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【選択的夫婦別姓】 利権が生まれる時
多くの人には関係しない選択肢夫婦別姓が、ニュースで封じられたりSNSで論じられていたりするのには違和感があるが、選択的夫婦別姓を認める法案が通ると、期してか、期せずしてか、利権に繋がるのかもしれないと思っている。
もし自分の夫や妻が、自分とは違う性を選択した場合にどう感じるだろうか?心理的な距離感の問題なのかもしれないが、同じ性を名乗るよりは少し距離感を感じるとおもう。
夫や妻とは呼ばずに、「パートナー」と呼ぶかもしれない。
生計に必要なお金や、将来の貯蓄は互いにシェアして、余分は各々で自由に使う。マイホームを持つことはないだろう。
子どもはどうする?
女性は結婚すると子どもはほしくなるみたいだが、自分と違う性を選択してもいいのだろうか?
男性はどうだろうか?
子どもが自分と違う性を選択する場合は、何となく抵抗感を感じる気がする。
自分の子どもではないような感覚を感じてしまうかもしれない。
子どもの性をめぐり、裁判になるケースは出てくるだろう。
家族の繋がりは緩くなり、何かあれば婚姻解消できるように準備しておく。そうすると「結婚とは?」という問いに着く。
姦通罪はとうの昔になくなり、不倫のような不貞行為は許容されるようになり、フリーセックスが推奨され、夫婦別姓が認められる社会において、結婚の意味を見出せなくなるかもしれない。
最近は、入籍はするけど結婚式はしなかったり、かなりの月日が経ってから結婚式を催すカップルもいる。若い人たちの結婚観は、昔とはかなり違ってきているようだ。
時代の変化と共に新しい価値観は生まれるが、価値観は多様化してきており、人それぞれで違っているので、幸せになれるのかも人それぞれになる。
選択的夫婦別姓は、今までマイノリティだった人たちの価値観をマジョリティに押し付けてくるような感覚を覚える。これは、夫婦別姓以外にもマイノリティであることを最大限に利用して、権利を獲得していっているのと同じ方法と言ってよいかもしれない。
日本語は曖昧な言語で、この曖昧さは政治的にいつも利用されている。
「選択的」夫婦別姓とは、一見すると、夫婦別姓を選択したい人たちだけに関係するように受け取れるが、曖昧な表現を利用して突破口を作るのは、政治の常套手段となっている。
選択的夫婦別姓は、これからの結婚観に少なからず影響を与えてくるに違いないし、いずれは社会全体や文化、伝統にも影響を与えてくるだろう。
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