地域にフレームを置く
地域にフレームを置く🪟。
きのうトークイベントで「人生に、野遊びを」を提案するアウトドアブランド、スノーピークの方が「地域にフレームを置く」という表現をされていました。
たとえば地元にとっては何もないと思える自然に調和するテントやチェアがあるだけで、見上げた星空の素晴らしさに気付く。
チェアがフレームの役目を果たす、ということのようです。
先日、豊後大野の川で体験したテントサウナがそうでした。川に飛び込むきっかけを作ることで、せせらぎや山の緑にめちゃ敏感になるんですよね。
ゴルフ大会ではコース沿いにタープやテントを張るだけで、リッチな感覚に浸ることができます。
こういうあるものに没入できる、感性を研ぎ澄ませることができる、または見方が変わるようなフレームを地域に置くことがいま求められているんじゃないかなと思いました。これがデザインなんじゃないかと。
で、フレームはモノだけではなく、新しい見かた、角度の違う見かたを提案してくれる人材も含まれると思います。
地域と人をつなぎ、フレームがたくさんできるネットワーキングの会社になる。その下でラジオとテレビも、WEBメディアもある。ローカル局に求められていることなんじゃないかと思ってます。
写真は、サウナのまち宣言をし、サウナから見た自然というフレームによるまちづくりを発明した大分県豊後大野市に置かれた電話ボックス。
これもビデオ会議ボックスというフレームに生まれ変わるかも笑。
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