『山荘なぎさ』"あづましい"お部屋編
神奈川県伊勢原市大山にある『山荘なぎさ』での体験を書くシリーズです。
全体の話は、以下の記事で書きましたので、良かったら読んでみてください。
さて、今回は宿泊した別館のお部屋『あすなろ』でのことを振り返ろうと思います。
見覚えのある座敷テーブル
お部屋を案内されて、まず目に入ったのは青森県の伝統工芸品である”津軽塗”の立派なテーブルでした。
青森の古い家には必ずといっていいほどある、津軽塗テーブル。
そこからずっとおばあちゃん家のことをぼんやり考えていました。
でも、不思議とさみしかったり悲しい気持ちにはならなくて、いい部分だけを思い出させるようなそんな優しい雰囲気のある旅館でした。
広縁(あづまし所)がほんとに広い
われわれ夫婦が、旅館の特に好きなところ、通称”あづまし所”。
広縁のことです。旅館などの窓側にある、大人のスペースのこと。
これが好きで楽しみだと、前日に電話した際に伝えたからか、旅館の方のご厚意で広縁がたっぷりあるお部屋を案内していただきました。
広く腰掛けられるたっぷりとした椅子と、お茶セットやお菓子も並べられるテーブルが用意されていて、とても嬉しくなりました。
寝ていいよと言わんばかりのお布団
コロナ禍だからか、お部屋にあらかじめお布団が敷いてありました。
掛け布団のはじっこが片方だけ、ななめにめくれていて、どうぞ寝てください♪という感じで高まりました。
連れて行ったぬいぐるみたちも喜んでいました。
大きな窓の外から聞こえるいろんな鳥の声
みんなでゆっくりしていると、ウグイスや山っぽい鳥、いろんな鳥の声が聞こえてきました。
姿は見えないけれど、すごく近くにいるみたいで自然を感じました。
旅館の方が、朝もすごくウグイスが鳴くんですよ~とごはんのときに教えてくださいました。
朝はぼーっとしていたので、鳴いていたかどうかわかりません。
レトロな内線の音
内線用の電話が、黒電話といわれる古いタイプのものでした。
びっくりしたことは、音が鳴ってもまったく耳障りではなく、なのに鳴っていることには気づく。そんな音色だったことです。
電話の着信音が苦手なわたしは、とても気に入りました。
見た目もとってもかわいくてぜひ見てほしいです。
お茶セットが親切
旅館にある、丸い入れ物に入った急須などのお茶セット。
茶葉があらかじめ、パックにセットされていたので、どれくらい量入れればいいのか分からない人にも優しいと思いました。
いつもあたたかいお湯が出る、電気ポットもあんまり触ったことがなかったので、お湯を出すときに意外としっかり押す、など新鮮で面白かったです。
急にポコポコ鳴るのは、自分で再沸騰しているからだとジェイに教えてもらい、自分で判断して動けるのは見習いたいと思いました。ぽこぽこ
ぴったりサイズの浴衣
お部屋に用意してあった浴衣。
だいたい大人用はサイズが大きいことが多いけれど、Mサイズが置いてあって、丈などもちょうどよく着れたのが良かったです。
浴衣の上に寒いときに羽織る、和服のジャンバーみたいなものもあって、それを着ると雰囲気があって楽しいです。
まとめ
最高のお部屋でした。
7つまちゃんポイントです。
すっごくおすすめ。
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