ゲルテナ展に行ってきた。
美術館、いいですよね。
絵画や彫刻など、様々な芸術品を取り扱い展示を行う美術館という存在。
いいですよね。
そんな美術館を題材にし、一世を風靡したフリーホラーゲームがあります。
それがこの『Ib』。kouri氏によって2012年に公開されたフリーゲームで、あまりの人気に2022年に10周年を迎えた記念としてリメイクされ、PCだけでなく任天堂のSwitchでも遊べるビッグタイトル。
Ibの魅力の1つとして、舞台となった美術館の雰囲気を司る様々な芸術品が挙げられます。美術館では、『ゲルテナ』という芸術家の展覧会が行われており、ゲルテナの作った様々な作品を目にすることになるのですが、それらの作品がフリーゲームの範疇にとどまらないほど魅力的。
そんなゲルテナの作品を、実際に見ることができるイベントに先日行ってきました。
池袋PARCOで行われた、IbのSwitch版発売を記念したイベント『凱旋・ゲルテナ展』。
7月14日から8月7日にかけて開催され、チケットは抽選販売。同様のイベントを過去に渋谷や名古屋、心斎橋、静岡でも行っており、多くの動員を記録したそう。
正直行けるとは思ってませんでした。倍率高そうだったし。
彼女と2人で行くことにしていたので、確率が上がるように2人で別日を2枚ずつ応募したら、7/16と7/22、どちらも19:30のチケットを獲得できました。
びっくり。まさか2つとも当たるとは。
どうやら遅い時間は競争率が低かったようで、Twitterを見てみると遅い時間で取れてる人が多かったです。
ということで、2回においてゲルテナ展を回った男のレポートです。
館内
受付を終え、入場特典(右2つのアクリルスタンド)とグッズ購入の際にも必要になるチケットを貰いました。入場特典、右のアクスタは、作中のゲルテナ展のポスターを模したもの。これまで渋谷他で行われたゲルテナ展でも貰うことができましたが、今回は凱旋・ゲルテナ展限定としてバラのアクスタも貰うことができました。(チケット1枚につき1つ)
受付のすぐ横にはゲルテナ展のポスターが。
Ibにおいて印象に残る、『深海の世』が目を引きます。
展示場内では作中の美術館で流れていたbgmが流れており、雰囲気をより感じました。
その後ろには、Ibを象徴する赤いバラと、ゲルテナ展の概要。
このバラ、16日に行ったときは少しくたびれていたんですが、22日に行ったときは写真の通り背筋ピーンでした。
進む先々で様々な作品を見ることができる。
作中で特徴的な作品は、プロジェクターで投影されておりたま~に動いていた。
進行する上で重要なアリさんもいる。
『赤色の目』の展示。わざわざ別の部屋を設けられ、ARを用いて表現されていた
様々な作品を見ることができたが、
やはり印象に残るのはポスターの『深海の世』。
気合の入りようが違った。このために別の部屋が用意されていたし、プロジェクターで水面の表現がされていて雰囲気が最高だ。
感想
どれも素晴らしかったです。作品はしっかりとキャンバスに描かれていて、こだわりを感じたし、雰囲気づくりも最高でした。
何より、10年も前にノートパソコンの画面越しに見たあの荒い絵の数々が、こうして実際に拝めたことに感動しています。
もう抽選は終わってしまったので新規で見に行くことは不可能ですが、チケットが当たっている方はしっかりと目に、写真に収めていくべきだと思います。とても良かった。
僕はリメイク版のIbを買ってプレイしようかと思います。では。