虫眼鏡から学ぶルールとモラル
先日あるYoutubeの動画を見ていてハッと思うことがありました。
普段は流し見しているのに、その動画だけ強烈に頭に入ってきたので
久しぶりに不慣れな手つきでキーボードを叩いてみようと思います。
Youtuberの宴会
先日Youtuberが緊急事態宣言下であるにもかかわらず、
30人規模の誕生日パーティ(アルコール有)を開催していたことで世間から叩かれました。
僕が個人的に好きなyoutuberさんもいたので、ニュースを見て『ああ、撮られたんだー』くらいに思っていました。
ですが、炎上の波は激しく未だにネットの掲示板は荒れています。
そんな中いつも通りYoutubeの海を自堕落に航海していると
1つのある動画を見つけました。
東海オンエア虫眼鏡さんのラジオの切り抜きです。
この動画は視聴者からの質問を虫眼鏡さんが答える形式となっていて
1つの質問に対する見解を述べていました。
『結婚式とYoutuberの宴会は違いますか??』
届いた質問はこんな内容でした。
質問者の女性は、パートナーとの結婚式については日取りを決めたものの、昨年の緊急事態宣言の中で延長。
しかし、コロナの収束がつかないため、2回目の延長は行わずに感染対策を徹底した上で結婚式を行うことにしました。
式は無事に終えられたものの、今回の報道があり
『許せない!』とツイートしようとしたところ、
パートナーに『俺たちも似たようなことやったんだから同罪だよ』と諭されてしまいました。
パートナーはこういうものの、私たちの結婚式はYoutuberの飲み会と違いますよね?
虫眼鏡の見解(モラルとルールについて)
僕が思うに、「結婚式」と「飲み会」は性質が異なることはなんとなくわかります。
飲み会はいつでも開けるし、結婚式は一生に一度の経験ですし・・・。
しかし、結婚式も飲み会も(程度に差はあるとはいえ)
感染対策は実施されていたと思います。
(でないと飲食店は営業できないし、お客さんが来ないため)
では、両者の違いはどこにあるのでしょうか。
…
虫眼鏡さんはこんなことを言っていました。
『ルール』と『モラル』についてです。
両者の差を分けた部分として『ルールを守らなかったこと』だと述べています。
国(緊急事態宣言)のルールとして、「飲食店の営業時間は8時まで」「アルコールの提供は無し」ということがあるにもかかわらず、深夜遅くまで飲み会をしていた。
一方結婚式はそのルールを守っていた。
「前提としてみんなが守らなければいけないよね」というルールを守っていたかに焦点が当たっていると思います。
とはいえ、いくらルールを守っていようともそのルール内でも人それぞれによって認識(モラル)は異なります。
「アルコールの提供がないから路上飲みすればいいや」という人もいれば、
「自粛警察」を代表するモラルが高い人たちもいます。
ここでいうモラルは先ほどのルールの上段に位置します。
ルールを守っているとはいえ、様々な人に見られているというモラル的な側面で旅行や結婚式の対外的な発信は避けた方がいいよね。という結論でした。
感想
正直僕はモラルは低い自負があります。
会社は出社していたし、週末のデートでは都内に足を運んでしまいます。
国が『越境移動を禁止します』ではなくて、『自粛ください』のうちは問題ないのかと思っていたけど
ルールとモラルの話を聞いて少し納得した部分もありました。
ルール的に問題ないけど、モラルでは異議を唱える人もいる。
小学校の道徳の授業でありそうな題材だけど、改めて勉強になりました。
マスクをつけることも1年前はモラルで成り立っていた部分もあるけど、
今はマスクをつけないと入店できないお店もあって『モラル』→『ルール』に移行しているけれど
モラルとルールを履き違えて人に強要したり、迷惑かける様ではいけないなと思いました。
何が言いたいかって早くワクチン打って、
ルールやモラルを気にしなかった2020年以前に戻りたいよね。。