リスナー遍歴

こんにちは!もちーずです。ボカロリスナーをしているそこら辺にいるオタクです。
いつもはいきなり本題に入り、乱雑にきったねえ文章を改行も適当に書き散らして晒しているのですが、真面目なnoteを書くための練習、むしろ本番その1noteを書くべく、こんな感じで挨拶してます。ちゃお!
今回は"ボカロ"リスナーとしてではなく音楽を聞くリスナーとしてこれまでを振り返る目的でnoteを書きます。備忘録だから読まなくていいよ(読むならはじめに。と終わりに。を読むと大体理解できます。)

⚠この先言及するボカロPやアーティストはすべて敬称略です。

はじめに。かんたんに趣味趣向紹介

2014年時期不明(1-5月)からボカロを聞き始め、今年のどこかでボカロを知って10年になるみたいです。
最近は専らボカロ曲を聴き漁っているのですが、この10年の中で年にして3年、日付換算で2年ほどボカロから距離を取っていた時期もありました。その丸2年間で音楽の好みが固まり、そして(少しだけ)社交性がついたのでその該当期間のボカロシーンがわからないことに悔しさを覚えつつも、とても感謝しています。
好きな音楽ジャンルはロック、おしゃれなやつ(なんと表現すれば伝わるのかわかりません)、夜っぽいやつ(夜の街を練り歩きたくなるような)らしいです。らしいと言うと好みわかってないんじゃないか、前述の好みが固まったってなんなんだ!と言われそうですが、私自身音楽知識がまっったくなく、自信がないからです。また、離れていた時期に好んで聞いていたジャンル、合成音声界隈に戻ってきたときに手元に残っていた曲の雰囲気、本格的にボカロリスナーになったときに好きになった曲を並べたときにロック、おしゃれなやつ、夜っぽいやつが沢山あったのでここら辺を好きと形容しています。
好きなPは、

です。この中で全曲周回した方はまだ1人しかおらず、自信もないです。
そして、合成音声使用楽曲のAT1選は「モザイクロール/DECO*27 feat.GUMI」です。Reloadedではなく、2010年投稿のモザイクロールです。ここにはデカい(当社比)感情が存在しています。そのデカい感情を表現したいのですが、その前に書いておきたいことが数多あり、このnoteもその1つになります。
非合成音声使用楽曲のAT1選は「晴れるまで/aoiro」です。こちらの楽曲、知っている人殆どいないと思います。こちらの楽曲にもデカい感情があります。デカい感情がない曲を1選にするな委員会。


音楽リスナー0(Ⅰ)期【なんもわからん期】

-2014年。リスナー期に換算しようと書き出しましたが、リスナーではないなって0に変えました。テレビから流れてくる曲、ラジオ(父の車やお店)で流れてくる曲、叔母の車で流れる曲が私の音楽の全てでした。年齢バレるかな。覚えているのは「嵐」「AKB48」「EXILE」「きゃりーぱみゅぱみゅ」「絢香」です。

音楽リスナーⅡ期(ボカロリスナーⅠ期)【ボカロ無限吸収期】


2014-2018年。この4年間は更に二分化できます。漏らさず書きます。
ⅰ 2014-2016年 であい
2014年時期不明「人柱アリス」を友人に薦められて初めてVOCALOIDを聞きました。友達も私も当時はR-15以下のえっちなシーンで興奮するかわいい子だったので、手書き自己解釈MVの3番目アリスミクの背中と首下胸上を見るべく、YouTubeの再生スピードを調整しまくって何度も何度も凝視しました。他にもR-15以下えちえち好きガキエピソードはありますが脱線するので端折ります。
それから、学校内で趣味が似通っている、グループ内でボカロ小説が流行っていました。貸し借りが許容されている空間だったので、私も貸してもらって何冊か読みました。年末年始、年度の切り替わりに差し掛かっていた記憶があるので、2016年は大体後述する「2016-2018年」に含まれます。
今覚えているものは「千本桜」「ドッペル押し問答」です。

