Wo long 振り返り
Wo long 本編クリア 副戦場踏破なし時の感想です
○良かった点
①スタイリッシュな戦闘スタイル
Wo long では化勁(かけい)という相手の攻撃をジャスト回避する技を基本に戦闘する。
更に化勁により相手の気勢ゲージが溜まっていき最大まで溜めることで絶脈と言った大ダメージを与えられる。極論相手の攻撃を見極めて全て躱してさえ入れば全ての敵に勝利することも出来る。
戦闘システム自体はSEKIROと大部分が類似しているが、敵のテンポよい攻撃や化勁時のエフェクトが非常に気持ちよく、連続で化勁が成功しそのまま絶脈で倒しきる快感はこのゲームならではの要素だと思う。
② フィールド探索に明確な意味がある
Wo longでは基本的に1ボスに対して1ステージが存在するが、ボスまっしぐらに進むとかなりマップを省略して進むことが出来てしまう。しかしステージ内には軍旗、標旗と呼ばれる士気ランクを上げることができるポイントがあり、探索して旗を見つけ出すことでボスと対等のレベルで戦えるシステムになっている。
士気ランクが低いとボス戦でかなり苦戦を強いられるため、縛りプレイをしていない限り自然とマップ全体を探索することになり、寄り道に大きな意味がある点は自分的にはかなり評価したい。
寄り道の結果がアイテムのみだと、後半突っ走てしまう未来しか見えないからね。
③強化済みのアイテムを入手できる
このゲームで1番評価したいとまで思う要素がこれ。
ステージ内で拾った武器、防具がそのステージで十分使えるレベルまで既に強化されいるので、拾う▶︎カッコイイ、使える武技がついてる▶︎すぐ使う ができるのが非常に嬉しい。これのおかげでゲーム内の全ての武器種を扱えたし防具も色々試せた。武器強化素材のマラソンもせずに済んだ(マラソン嫌い😫)
④ステ振りが何度でも無償でできる
これも非常に嬉しい。フロムゲーと同じくWo longにも武器に特定のステータスによる補正がかかる仕様がある。なので、拾った武器でそのステージを攻略したい!という時に拠点にもどるだけで、その武器にあったステ振りが可能で自由度がかなり高い。
○気になった点
①レベリングがほぼ無意味
これは自分がプレイした体感の話なので絶対とは言いきれないが、レベル≪≪≪≪≪≪≪≪≪士気ランク である事は確か。敵との士気ランクの差が激しいと、自キャラのレベルや武器をどれだけ強化していてもかなり苦戦する事になる。
具体的には、士気ランク6で士気ランク20のボスに挑んだ時、ほとんどの攻撃でワンパンされた。
②ストーリーがまったく分からなかった
これは、自分が三国志ミリしらなのがかなりの原因にはなっているとは思うが、それにしても何故自分が1つの軍勢に協力し、最後には"お前しか頼れない"などと強い期待を抱かれるのか。他キャラ同士の絆や関係性はミリしらでも少し理解できたが、そこに入り込む自キャラが部外者すぎて違和感があった
○イマイチだった点
①敵キャラの使い回しが多すぎる
これは、Wo longを遊んだ人なら皆が感じた事だと思う。ザコ敵、強敵共に途中で何種類か増えるものの、最初のステージに出てきたものは最後のステージまでずーっと登場してきて、強敵(軍旗を守ってたりする敵)に関しては5種類程度しか居らず、新しいステージに来ても目新しさがほとんど無かった。
攻撃も特に変わらず、体力や火力だけが底上げされてるだけの面倒な存在になっていた。
②説明されていない要素が多い
Wo long には武器、防具の特殊効果の付け替え、副戦場など結構自由度が高い遊び方ができるのだが、その一切が説明されていない。メインストーリーを攻略するにあたって特に特殊効果の付け替えのような細かい事は必須要素ではなく、この機能をきちんと遊び切る人は少ないのではと感じた。副戦場もトロフィーには関係する要素だが、ストーリー攻略との関係性や利点が説明されない、更に量もそこそこあるため中々触る気にはなれなかった。