EPYC7551pでマイニング暖房*赤字です

今年の一月に気が狂って買ってしまった、EPYC第一世代CPU(7551p)を使ってマイニングをしてみました。

マイナーはXmrigを使います。

上のサイトからダウンロードします。
私の場合はNice Hashプールを使ったので、スクリプトを以下のように編集して

xmrig -a rx/0 --user=NiceHashのマイニングアドレス.ワーカー名 --url=stratum+tcp://randomxmonero.auto.nicehash.com:9200 -p x

実行します。注意したいのが、管理者権限で実行しないとハッシュレートが1~2割減ることです。windowsの場合は、xmrig.exeを右クリックして、互換性タブにある「管理者として実行する」にチェックを入れます。linux系ならsudoをつけて実行します。また、xeonやepycなどのサーバーでマイニングする人は、メモリを4枚か8枚刺してクアッドチャネル動作させないと大きく性能が落ちます。

私のEPYC7551pでは、ハッシュレートは17~18kH/sくらい出ました。アルゴリズムは、RandomXmoneroです。

ハッシュレート

EPYC7551pマシンはシステム全体で200Wくらいの消費電力なので、1kWh 40円だと電気代は一日約96円です。マイニングの収益は一日70円~90円くらいなので赤字ですね。ひと昔前の1kWh 27円だったらギリ黒字なんだけどなあ。
下のxeonは、xeon e5-2650v4を2基搭載マシンです。こっちはBOTを動かしたり、データサーバーを兼ねていたりします。

本当はNice Hashマイナーを使った方が簡単なのだけれど、私の環境では挙動が不安定だったのでxmrigを使いました。

200Wというと、GPU複数台搭載マシンより火力が足りない?とマイニング全盛期を知っている人は思うでしょうが、廃棄熱が足元にくるようにPCを置くとかなり暖かいです。

ひと昔前は、簡単にマイニングで黒字になったので話題になりましたが、最近は全然聞かなくなりましたね。私のようにたいしてゲームをしないくせに自作PC好きな人にとっては、マイニングは良い目標になりました。日本ではタイトルの通り、マイニングしても赤字なので、暖房にしかなりません。夏はただ熱いだけなのでやめた方が良いです。


大人しく普通にRyzen買っておけば良かったと後悔。
モンハンワイルズで遊ぶために、新しいグラボを買いたいのだけれど、
このままだとEPYCに差すことになりそうだなあ。


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