ダイソーのシーリングワックス炉は木製なのがポイント
100円ショップでも手に入るようになったシーリングスタンプ用品。ただ、ダイソーでは、「シーリングワックス炉」の取り扱いがなかった。
ところが、2024年9月中旬に、ダイソーにもシーリングワックス炉が入荷されたのである。しかも本体が木製なのがポイント。早速購入したのでレビューしてみたい。
ダイソーの「スプーンスタンド(シーリングワックス用)」
ダイソーのシーリングワックス炉の商品名は、「スプーンスタンド(シーリングワックス用)」。価格は税込220円。
店舗で見当たらないとき、店員さんに聞く場合は注意してほしい。在庫確認は、在庫検索アプリを使うのがおすすめ。商品検索から取り扱い店舗が距離順で確認できるのだ。
材質はゴムノキとスチールでできている。カラーは2色展開で、写真の濃いブラウンの他、アイボリーカラーのものもある。配色はダイソーの「シーリングスタンプ用スプーン」と同じなので、揃えると統一感が出る。
セリアのシーリングワックス炉との比較
セリアの「シーリングワックス炉」と並べてみる。サイズ感は一緒である。価格は税込110円のセリアの方が安い。注目したい違いは材質。セリアは本体がポリプロピレン製なのだ。
シーリングワックス炉は、火のついたキャンドルの上に置くアイテムなので、燃えにくさを重視して選びたい。
それぞれの発火点(燃焼を始める最低温度)は、以下になる。
また、シーリングワックス炉は、熱したスプーンと接するため、耐熱温度も重要。
(木材の場合は、溶けることなく発火するので、耐熱温度≒発火点になる)
ポリプロピレン製のシーリングワックス炉を長時間熱すると、本体が溶ける可能性もある。私も気をつけて使っていたつもりだが、スプーンの金属部分で、シーリングワックス炉を溶かしてしまった。
あらためてシーリングスタンプ作りは「火を使う」ということを意識したい
ダイソーとセリア、どちらのシーリングワックス炉を使っても良いと思う。身近に手に入るようになったからこそ、あらためてシーリングスタンプ作りは「火を使う」ということを意識したい。シーリングスタンプを作るときは、消火用の水を用意し、換気をしてほしい。
その上で、個人的にはポリプロピレン製よりも、木製であるダイソーのシーリングワックス炉がおすすめである。
ご興味あったらこちらもどうぞ
文具マガジンやっています。文具レビューが気になる方はどうぞ。
▼シーリングスタンプの作り方やアイテム紹介の記事をまとめました!
▼ダイソーで取り扱いのないワックスマドラー(2024年9月時点)は、セリアやキャンドゥで購入してみては?
▼Instagramでは、実際にダイソーのシーリングワックス炉を使っている様子を動画にしました!