ⅱ 2016-2018年 スポンジ並の吸収
この期間、趣味が似通っている子たちに積極的にボカロ曲のおすすめを聞き、教えてもらったものは全部聞きました。教えてもらった中で特筆するべきは「いーあるふぁんくらぶ」、「Blessing」、「オレンジ」、鏡音三大悲劇などです。
また、自分で曲を漁り始めました。漁ると表現しましたが、漁ってません。YouTubeで「ボカロ おすすめ」だとか「初音ミク 有名曲」だとか。
とにかく知見を広げよう、広げようとおすすめを聞いて、YouTubeで聞き、おすすめされた曲の視聴が終わると今度は検索からひたすら曲を聞いていました。
印象に残っているのは「繰り返し一粒」「39みゅーじっく!」「細菌汚染」です。「繰り返し一粒」は、おすすめをたくさん聞いていた友人に初めて布教した曲、「39みゅーじっく!」は初めて○日前投稿の状態で聞いた本当の意味での新曲漁り(今考えるとマジミラもみきとPも知らない状態でよく見つけられたなという)、「細菌汚染」は思春期特有の悩みや軋轢に寄り添ってくれた曲代表です。(あの頃は本当に毎日死にたくて仕方がなくて自暴自棄でどうしようもないカスでした)
おかげでボカロリスナーなら知らない人はいない!ボカロ聞くならここ抑えておくべき!みたいな曲をこの時期に節操なく聞き散らかしました。ただし、おすすめとメドレーをもとに吸収したのでおすすめを聞いた人たちの趣味が反映されていたり、メドレー類も動画を最後まで視聴する、メドレーから曲を聞きに行く、ということは多くなかったことから、漏れや偏りが生じました。この偏りは今に引きずるちょっとした問題で同じジャンル、同じPの曲、同じ知名度の曲でも知らない曲と知ってる曲の差がかなりあります。
また、前期で触れたボカロ小説に魅了され、自分で買って読むようになりました。読んだ小説関連で友人が増え、また知識が増えました。読んでいた小説は「カゲロウデイズ」「脳漿炸裂ガール」をメインに、kemu曲の小説を何冊か、小説での交友をきっかけに「脱法ロック」「独りんぼエンヴィー」などの曲を知りました。
そして、次の期「音楽リスナーⅡ期」の副題でもわかるように、この期間でボカロから一旦離れました。離れた理由と離れたあとのことは次で書きます。

音楽リスナーⅢ期(ボカロリスナーⅡ期)【J-POPしか勝たん期】

きっかけ①
2017年7月、"それ"は起きました。orionとピースサインの間くらいに米津玄師を知り、ハマりかけていた7月。ハチと米津玄師が同一人物であることを知ったと同時に、「砂の惑星」にのめり込みました。のめり込み具合を端的に表現すると、当時ボカロを好きと言っていてボカロ曲のおすすめをたくさん教えてくれた友人2人をドン引かせて、砂の惑星関連の話禁止令が出されたくらいです。毎日欠かさず砂の惑星を聞き、コメント欄の考察に目を通し、スクショしてLINEを送る、Googleで考察を検索し、スクショしてLINEを送る、とにかく聞けと布教し続ける。はっきり言って宗教入信者です。砂の惑星がない生活を思い出せなくなるほどのめり込んでいたので友人からの禁止令が出たときは絶望しましたし、しばらくボカロの話をすることが減りました。なぜ1選じゃないのか、今後書く予定のある1選noteをば…。
「音楽リスナーⅡ期」を見れば分かる通り、それでも2018年まで一応ボカロを聞いていました。ただし、2017年までの遺産をもとにおすすめに流れてきた中で興味があるものだけを聞いていたかたちだったのでボカロリスナー引退も同然の状況でした。2017年~2020年で記憶に残っているのは投稿から数日後におすすめに流れてきた「幾望の月」とその流れで興味を持って聞いた「チュルリラ・チュルリラ・ダッダッダ!」、流行ってた「シャルル」です。他にもあります。

