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【シティS1レポ】直前にパーツ買って未使用デッキで挑んだ話【ボムドラパ】
アローラ!
初めましての方は初めまして。
神奈川県で活動しているバケハと申します。
今回は10/8(火)に矢向青馬堂書店で行われたシティリーグS1の参加レポを書いていこうと思います。
結果は最終戦負けて4-2。
トナメに上がれずベスト16だったのですが、自分の中で新しい試みをしたので備忘録も含め記事を書くことにしました。
つまりはカードオタクの自分語り記事です(笑)
吐き口がなかったのでnoteに執筆しますが、心の優しい同胞がいれば休み時間に御覧ください!
1.今までのシティーリーグの臨み方
ポケカを始めてから今まで参加したシティリーグは練度に自信があったデッキを持って行くようにしていました。
シティを申し込む段階で候補デッキは1つに絞っていて、日々の練習や自主大会の結果を見てデッキの1-2枚を変えてブラッシュアップしながら本番に臨みます。
そもそも環境デッキを一通り触るタイプではなく、メインデッキ1個とたまにサブデッキで遊ぶくらいだったので、「選択肢がそれしかなかった」のと「そのデッキ目線の環境デッキへの理解度や練度に自信があった」んですよね。
それこそ裏工作のジメレオンやフュージョンシステムのゲノセクトはベコンベコンになるくらい使い倒した気がしますw
なので今回のシティリーグS1も元々自分が持っているデッキで出るんじゃないかなと思っていました。
2.元々持っていたデッキ
シティに申し込んだ段階(8月末)で所持していたのが、『ピジョリザ』、『テツノイバラ』、解体しかけの『ルギア』の3デッキ。
ピジョリザは時間かけて練習しましたが、ドラゴやドラパのファントムダイブきつい、ミラーしんどすぎる、山掘れな過ぎて最後に強い山が作れない等々あって『テツノイバラ』で行く予定でした。
今年のWCS優勝してるし・・・。
イバラはドラパ以外の環境デッキには5分以上が取れる、かつシェアの多くないデッキなことから初見殺し感もあっていい勝負しそうだな~と思っていました。
カナポケ杯ベスト8でした!
— もっちー(バケハ) (@mocchi_mochi__) August 25, 2024
カナポケは毎回成績がいいのでニコニコ
(大会によってブレが激しい) pic.twitter.com/iFcTk7qfsE
3.東京CL直後の環境予想
その後、9/22(日)23(祝)でCL東京がありました。
自分は参加できなかったのですが、配信・Twitter(X)等々で情報は追っていました。
・優勝:タケルライコ、準優勝:ルギア
・WCSに出た強豪プレイヤーはドラゴ使用
・はるn・まく、キャリーリザ使用
・イバラでDAY2に進んだプレイヤー多数
上記結果から、シティリーグの環境を以下と予想しました。
⬆️ライコポン、ルギア、キャリーリザ
— もっちー(バケハ) (@mocchi_mochi__) September 28, 2024
⬇️ドラパ
➡️ドラゴ
で環境予測するならイバラは大アリかもしれん。ルギアもリザも回したけどキャンコロ入れる枠ないです
ただこの辺りで周囲のイバラに対する理解度が上がったことから以前より勝率は落ちてしまいました。
(ライコポンのはじける咆哮やスナノケガワを挟んできたり、ドラゴはレガシースターでキャンコロ回収など)
そのため、シティ候補をイバラからJCSで使用した『ルギア』を大本命として調整することにしました。
4.ルギアについて
ルギアはJCS前にかなり練習したこともあり、練度に自信がありました。
東京CLで準優勝したヤギヌマ選手、海外大会で活躍しているRahul選手の構築を参考に以下のレシピをシティに持ち込むつもりでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1728401426-1CB9TdRiaJAokxph3DlgyrfZ.jpg?width=1200)
・イキリテイクの過程でトラッシュしがちなのでエネは17枚
・まくり札としてのカウキャ。博士から裏の緑オーガポン・ロトムが取れたり、最後ナンジャモカウキャキチキギスでお祈りができる。
