ヤル気が無くなるのは健康な証拠だった!という話。
知ってるのと知らないのでは大違いでした。
皆さんは、
ダイエットするぞ!と決意した物の
筋トレ頑張るぞ!と意気込んだ物の
続かなかった!という経験や。
勉強するぞ!とか日記毎日頑張るぞ!と
やる気になったのに
結果三日坊主…
そんな事はありませんか?
当日はあんなに“ヤル気”があったのに…
モチベーションが下がって行って
中々達成出来ない…
あの人には出来るのに…
あの人は続けられるのに…
「何で自分は何で続けられないんだ?」
「きっとあの人より忍耐力が足りないんだ…」
と、そうやって自分を責めていませんか?
やる気やモチベーションが落ちるのは
人間の“維持機能”に秘密があります!
恒常生(ホメオシタス)
というものを知っていますか?
生体恒常性とも呼ばれ
健康を定義する重要な要素でもあります。
例えば…
夏の暑い日には汗をかきますね!
汗をかかないと
どうなってしまうかご存知ですか?
汗をかかないと、体温を下げる事が出来ません。
体温は上がり続け、いずれ倒れてしまいます。
それどころか、
血肉は煮えて死んでしまいます。
汗は上がった体温を下げる為に必要なんです。
夏場はいやーな汗ですが、
生命を守る為には必要な機能なんですね!
恒常生とは、
生き物が、”常“であろうとする
生命維持機能で
元に戻ろう!という自己修復機能です。
この機能が無ければ
例え小さな切り傷でも、血は流れ続け
出血多量で死んでしまう事になるでしょう。
元に戻ろうとする力が強ければ強い程、
“健康的である”
という事になります。
落ち込むのは恒常生の成せる技
実はこの恒常生
私達の“心”にもあります!
あなたはYouTubeやTVなどで筋トレ動画を見て
「こんな体になりたい!」
「明日から頑張るぞ!」と
ヤル気に満ちたとします。
そんな時ってどんな状態でしょう?
頭からはドーパミンが放出され
“興奮”している状態です。
興奮すると脈拍は上昇し
内臓の隅々まで勢いよく血液が流れます。
この時、人は
「何でも出来そう!」
そんな気持ちになります。
もし
恒常生が無ければ…
興奮しっぱなしの脈拍上がりっぱなし!
そのうち脳や血管は
オーバーヒートしてしまう事でしょう。
昨日まで
あんなにやる気になっていたのに
寝て起きた次の日にはやる気が無くなっている…
なぜなら、恒常生によって
元のフラットな状態に戻されています。
私達は
その“落差、ギャップ”を感じてそこに
落ち込んでしまう。ってことなんですね。
瞬間湯沸かし器の様に直ぐに熱くなるけど
冷めるのも早い!
って人は、そんな理由からでもあります。
潜在意識の性質
この画像を見てください。
どう思いますか?
正解は何でしょう?
「24!」
そう答えた方
残念!不正解!
数式的には合ってますが不正解です。
なぜだかわかりますか?
私は「どう思いますか?」と問いました。
ですので答えは
「小学生の問題!」とか
「バックが青い!」「文字が黒い!」とかが正解です。
ちょっと意地悪過ぎましたかね(笑)
「何か引っ掛け問題かな?」
そう感じた方も、「24」という数字は一度浮かんだと思います。
潜在意識は、無意識に答えを出そうとするんです。
では「青いライオンを想像しないでください!」
と言われて、何が浮かびましたか?
青いライオンを想像しない事の方が難しいはずです
脳は思い込みやこじ付けをする。
実は、人間の脳には「空白を嫌う」という性質があります。
解らない事や問題があると
モヤモヤしますよね?
脳は無意識に答えを埋めようとするんです。
この原理を「空白の原則」と呼びます。
時にはこの機能、
自分の理解の及ばないものに
“無理矢理”理由をつけようとしたりもします。
この場合だと…
“前日までのやる気”との落差に
ギャップを感じて「なぜだろう?」と感じる
その理由として…
「自分にやる気が足りないからだ」
「自分が情け無いからだ」
「自分が駄目で落ちこぼれだからだ」
と、理由をこじつけようとします。
脳は、自分の理解の及ばない物を責めたり、怖がったりするのが好きなんです。
そして、ネガティブな思考が多い人や
完璧主義な人程、他人や自分を責めようとしがちです。
「これはホメオシタスの仕業だ!」
「空白の原理の仕業!」
「これは普通の事なんだ!」
と、まずは理解する事で、
無意味に落ち込んだり
無闇に自分を責めたりする事は無くなるはずです。
無闇に自分を責めないで下さいね!
と言うお話でした。
まとめ
・恒常生は生命維持機能!
・恒常性は心にも作用する!
・潜在意識は空白を埋めようとする!
・ネガティブな人程「自分は我慢が足りない!」と攻めようとする!
継続力と忍耐力って同じ様に思われがちですが
継続にはちょっとしたコツがるんです
コツさえわかれば誰でも続けて行ける!って事を
知ってる人は少ないです。
ですから継続に”忍耐は必要無い“んですね!
その継続方法とは…
またいつか(笑)