きっかけ②
2019年5月、「aoiro」というボーカルグループにハマりました。そのグループと、2017年から好きになった米津玄師を軸にJ-POPの沼に住み着くようになりました。aoiroのファンになって、たくさんの初めてをこの時期に経験しました。例えば、路上ライブに目的を持って参加、グッズ購入、CD購入、推しからのリプ返、同じものが好きなネットユーザーと絡む、ファンメイド企画に参加などなど。他にもメンバーと4人で写真を撮らせてもらったり、偶然電車内で遭遇したり…と自慢したいことも多くあります。
-2014年に聞いていた曲、アーティストやaoiroによるカバー、aoiroのメンバーだった松浦航大のものまね、米津玄師の交友関係への興味から一端の邦楽好きへと変貌しました。
そして、時を同じく2019年、ラジオにもハマりました。そのラジオから流れてくる流行曲もこの頃の私を形成する1つでした。邦楽はもちろん、洋楽も沢山聞いていました。
ラジオにハマった理由は好きになった芸能人がパーソナリティーをしていたからです。何をきっかけに好きになったのか全く覚えていないのですが、とにかく好き!好き!状態でした。(大幅に逸れるので省略)
そのラジオは平日週4日、朝9時から4時間放送されているもので、リアルタイムで聞くことは叶いませんでしたが、アプリの後追い機能を使ってイヤホンで聞きながら自転車を漕いでいました。(イヤホンしながら運転絶対ダメ!)消化しきれなかった部分については睡眠時間や勉強時間を削って聞いていました。

今も好きかは一旦おいておいて、当時好きと公言していたアーティストで覚えている方を列挙すると、aiko、aoiro、絢香、(宇多田ヒカル)、大原櫻子、KingGnu、(椎名林檎)、ジェニーハイ、東京事変、tricot、ぼくのりりっくのぼうよみ(たなか)、米津玄師辺りです。

音楽リスナーⅣ期(ボカロリスナーⅢ期)【ボカロ好き〜期】

2020-現在。ボカロ好き〜期と謳っていますが、前期のJ-POP沼の前期と違い、J-POPを捨てたわけではありません。2023年9月にジェニーハイのライブ行ったし、2024年2月にはツユのライブ行ったし。

この4年間も二分化されます。
ⅰ 2020-2022年 プロセカの登場
そう、プロセカのリリースです。この頃には本当にボカロから離れてじぇぽ沼をちゃぷちゃぷ泳いでいたので、プロセカを知ったのはリリースギリギリでした。たまたまおすすめに出現した「セカイ」のサムネのミクのグラフィックの綺麗さ、タイトルに記載されている「DECO*27×堀江晶太(kemu)」の衝撃でタップしたことをよく覚えています。何回も何回も再生しました。急いで情報収集をし、アプリをインストールしました。収録曲を見ると…まっったくわからん!!何だこの曲たちは?!??それもその筈、主体的にボカロ曲を吸収していたのは3年前(2017/7)まで、あとはおすすめで興味を持った曲や界隈の外まで流行ったとわかる曲を聞くのみ。わかるわけがありません。吸収の日々が再開しました。吸収する日々の中で、好きだったあの曲の作者が他の好きだった曲の作者でもあったことを知ったこともありました。(例∶DECO*27、Gigaなど)
マジカルミライも、プロセカに収録されていた曲たちのフルを聞きに行って知り、全曲周回しました。それと同時に「39みゅーじっく!」「砂の惑星」がテーマソングだとここでようやく知りました。
プロセカに関して、古のボカロ好きからして気に食わない優遇不遇問題もありましたし、今もちょこっと思うところはありますが、戻って来るきっかけはプロセカなのでそこには大きい感謝があります。
プロセカをプレイしていて新曲と公募曲以外で好きすぎた未知曲群から特にドハマリした5曲紹介しておこうと思います(50音順)。今思い出すと卒倒します。