・激キモ配分のチラーミィ2-3。理由は初動でルギアルギアイキリンコ(ネオラント)と置くとベンチスペース上チラーミィを1体しか置けないし、ネジキでの再利用を考えるとコロコロの再現性をあげるために上を3にしました。
ただJCSの時とは勝手が違い、カーストボムが存在することから1ターン目にルギアを2体置かなければならない、早期でアッセンブルを決めてもボムでチラーミィを2面取りされる展開が多く、序盤の安定性とコロコロの再現性に難があると感じました。
有利対面とされるタケルライコに対しても、サイド先行された状態で裏呼び、もしくは狭いベンチでのチラチーノ突撃を強要され、最後理不尽キャッチャーでレガシーを避けられて負ける展開が多く実質5分程度の勝率でした。
(アーケオスを落とすためにシステムポケモンを置かなければいけない、ルギアVが生き残るために場合によって2体置かなければいけない、そうするとベンチが狭くてチラが置けないと雁字搦めに・・・)
それでも現環境に適応したプレイングを身に着けて、シティはルギアで行く予定でした。
5.Regional直後の環境予想
その後、9/28(土)29(日)にドイツのドルトムントであったRegional Championshipsがありました。
僕はあまり海外大会に詳しい方ではないのですが、日本人選手が優勝したこともあり、日本国内でも大きな影響があるのではないかと予想しました。
・優勝:ボムドラパ(オカピー)
└とーしん同デッキでCL東京DAY2、note執筆
・準優勝:ルギア(Rahul)
・Tord含む海外勢、ボムテラパゴス流行
└ONC、10/5プロリーグで使用
そのため、彗星の如く「ボムドラパ」と「ボムテラパゴス」というデッキが台頭してきました。
ボムドラパ(オカピー)とルギア(Rahul)の決勝戦は配信を見返したのですが、ルギア側がごっつぁんからサイドを先取したものの神殿から切り返されて苦しい場面が多く、ずるずると負けてしまった印象を受けました。
ちょっとルギア苦しいな~と思っていたこともあり、PTCGLでボムドラパのレシピで遊んでみることにしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1728403951-pfNlBZJ0IbAPRgy72LS4TYtQ.png?width=1200)
元々ドラパルトは触ったことがなかったのですが、ペパーから回すピジョリザの知見はあったので意外と回せました。
触って感じたのが、システムのピジョットやネイティオがなくてもデッキとして回る、むしろその枠にボムラインが入っていることで理不尽ゲーミングを押し付けやすいと感じました。
ボールも3-3-4とポフィンが入ることから序盤も安定するし、ルギアみたいに初手がエネまみれで絶望することもない。
「お??これおもろいぞ??」
この時シティ1週間前。
真面目にこのデッキで出て問題ないか検討することにしました。
6.ボムドラパを使うことへの課題
ボムドラパを使うにあたっての課題が3つあります。
①ドラパ経験のなさ
②タケルライコ検定
③デッキパーツを所持していない
①ドラパ経験のなさ
まず①についてですが、こちらはPTCGLで解決しました。
幸いなことに海外と国内でカードプールが一致していたので、平日夜はアルセウス帯のランクマで経験を積みました。
元々シティで使用予定のルギアで潜っていましたが、ルギアとドラパで比較してどっちが安定して勝てるか、面白いかを検討しました。
ポケカ人生でファントムダイブなんて宣言したことないし、何ならロストマインすらもない。
メロエッタに9、ミュウに3乗っかるダメカンを見て「なるほど」と思うことはあっても、まさか自分がダメカンの撒き方を考えることになるとは思いませんでした()
比較的安定して勝てる、なんなら多少ガバってもデッキパワーの高さで誤魔化しが効くところがドラパはいいなぁと思いつつも②の壁にぶち当たります。
②タケルライコ検定
タケルライコはCL東京優勝デッキかつ、複雑な分岐が少なく回しやすいことからエンジョイ勢・ガチ勢共に持ち込みが予想され、シティ当日に一番当たりそうなデッキでした。
早期でファントムダイブが言えても相手の方がサイド2を取る要求値が低く、手札干渉から1ターンもらわないと勝てない展開が多く相性的に不利です。
1ターンもらえるようにするか、それとは別の手法を取るか。
シティ前日まで明確な回答が出ず、頭を悩ますことになります・・・。
