①3/31 広島に「ゆめ」を運ぶ男～31～

3月31日（土）　対中日ドラゴンズ
先発投手　Cジョンソン-Dジー
Carp　WIN!!　6-2　勝利投手　ジョンソン

待ちに待った自分にとっての「開幕戦」。
昂ぶる気持ちを抑えながら名古屋駅から新幹線へ
乗り込もうとすると、同便に中日の応援団の姿が。
一人勝手に対抗心を燃やしながら
（この地では自分がビジターなわけだが…）、広島へ向かった。

広島駅へ到着し、
広島の「我が家」である東○インへ荷物を預けに向かうと、
猿猴川の両脇に咲く満開の桜が私を迎えてくれた。
生まれてこの方、花へ一度も興味を持ったことがなかった
私でさえ感動してしまう美しさ。
この時期に広島を訪れたのは初めてでしたが本当にオススメです！

さて、少しゆっくり目に名古屋を出発したので、
小走りでマツダスタジアムへ向かう。
座席へ荷物を置いて向かうは「カープファンのおせち料理？」こと
「カープうどん」さんへ。

安定の全部乗せで腹ごしらえをし、
いざ応援！ではなく、
「マツダスタジアムビュッフェ」を堪能するために
朝飯を摂っていなかった私はそのまま
今シーズンのプロデュースメニュー、
「リョーマ風カルボナーラ」の列へ並んだ。
思い出すと、炭水化物のすぐ後に炭水化物どころか
麺のチェイサーであったがこちらもペロッと頂いた。
マツダの飯って少ないですよね…
あれ、私が大食漢（デブ）なだけ？

さて、やっとのことで試合開始。
本日の先発投手はジョンソンなので、当然8番石原。
1000安打が掛かるシーズン（何年かかってるんや…）、
まあヒットは打っても打たなくても良いので
2017年シーズンいまいちだったジョンソンを
引き立てることに期待です。

試合は初回は無得点で終わったものの、
2回に竜の主砲・福田にスタンドへ運ばれ1点を先制される。
その後三塁手安部の悪送球（KJ怒らないで…）などで
ピンチを招くも、後続はゼロに抑えた。

3回の裏、カープは先頭石原が打席に立つと
なんとレフト前ヒット！
まあ、この日3本目とかならまだしも、
1本目でなんとは失礼でしたね。
ただ、球場も「今年の石原は違うのか」といった雰囲気でした。
しかし、続くKJがバント失敗に終わり無得点。
相手先発のジー（少女時代を思い出す世代は既におっさん？）も
悪くなりそうなので、接戦になるのか。

そんな風に思っていると、続く4回。
一死から丸が今年も安定のお散歩で出塁すると、
鈴木誠也がレフト前ヒットで続く。
ファンブルも絡み、2,3塁とすると「まっちゃん」が犠飛。
ブラッドが死球、安部が四球となり、
二死満塁のチャンスで打席に立つのは、
先ほどの打席「20%の当たりくじ」を引き終わった石原。
2球で追い込まれ、ファールで迎えた4球目。
石原の打球はレフトへ飛び、これが勝ち越しタイムリーに。
尚もKJのタイムリー、5回には丸の本塁打が飛び出し、5点をリード。

そして、6回。
石原がこの日3度目の打席へ入ると、
これは本当に本当の「な、な、なんと」猛打賞となるヒット。
1/2名球界入りが掛かるシーズンに、石原がロケットスタートを果たした。

試合は、8回に一岡がアルモンテに本塁打を浴びるも、カープが勝利した。

石原はその後5月11日に1000本安打を達成した。
2017年シーズンでは、CSでのバント失敗など、
「最低限」すら行えないシーンが目立ったが、
2018年シーズンは守備を含め随所に活躍した。
来シーズンは、新井さんが抜け最年長となるので、
これまで以上に若手の引き締め役としても期待したい。
また、秋のドラフトで獲得した中神選手の同郷の先輩としても
アドバイスを沢山送っていってほしい。

＜ぷちぶち石原メモ＞
高校通算本塁打数は57を数え、その数はあの松井秀喜の60本へ匹敵する。