かさばらない「クリアスタンプ」はダイソーでも手に入る
以前、「ハンコは何回も押せるから、意外とコスパが良くておすすめ」という記事を書いた。
しかし、「ハンコはかさばるから集めづらい」という方もいるのではないだろうか。そんな人に「クリアスタンプ」をおすすめしたい。
クリアスタンプはかさばらない
通称ハンコは、持ち手の部分とゴム印部分が一体となっている。しかし、「クリアスタンプ」は、ゴム印部分が貼って剥がせるシートになっており、持ち手部分にあたる「アクリルブロック」に貼り付けて使う。
クリアスタンプ自体が厚みのないシート状になっており、しまうときはアクリルブロックから外す。なので、クリアスタンプは通常のハンコよりかさばらないのだ。
クリアスタンプは、一つのシートに複数のデザインがセットされているので、通常のハンコよりも安価にたくさんのアレンジが楽しめるのもポイント。
ダイソーのクリアスタンプ
クリアスタンプの価格は、国内メーカーだと1シート税込715〜1500円ぐらい。小ロットであったり、複雑なデザインのものだと2000〜3000円のものもある。海外輸入だと、為替相場にもよるが税込330円〜から取り扱っている印象。
そんななか、ダイソーのクリアスタンプは1シート110円。アクリルブロックも110円から取り扱っている。お試しで使うには手に取りやすい価格だろう。
2023年4月ごろに取り扱い始めたスタンプの柄は全6種類。私は、韓国風の線画イラストのスタンプを選んでみた。
▼クリアスタンプはこちら。
▼アクリルブロックはこちら。
実際に使ってみよう
実際にクリアスタンプを使ってみる。アクリルブロックは、手持ちのBGMのものを使ってみた。
まずはシートからクリアスタンプを外す。シートはスタンプの保管に使うので捨てないこと。
アクリルプロックにクリアスタンプを付ける。クリアスタンプの粘着力が弱い場合、水洗いしてみよう。
インクを付ける。このとき、強く押し付けすぎると、スタンプの凹部分にもインクが付いてしまい、線画が見えなくなってしまうので注意。
クリアスタンプを紙に押す。押す場所が見えるのがクリアスタンプの良いところ。
かわいい線画が出てきた。
使い終わったら、ティッシュなどでインクをきれいに拭き取る。さまざまな色のインクを使いたい方は、スタンプクリーナーを使うのがおすすめ。
スタンプクリーナーの使い方は、以前の記事で詳しく紹介している。
インクが乾いたら、色鉛筆などで着色しても楽しい。
▼今回使ったアクリルブロックはこちら。方眼が入っているので、スタンプを真っ直ぐに押しやすい。
▼今回使ったスタンプ台はこちら。油性・顔料系インクなので、スタンプを押した上に水性マーカーを重ねることができる。
▼今回使ったスタンプクリーナーはこちら。
スタンプの線が上手く出ない場合
スタンプの線が上手く出ない方は、押し方以外の原因では「スタンプ台」のインクが安定して付かないことが考えられる。経験上、以下のメーカーのスタンプ台はインクの付きが良い。ぜひ試してみてほしい。
サンビー
シヤチハタ
ツキネコ
クリアスタンプを複数付けてみる
クリアスタンプは、複数のモチーフを同時に押せるのもいいところ。今回は花のモチーフを並べてみる。
モチーフを適度に離してアクリルブロックに貼れば、インクも複数の色を使える。
スタンプを押すと、紙の上にお花が並んで咲いた。
▼今回使ったアクリルブロックはこちら。
▼今回使ったスタンプ台はこちら。
クリアスタンプ収納はセリアがおすすめ
「クリアスタンプをもっと集めたい!」という方は、セリアの6穴バインダーがおすすめ。ダイソーのクリアスタンプはもちろん、国内メーカーのクリアスタンプもちょうど収まるサイズだ。
ファイリングには「6リングバインダー」。ゴムバンドが付いているので、勝手に表紙が開かない。
クリアスタンプの収納に「6リング用フリーポケットファイル」。クリアスタンプが入っていた厚紙ごと収納すると、出し入れがしやすい。
アクリルブロックの収納に「6リング用EVAジッパーリフィルクリア」。先ほど使ったBGMのアクリルブロックが2つ入る。
かさばらないから増えていく…クリアスタンプ
「スタンプは場所を取るから集められない」という方もクリアスタンプなら、収納しやすい。クリアスタンプならではの細かいデザインも楽しい。「かさばらないし、もう1シート買っちゃおう」と思えるクリアスタンプに、ぜひ挑戦してみてほしい。
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▼こちらはスタンプでも、封蝋に使う「シーリングスタンプ」の方。こちらも100円ショップで買えちゃうのです。