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【002】君は劇団山脈を知っているか【あの】

 こんにちは。餅果実文社運営のあのです。毎週月曜更新と言ったしょっぱなから遅れて申し訳ありません……(たさかさんに対する謝罪)。

 (餅果実文社に関しては前回の記事をお読みください)


 私は#SU創作という、自由形式の創作企画の主催でもあるのですが、創作活動全般が好きです。自分で何かを作ったり表現したり、他の人のそういったものを見ることも大好きです。

 創作というと絵や小説、作曲などが思いつくかなと思いますが、演劇もまたそういった活動の一つではないでしょうか(強引な導入)。


 (余談ですが、『ダブル』という天才役者とその友人の、二人の役者を描いた漫画がとても良かったので、機会があれば是非読んでみてください)


 突然ですが、あなたは「劇団山脈」をご存知ですか。

 某大学の演劇サークルで、山脈と書いて「やまなみ」と読むのですが、今年たさかさんに連れられて20生の公演を見てから、どハマりしてしまいました。

 今回はそんな劇団山脈の魅力を、僭越ながら語らせていただきたいと思います。


1. 演技力が高い
 まず、何よりもこれです。
 本当に同じ大学生? 役者が本業でなく?? これだけクオリティの高い劇を作り上げかつ毎日授業に出て課題をやっているんですか??? と問い詰めたくなるほど完成度が高く、役者さん一人一人の演技力が高いです。

 これは演劇だけでなく、なんにでも当てはまると思うのですが、技量のある方々の舞台は内容に集中できます。声が小さくてセリフが聞き取れない、といった悪目立ちがないということもありますし、重みのあるシナリオを観客に伝え、かつ感情移入させ心を揺さぶるということもあります。後者は特に前回の公演『フランダースの負け犬』で実感しました。ガチ泣きしちゃったよ……。


2. キャストとの距離
 これは第一に、客席と舞台の距離が近いということです。
 山脈のスタジオだと、舞台から一番後ろの席まで3メートルくらい……? 正確な数字は分かりませんが、とにかく近いです。自分が役者だったら、こんなに近くの客を前にしたら、上がって芝居どころではありません。

 この距離で観ると、登場人物の感情がより伝わってきます。あと最前列に座っていたとき、アドリブで声を掛けられたときはマジでビビりました。嬉しさと緊張で一気にブワーッと体温が上がったのを覚えてます。おいしかったです。本当にありがとうございました。

 さらに、公演後はキャストの方々がお見送りをしてくださるのです。これもメチャメチャ嬉しいんですけど、あまりに距離が近すぎてまともに顔が見られず、私はキョドり散らかしながら帰ってます。心の中で「最高でした!!!!!」と叫んでいます……テレパシーで伝われ……。


 以上、私の言語化能力と語彙力では語りきれませんが、私の感じる山脈の魅力を語らせていただきました。まだ2回しか観てないのにこのハマりようです。恐ろしいですね。

 そんな劇団山脈の夏公演が、今日から今週末まで上演されます。ご興味のある方は是非、足を運んでみてください!
(※ステマではありません。単なる布教です)

 山脈は春公演、夏公演……とシーズンごとに上演するらしいのですが、この間隔も丁度良いなと個人的に思います。毎月あの舞台を浴びてたら贅沢すぎて身が持ちませんからね。

 と言ってて気づいたのですが、私は今週2回観劇する予定なんですけど、死んでしまわないでしょうか?

 ともかく、今回の公演もとても楽しみにしています。


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