「悪魔の踊り方」「Gimme×Gimme」「テオ」「drop pop candy」「メルティランドナイトメア」

………。有名すぎではありませんか?作者の方々に対する当時の認知度も添えておこうと思います。

キタニタツヤ(こんにちは谷田さん)→知らなかった
八王子P→気まぐれメルシィの人か!
Giga(Gimme×Gimme時)→Ready Steadyとワーワーワールドも好こ好この好こ!え?あの曲もこの曲もGigaが作ってたの???えっ?
Omoi→知らなかった
はるまきごはん→知らなかった

ⅱ 2022- 深く漁ることの楽しさを知る
2022/3/18、このボカロ熱をどうにかするべく、共有したく、理解のある友人(歌い手オタク)にお願いし、週1でボカロ曲を5-6曲投げさせてもらえるようになりました。翌日から毎週投げ始めました。

それと同時に、紹介するなら友人が知らない曲を共有したい!漁りたい!とずっと入れ渋っていたニコニコ動画を遂にインストールしました。人様に紹介するんだから、と合成音声くんちゃんの誕生日曲は全曲は難しかったのですが、数曲チェックしていましたし、ランキングに上がっていた曲も興味があるサムネ、歌唱キャラクターのものは積極的に再生していました。これまでの遅れを取り戻すように曲を再生しました。ニコニコ動画を入れていなかったことを後悔しました。
前年(2021年)に存在を知ったマジカルミライ(10th)に初参加もしました。すごかった。
そして、椎乃味醂主催のボカコレ2023春お疲れさまスペースの宣伝にてkiiteの存在を知りました。
メドレーの気になり曲をフルで聞かなかったり、ニコニコ動画の存在を知りながらも放置していたりというエピソードを読んできたもの好きの方ならわかると思いますが、3/21のお疲れ様スペースで知ったのに対して、実際に登録したのは5/14でした。
登録してからというもの、のめり込みました。本note最初のかんたんに趣味趣向紹介で書いたもののほぼすべてがkiite cafeを利用していく中で認識したものです。そして、6月には○選という文化を知り、現在進行形でcafeやworldに入り浸りながらAT100選作成に試みています(2024/5/27現在)。
有志の方の自己紹介カードとタグで同じくkiiteを利用しているユーザーの方々と繋がって他の方のなうぷれから未知曲を知ることも増えました。
7月にはボカクラなるものを知り、8月にはタイミングよく「初めて」をコンセプトの「ハロボカ」のvol1に参加をしました。その後も9月にマジカルミライ2023参加、1月にWorld初利用と毎月ツアー開催継続(1月‐)、2月に「ボカタマ」弾丸参加、3月にミクフェス参加等々、現在も細々とリスナー活動をしています。

終わりに。

いつか書きたかった自分の音楽遍歴が書けて満足です。VOCALOIDとJ-POP(非VOCALOID)を対立して書いてしまったのですが、もちろん自分の中で優劣はありません。音楽リスナーⅢ期で書いて以降J-POPについて触れなかったのは、全編を通してあくまでも自分がホームにしている音楽環境の紹介をしたかったからであって蔑ろにしているわけではありません。
じぇぽ沼に浸かっていたときの音(ロック、バンドサウンド)は好きなボカロ曲を漁る指標になっていますし、話の流れ上割愛しましたが、現在の複数人歌唱スキスキ!という状態もJ-POPが源流にいます。ボカコレ2024冬投稿の「ピリオド」も、ぼくのりりっくのぼうよみを好きになって、たなかを追いかけるという経験がなければ下手すれば存在すら知らなかった可能性もあります。私の音楽はすべて繫がっていて、どれ1つとして欠けたら私の「好き」は全く違うものになっているかもしれません。締まりませんが、備忘録としてこのnoteが機能すればいいな~と思っています。

おわり。

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