医師事務作業補助者の職場:病院について
私たち医師事務作業補助者の勤務先の病院は、
・クリニック
・総合病院や医療センター(民間病院) (市立、県立病院) (企業立病院)
・大学病院や研究センター
で需要があります。
それぞれの特徴について私の経験と偏見から書きます。
~クリニック~
私が一番最初に医師事務作業補助者になったのはクリニックでした。
クリニックでの医師事務作業補助者はあまりいないようですが、私が働いていたところは医師が5名の少し規模の大きなクリニックでしたので、医師事務作業補助者の需要がありました。
クリニックは個人経営ですので今時クチコミやネット情報にも敏感でした。
医師が電子カルテに夢中になることなく、患者さんの目を見て話して、また、皮膚科・形成外科のクリニックでしたので、患部をしっかり見ること。それを叶えるために医師事務作業補助者がカルテ代行入力をしていました。
スタッフが少人数だし、お局さんがいたりして、固定観念があったり、改善案件に気づけていなかったりすることがあります。ゆっくりまったり、少人数でもやってけるって方はいいかもしれません。
~総合病院・医療センター(企業立病院、市立病院)~
私は企業立病院、市立病院で働きました。
市立病院や県立病院は公務員になりますので、規律などが公務員に準じます。仕事を公務と呼びます。
企業立病院は会社員となり、大もとの会社の企業理念や規律に準じ、本社が作成している会社員としての研修があったりします。企業立病院を作る病院は大企業なので、残業にもうるさく、ほとんど残業はないです。
市立や企業立はしっかり体制が整っており働きやすいと考え、私は選びました。経営も病院が主体ではないから、気持ちに余裕があり、みんなが忙しくなりすぎない印象です。
~総合病院・医療センター(民間病院、大学病院)~
次からは私の偏見ですが…(私は働いたことはないので)
民間病院は、規律や規約がゆるく、体制がいい加減になっていることがあるイメージです。
残業が多く、土日祝も診療を行っているところもあります。やることに線引きがないからいろいろやらされている印象です。忙しいからか、みんながイライラ。
これは以前民間病院で働いていたスタッフから聞いた話で、一概には言えませんし、きちんとした体制をとっている病院も多いと思いますが。
実際私も休職中に応募しようと思い電話したところ…
私「医師事務作業補助者に応募しようと考えているのですが…」
病院「医師事務作業補助者?子供います?残業できます?」
と勢いよく聞かれてびっくりして応募辞めました…。
大学病院も私は働いたことがないのでわかりませんが、聞いた話だと総合病院と大きく仕事内容はかわらないようです。しかし行っていることが高度なので、更なる知識や経験があると活躍できるのではと思います。
あとこれはどの職種や職場でも言えますが、
古い施設だと、アナログなやり方が根強く残っていたり、お局さんがいたり、設備面でも古く汚い。
新しい施設だと、新しいことを導入したり、施設が新しく綺麗なのでモチベーションもあがりますよね。
私は3つの病院で仕事をしましたが、自分のライフワークバランスに合った職場を選ぶことが、仕事を頑張る上で大切なことだと思っています。
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