度の装備で来てほしかった…なんて思うこともしばしば。
または、ものすっごく人手と時間をかけて修理するパターンもあります。何人来たの?何分かかるの?と色んな思いが出てきます。
時間通りに来てもらって、すんなり修理してもらえたら、それはとってもラッキーです!

優しい
たいてい子供にとーっても優しいです。
日本でよく耳にする子連れトラブルなんて存在しません。
子供たちがレストラン内を歩き回っていたら、スタッフの人に注意されるどころか、ニコニコ微笑んでくれたり、むしろ子供と一緒に遊んでくれたり。
泣いていたら、「どうしたのー?」と優しく声をかけてくれたり。
スーパーではカゴに入ってる商品を、子供がレジで1つ1つ出すのを、にーっこりしながら待っててくれたり。
子連れ天国です。お出かけで子供に注意することも減り、寛容な気持ちで過ごせます。

なんでもあり
日本のように、あらゆる方面に配慮して時間の猶予を持って全てが進むことはないです。
急なイレギュラーもトラブルもどんどん出てきます。
入居したばかりなのに、
息子夫婦に住まわせることにしたから退居してください
とか、
数時間後にこのお札は使えません
なんてことも過去にありました。あの時は大変デシタネ。

主張が大事
先ほどの「何でもあり」にも関連しますが、何かリクエストや疑問があれば、とりあえず主張することをお勧めします。
察してくれることはありません。考え方も違います。その国では外国人なので、自分の思いを伝えるしかありません。日本のように、少し言うだけでモンペやクレーマー扱いになることはないです。
そして、言ってみると融通してもらえることも多いです。フレキシブルなんですよね。

衛生面に注意が必要
日本のように水が綺麗ではないです。茶色の水が出てくることもあります。水道水は汚いと思って生活するしかありません。
空気も日本より汚染されていることが多々あります。空気清浄機を会社から借りるか、現地で買うか、対策を検討する必要があります。小さいお子さんですと、喘息っぽくなってしまう可能性もゼロではないです。
車載空気清浄機は現地では手に入りにくいので、日本から持ち込むことを強くオススメします。

家族の絆が強くなる
日本よりもずっと生活のしづらい場所での生活は家族の絆を強くしてくれるのも、また事実です。
家族単位で動くことも増えます。土日に夫婦揃って飲みましょう、家族同士で遊びましょう、なんてこともよくあります。
自分は「○○の妻」なんだと、意識させられる場面もあります。


個人的な駐妻生活の感想としては、

  • 良い経験だった、面白かった

  • 人として強くなった

  • やっぱり日本が好き

です。
この記事が、少しでもどなたかのお役に立てたら嬉しいです。ではまた。


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