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ダイソーのシーリングワックス炉は木製なのがポイント
100円ショップでも手に入るようになったシーリングスタンプ用品。ただ、ダイソーでは、「シーリングワックス炉」の取り扱いがなかった。
ところが、2024年9月中旬に、ダイソーにもシーリングワックス炉が入荷されたのである。しかも本体が木製なのがポイント。早速購入したのでレビューしてみたい。
ダイソーの「スプーンスタンド(シーリングワックス用)」
![](https://assets.st-note.com/img/1726672884-MmgUohd1vWLscR9pZC87YqDH.jpg?width=1200)
JANコード:4550480 463643
税込220円
ダイソーのシーリングワックス炉の商品名は、「スプーンスタンド(シーリングワックス用)」。価格は税込220円。
店舗で見当たらないとき、店員さんに聞く場合は注意してほしい。在庫確認は、在庫検索アプリを使うのがおすすめ。商品検索から取り扱い店舗が距離順で確認できるのだ。
材質はゴムノキとスチールでできている。カラーは2色展開で、写真の濃いブラウンの他、アイボリーカラーのものもある。配色はダイソーの「シーリングスタンプ用スプーン」と同じなので、揃えると統一感が出る。
セリアのシーリングワックス炉との比較
![](https://assets.st-note.com/img/1726673062-ZRkgzKACQW19cs52enb4oODx.jpg?width=1200)
セリアの「シーリングワックス炉」と並べてみる。サイズ感は一緒である。価格は税込110円のセリアの方が安い。注目したい違いは材質。セリアは本体がポリプロピレン製なのだ。
シーリングワックス炉は、火のついたキャンドルの上に置くアイテムなので、燃えにくさを重視して選びたい。
それぞれの発火点(燃焼を始める最低温度)は、以下になる。
ポリプロピレンの発火点は201℃
木材の発火点は250〜260℃
また、シーリングワックス炉は、熱したスプーンと接するため、耐熱温度も重要。
ポリプロピレンの耐熱温度は80℃~120℃
(木材の場合は、溶けることなく発火するので、耐熱温度≒発火点になる)
![](https://assets.st-note.com/img/1726721123-iKT15WrJ27RkNIxCqXlmOELB.jpg?width=1200)
ポリプロピレン製のシーリングワックス炉を長時間熱すると、本体が溶ける可能性もある。私も気をつけて使っていたつもりだが、スプーンの金属部分で、シーリングワックス炉を溶かしてしまった。
あらためてシーリングスタンプ作りは「火を使う」ということを意識したい
![](https://assets.st-note.com/img/1726722144-3rNQgvKX17Ejl2A9mebuOoDt.png?width=1200)
ダイソーとセリア、どちらのシーリングワックス炉を使っても良いと思う。身近に手に入るようになったからこそ、あらためてシーリングスタンプ作りは「火を使う」ということを意識したい。シーリングスタンプを作るときは、消火用の水を用意し、換気をしてほしい。
その上で、個人的にはポリプロピレン製よりも、木製であるダイソーのシーリングワックス炉がおすすめである。
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▼Instagramでは、実際にダイソーのシーリングワックス炉を使っている様子を動画にしました!
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![杉浦百香(もか)@ライター](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/38029031/profile_63be190ee6ea54a3b3bfdef87ff6af97.png?width=600&crop=1:1,smart)