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【観劇】美しすぎる時代劇 短編集 「にわか雨・天守物語」

11月19日(土)13時の部、江戸東京博物館大ホールにて観劇してきました!
このようにブログ形式で感想をまとめるのは初めての試みですが、どうか温かい目で見ていただけますと幸いです。
(役名、セリフ等、間違えているとことがありましたらこっそり教えていただけますと嬉しいです。。。。)

第1部「にわか雨」

人生はにわか雨、生きていれば辛い時期誰にでもあるが、いずれ過ぎ去るもの。
このところ思い当たる節があったのでグッと来ました。
夫を戦いに参加させまいと、義弟からの伝言を伝えなかった文江。
命は守れたものの、闘争に参加出来なかったことで、夫の名誉を傷つけることになってしまった。
けれども夫・信太朗は、妻が自分を思って行動してくれたことをきちんと理解し、「もう過ぎたこと」と受け止める。見ていて心が温かくなるお話でした。

もう一つ取り上げておきたいのが、朝顔について。物語の随所に登場する朝顔は、一緒に夫婦の行く末を見守っているような、我々観客と一緒に2人を応援しているような、、、上手く言えませんが守り神のような存在に思えておりました。
朝顔の鉢を持って走る千枝さん、愛らしかったですね(*筆者は米山涼香さん推しです)。
文江さんが朝顔のお手入れをしているシーンも大好きです。場面をそのまま切り取って浮世絵にしたいくらいです。どうして朝顔と美人はこんなにも相性が良いのでしょうか。
綺麗なお姉さんの話をしだすとキリがないですが、無理矢理話を戻します。
そんな朝顔の存在が気になってしまい、観劇後に花言葉を調べてみました。
色ごとに花言葉は変わるようですが、朝顔全体の花言葉は
「愛の絆」「固い絆」「明日もさわやかに」
困難があってもお互いを信じ、前向きに進んでいこうと決めた夫婦にぴったりの
花言葉ではないかなと思います。
いつまでもおしどり夫婦でいてほしいお二人です。

第二部「天守物語」

続いて第二部。もしかしたら、あらすじを知って無かったらついていけなかったかもしれません…!ストーリー、予習しておいてよかった・・!!

天守閣に住まう妖・富姫と、若き鷹匠・姫川図書之助の恋の物語。
もともとダンスを見るのが趣味だったり、妖怪の出てくる物語が好きだったこともあり、第二部でも終始目が釘付けになっておりました。

この作品をみて改めて感じたのですが、美人さんは影まで美人なんですね。。。
まず真っ白な背景に富姫のシルエットだけが写り
一拍ほど間を置いて敵の前に姿を表す、あのシーンが特に好きです。
立ち姿、一つ一つの動きから醸し出される妖艶さ・格式高さが、
見るものの心を魅了して止みません。
また、ほっこりするような侍女たちのかごめかごめ、
ハラハラどきどきの戦闘シーンなど、見逃したくない場面が多すぎて
目がもう1組くらいほしいと思いました(これで私も異形の仲間入りです)


取り止めのない文章になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。劇中に登場する地名、役職名などがあやふやなため、わかりづらい文章になってしまってしまい申し訳ありません。
作品の魅了に自分の語彙力が追いつかず、口惜しい限りです。
今はまだ、自分の感じたことをつらつらと書いていくだけで精一杯ですが、
ゆくゆくは読んだ人にその作品の魅力がしっかり伝わるような文章書けるようにしていきたいです。脱・一方的なオタク語り!!

*参考資料
https://hanasaku-gift.com/language-of-flower/morning-glory


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