③デッキパーツを所持していない
オンラインで遊んでいるのにそもそもドラパのデッキパーツを持っていませんでした(笑)
これについては簡単に解決できて、今使っているピジョリザのポケモンを引っこ抜いてドラパラインを入れることですぐに作ることができました。
グッズサポートがほぼほぼ一致しているので買い足したカードが10枚もなかったと思っています。とてもラッキーでした。
余談ですが、カードショップでショーケース見ながら「これとこれとこれで」って店員さんにお願いする時ちょっと楽しいですよね(笑)
①③は解決できたものの、②が課題として残っていました。
しかし前日に「こうすればライコポンに勝てるかも!」という思い付きがあり、脳内ポケカでは勝てたのでその構築で当日を迎えることにしました。
えー、本日シティリーグですが直前で2枚差し替えたため完全に初見デッキです😭😭
— もっちー(バケハ) (@mocchi_mochi__) October 8, 2024
宣言したことない技を宣言しますが、アドリブとポケカ偏差値で乗り切ります
7.デッキリスト・当日のマッチ
当日使用したデッキリストは以下になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1728468985-765ZKIcfeEyO2lXxgVwabN83.png?width=1200)
オカピー・とーしんさんのレシピを元に、ライコポンを意識して3枚ほど差し替えました。
(1)フーディン→かがリザ
VSライコはリーグ本部・重力玉などで1ターンもらうことも考えましたが、容易に復帰されるのとピジョット軸じゃないと要求が満たせなかったのでサイドを2-2-2と取る方向にシフトしました。
主にライコポン・ボムパゴスを見ての採用です。
後述のピィとも相性いいのが◎
(2)ロトム2枚目→ピィ
このカード結構偉くて、①ロトムのサイド落ちケア②逃げ0要因③前の壁要因と3つ役割があります。
②はかがリザと相性が良く、③は後1でピィ出してにぎにぎすることで盤面のドラメシャ・ヨマワルが減らない役割があります。
(ロトムでなくピィを出すことで、先2キャッチャー・プライムでサイド2を取られません)
当たらなかったですがイバラも怖くなかったです。
③シャリタツ→スィーパー
最後まで迷いましたが、ライコにお守りが入っている構築が多そうだったので採用しました。
結晶、大空洞、ジャミング等を剥がす役割もあるので相手の要求一個増やせればいいなで採用です。
ALTで触れなかった部分として、かがリザはピィからだけでなく緊急ボードから突撃できたり、後1ペパーでポフィン、ボードを持ってくることでにぎにぎできるところが強かったです。
また当日のマッチは以下の通りです。
シティリーグ S1@矢向青馬堂
〇ボムドラパ(後)
×レジドラゴ(後)
〇ロスギラ(先)
〇ライコポン(先)
〇ボムサーフゴー(先)
×レジドラゴ(後)
懸念していたライコポンもかがリザプランで勝つことができたので、前日の思い付きは正しかったです(笑)
当日は偵察指令宣言時に「1枚を手札、1枚を山下に送る」処理が不慣れすぎてマゴマゴしてしまったのは内緒です()
8.反省点
ライコポンを意識するばかりにレジドラゴへの対策を怠っていたような気がします。
ファントムダイブだけだと打点が足らずにどうしてもボムが欲しい場面があるため、初手にヨマワルを2面置きやすいようにヨマワルの3枚目は欲しい場面がありました。
またピジョリザと違ってピジョット分の飴が必要ない、2体目のドラパはドロンチを経由しがちなことから飴は4枚でなくて3枚でよかった気がします。
9.最後に
今回初めての取り組みということもあって記事を執筆しました。
8-9月は人間関係でうまくいかないことがあって「もうポケカしたくない」と思うこともありましたが、なんやかんや仲良くしてくれる人や新しい繋がりができたりしてポケモンカードやっててよかったと思っています。
シティ当日のツイートも多くの方に反応・励ましのリプをいただいたり、実際にマッチした方とも和やかな会話ができて1日とても幸せな時間でした。
今後は自主大会や練習会など、色々なところに足を運んでみたいと思っているのでポケカを通じて楽しい時間を過ごせればと思っています。
シティ翌日の文章なので読みづらいところがあったらごめんなさい。
それではまた!