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26日目 Joliet→Chicago

《End of the Mother Road》

おはようございます。寒すぎました。
今日のボトルは半分氷でした。及第点です。

Jolietの中心地。けっこう大きな街です。
でもここ最近大きい街が増えてきたので、目が肥えてきました。これが荒野にあったら間違いなく一泊します。

ベーコンチーズバーガー小さすぎる

45km地点。Berwynという町にて。空腹に耐えきれず少し食べてしまいました。
あとこのまえ修復したパニアバッグが完全に崩壊したので、ジュース飲みながらここでオペです。この際ケチってる場合じゃないので、ゴリラテープ5mくらい使って、あと縫いました。
ここで裁縫した日本人は史上初だと思います。

ここからルート66は最終区間、あと16kmです。
遠くにうっすら摩天楼が見えてきました。

大都会の入り口にて。もうすぐです。

到着の直前で、Portillo'sという名物ホットドッグ屋に入りました。いつものホットドッグ2.5本分の値段ですが、具沢山でした。店内もアメリカンで楽しい。

続いてユニオンステーション。このまえ乗ったアムトラックの終着地。
あのまま乗っておけばここまで連れてってくれたのに、わざわざ降りて7日かけて人力で走るって、よう考えたら頭おかしいです(何を今さら)。

シカゴ到着!
そしてルート66はここで終了となります。別に寄り道もして外れたし、一部電車も使ってますが、それでもLAからここに自転車で来られたのは誇らしいです。
ちなみにサンタモニカほどは盛り上がっていませんでした。というか観光客ゼロです。なんか寂しい。

街並みが映えすぎてシャッターが止まりません。実はこの旅で5本の指に入るくらい、この街を楽しみにしていました。

本日の宿はドミトリーへ。
ちょっとだけ贅沢に4人部屋にしときました。
着いた瞬間にスマホ充電したかったんですが、同居人の喋りすぎるじいちゃんDavidと20分くらいお喋りしたので、時間が怪しくなってきました。

まず向かったのは、近くの自転車屋さん。このまえ諦めたタイヤ交換をお願いしました。
主人はぶっきらぼうな感じでしたが、このまえ苦戦したタイヤ交換をものの3分くらいでやってのけました。やっぱりプロはすごいです。
しかも新品のチューブにも交換して、わずか22ドルでした。最高ですご主人。

生まれ変わったタイヤはシュワルベのマラソン。これでパンクが激減すると信じています。

ローカルスーパー「トレーダージョーズ」で買い物。アメリカのスーパーでここがいちばん好きです。つい買いすぎました。
ここは州ごとにデザインの違うトートバッグがあって、しかもわずか1ドル。お土産で買ってくるよう指令を受けているので、しっかり買いました。

夕食はシカゴピザ。いちばんベーシックな14.89ドルのにしました。
メニュー真ん中のINGREDIENTSの所で、同じ値段でどれだけ頼めるんって聞いたら、"as you like"とのこと。なので6種類くらい頼んだら、しっかり料金が上がって、コーラと合わせて33ドルしました。ピザとコーラで5000円です。なんでやねん。

ただ味はとても美味しかったです。手ではなくて、ナイフとフォークで食べます。重厚でしっかりしていて、お腹いっぱいになりました。

食後にホテル近くで少し夜景観賞。どこを切り取っても映えすぎます。

ホテルに帰ると、同居人にまさかの日本人学生がいました。短期留学でシカゴに来ているらしいです。
すぐにビールを買いに行ってパーティです。こんなに日本語を話したのはいつぶりでしょう。コミュニケーションって楽しいです。

アメリカに来て初めて、深夜0時をまたぎました。シカゴにはこの旅初の連泊をします。思う存分楽しんで、円安のことは頭の片隅にチョロっと置いて、贅沢してやります。


26日目 Joliet→Chicago
走行距離:70.2km

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