⑲6/3 全国のカープファンのじっちゃん、ばっちゃんの自慢の孫~44→55~
6月3日(日) 対千葉ロッテマリーンズ
先発投手 土肥-D九里
Carp LOSE… 5-7 敗戦投手 九里
前日が先制されてから追いつけない程度の反撃をしたうえでの
敗戦だっただけに、是が非でも先制したかったこの試合。
初回、2死から丸がヒットの後、
鈴木がツーベース、松山がヒットと続き幸先良く2点を取る。
しかし、九里が粘れない。
早速裏の攻撃で2点のリードを吐き出してしまう。
3回にも1点を失い、この日も追いかける展開に。
だが、4回表、會澤のタイムリーで同点に追いつくと、
尚もチャンスは広がり一死満塁で菊池。
2-2からの1球はボールに見えたが、
球審の右手が上がりツーアウト。
続く丸も凡退に倒れ同点止まりで攻撃を終えた。
5回、カープはショート藤岡の悪送球などで
棚ぼたともいえる2点を得た。これで5-3と2点のリードを奪った。
しかし、6回のマウンドにも上がった九里が最後までピリッとせず
同点タイムリーを浴びるなど4点を失い試合は5-7で敗れた。
6回は無死三塁から2死三塁まで粘ったうえでの失点だっただけに
非常にもったいなかった。
両軍合わせて23安打の中でも松山は猛打賞と気を吐いた。
元来スロースターターだが、6月のこの日時点で打率は.312。
既にここ2,3年はチームに欠かせない選手へと成長していたが、
今年は規定打席に到達するなど本当にチームに欠かせない
選手へと成長した。
2019年シーズンは、タイトルホルダー、あるいはベストナインに
選ばれるほどの活躍を期待したい。
<ぷちぶち松山メモ>
お立ち台で聞くことが出来る
「鹿児島のじっちゃん、ばっちゃん、今日俺やったよ!」の
フレーズ。
そんな彼には壮絶なエピソードが…
彼が大学に入るのに、進学資金が足りなかった松山家は
それまで育てていた牛一頭を売りに出すことによって
資金を捻出した。
彼のプレーにはカープファン、鹿児島の家族の思いだけでなく
牛一頭の思いも馳せられているのだ。
2019年もそんな思いが込められたプレーに期待したい。