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大豆田とわこと三人の元夫#7

初めてちゃんとかごめちゃんに触れてくれたこの回。#6では少しあっさりだし急だな・・と思ってたけど、きっと、人の死ってこんな風に突然やってくる。現実はドラマみたいに伏線もない。時間が止まって一緒に悲しいんでくれるわけではない。ただ受け入れて生きていくしかないのだ。

人が亡くなること。あまりに突然なことで、ふと「これって現実なんだっけ?」と思うことがある。これから先、どんなに嫌でも経験しなきゃいけないことでもある。生きている限り、誰にでも必ず終わりは来るから。

思えば私は自分が幸せなとき、喜んでいいのだろうかと思うことがある。罪悪感とはまた違う、何がそうさせているのか自分でもわからなかった。

ただ、自分の友達や家族や好きな俳優さんのことを考えて、絶対に忘れないように生きていこうとは思っていた。やり残したことがあるまま亡くなってしまった人がいるんだと。きっとそういうのを引きずって考えてしまっていたのだ。

そんな時、オダギリジョーのこのセリフが深く刺さった。

「人間にはやり残したことなんてないと思います。(中略)過去とか現在とか未来とかって勝手に誰かが決めたことだと思うんです。時間はただ過ぎてゆくものじゃなくて別のところにあるもの。人間は現在だけを生きているんじゃない。その時その時を懸命に生きている。それは過ぎ去ってしまったものなんかじゃなくて。だからあなたが笑っている彼女を見たことがあるなら彼女は今も笑ってるし。5歳のあなたと5歳の彼女は今も手を繋いでいて。今からだっていつだって気持ちを伝えることができる。人生って小説や映画じゃないもん。幸せな結末も悲しい結末もやり残したこともない。あるのはその人がどういう人だったかってだけです。だから人生には2つルールがある。亡くなった人を不幸だと思ってはならない。生きてる人は幸せを目指さなければならない。人は時々寂しくなるけど人生を楽しめる。楽しんでいいに決まってる。」

気付いたら泣いてた。死というものに対して、初めて納得のいく答えを得られたような気がした。このタイミングでこのドラマを観れてよかった。ありがとうございます、、という気持ち。

このドラマと、コントが始まるが今期は特にすき。ここがすき、あそこがすき、って一概に言えないあたり、我ながらめちゃくちゃハマってしまってるんだな〜💡


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