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D-5 カメラ目線じゃない写真

被写体がカメラ目線じゃない写真が好きだ。

写真撮るよ!と声をかける直前の、こちらに顔を向ける前の顔が好きだ。
その表情を何とかして写真に収められたらいいのにと思う。

けれども、この瞬間を写真に収めるのは難しい。
なぜならこちらが見惚れていたりこっそりカメラを構えようとすると、高確率で相手に気づかれてしまうのだ。

「君が窓の外を見て黄昏てる姿、とってもキマッてると思うんだよ。よかったら写真を撮らせてもらえない?」
とでも聞けばいいのだろうか?
私がもし同じことを聞かれたら、絶対に自然体ではいられない。

こっそり写真を撮っても怒られないような人間関係を構築していくのが一番手っ取り早いのかもしれない。(隠し撮りが趣味の人と勘違いされたら怖いけど)

ピースと笑顔も好きだけど、何でもないところの写真を撮らせて欲しい、そんな思いを綴ってみました。
それではまた明日。

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