手形法ノート
昨日,令和3年度の予備試験の短答式試験が終わりましたが,予備論文の日程は7月10日・11日ですので,残すところあと2か月をきっております。
商法に関していえば,手形法分野については,めったに出ることがなく,試験対策で手を付けない人が多い分野があります。
過去の出題例でみると,以下のとおりです。
≫平成24年:手形振出しと利益相反,「債務者を害することを知りて」
≫平成28年:手形の偽造
※これらの解説については,「予備試験商法過去問思考プロセス講座」にて解説しております。
ということで,手形法は,平成28年に予備論文で出題されて以降,もうかれこれ4年間出題されておらず,そろそろ出題されてもおかしくありません(とはいえ,出題されるとしても手形法の中でもニッチなところは聴いてこないと思います)。
また,京大ロー入試ではいまだにしょっちゅう手形法が出題されています。
そんな受験生のために手形法のノートを公開しようと思うのですが,こちらは私が学部3年の頃に期末試験対策のために作成したものであり,その後手を加えておりません(し,今の私もちゃんと目を通してません)ので,内容の正確性等を担保することはできません。それでも,少しでも受験生の役に立てれば幸いです。
なお,学部の手形法の授業は,早川先生(みんな使っているイエローの手形・小切手法の本を書いている先生)が担当で,期末試験の点数は91点でしたので,むちゃくちゃ間違えているということもあまりないと勝手に思っています。
それでは,下からダウンロードしてご利用ください。