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~かわいくっていい女~ 映画『ワンダーウーマン』
乃木坂46が歌う『女はひとりじゃ眠れない』が物議を醸し出していた映画『ワンダーウーマン』。「ひとりじゃ眠れない……」それはないわーー。どっちかと言うと、否、「一人で寝かせてくれ!!」と声を大にして言いたい。イチャイチャはしたいが、寝る時は、ぜひ、ぜひ、一人でゆっくり寝たい!!誰にも気兼ねせずに寝たい!!なので結婚とかマジで無理やわーー。
?????40歳目前の独身ですが、何か??
しかし、秋元康のセンスってある意味すごいな。キャッチーな上にもキャッチーなコピーだもんね。時代錯誤というか、女に対する幻想が恐ろしいというか、でも、すごく頭に残る。ほどよいエロ&期待感を持たせる歌詞だね。でも、この映画にはそういった内容ではございませんのよ。真逆だね。
興奮のあまり大いにネタバレしますのでご注意ください! 野暮なネタバレはしませんが…。
女性しかいないパラダイス島。アマゾネス族のお姫様のダイアナ(ガル・ガドット)は、子どもの頃から戦士としての英才教育を受けて育っていた。この設定からわかる(?)とおり、ここは神話の世界なのです。神に守られていた世界であるパラダイス島の均衡が破られる事件が起こるのです。
ちなみに、こちらのダイアナはスーパーマンやバッドマンと並ぶアメコミのヒーロー(ヒロイン)なのです。
とある日、ドイツ軍に追われていたアメリカ人パイロットのスティーブ・トレバー(クリス・パイン)が不時着してくる。それを助けたのがダイアナであった。
軍服着せたら右に出るものはいない!と思うパインちゃん登場です。目を開けたらそこには絶世の美女。そりゃこんな顔になっちゃうよね。
スティーブから今起きている世界大戦の恐ろしさを聞き、世界を守るために立ち上がる決意をするダイアナ。この事件から神話と現実世界がリンクしていき、ダイアナが神話の世界から人間世界へ飛び出していくのです。
そこからは人間の世界を旅しながら、自ら背負っている運命と人々の平和に貢献するために旅を続けるダイアナとスティーブ。目立たないようにと配慮して、現代のお洋服を着てみたり、アイスクリームを食べてその美味しさに驚くダイアナのキュートなこと♥ ダイアナ様、お美しい。
そんな中、戦争は熾烈さを増すばかりで、さらにダイアナの背負った運命と戦争がリンクしてきて…。ここからは観てのお楽しみ!
戦うダイアナがとにかくパワフル!実際の戦場にたったひとりで向かっていく姿はもう「ダイアナ様に付いていきます!」と言いたくなるくらいのカッコよさ。
ごちゃごちゃ言わない。悩まない。「助けたい」と思ったら、その思いを貫く芯の強さがある。(まぁ、神の世界から来たお姫様だから人間世界がわかっていないだけってこともあるけど)
そして、ダイアナをフォローするパインちゃん以外のメンバーも個性豊かな面々。この写真だけでも個性がわかってしまうね。
女・男関係なく、カッコイイものはカッコイイ!!面白いものは面白い!でも、やっとこんなヒロインが出てきてくれたんだーと女子としてはうれしくなってしまう一作でした。監督も女性なんだねー。それもうれしいな。