秋の夜長に、セリアでシーリングスタンプを始めてみませんか?
蝋を垂らして封をする「シーリングスタンプ」。やってみたいけど、道具をそろえる勇気がない方もいるだろう。ところが、100円ショップのセリアに「シーリングスタンプ」があるらしい。
最近シーリングスタンプにハマった私は、仲間を増やすべく布教の入り口として、レビューしてみることにした。
【2024年3月4日追記】他の道具は何を買えばいい?
▼2024年3月上旬に取り扱いを始めたシーリングスタンプのアイテムを使って、スターターセットを組んでみました。
セリアで買えるシーリングスタンプグッズ3種
まずは、「シーリングスタンプ用」と書かれたアイテムを紹介。だいたい手芸コーナーに置いている。
①シーリングワックス用スタンプ
シーリンググリップ(持ち手)とシーリング用スタンプが別々になっているタイプ。ねじのように回し込み、組み合わせて使う。
シーリンググリップは樹脂でできたナチュラルなベージュと淡いラベンダーカラーの2種類。シーリング用スタンプは5種類。私は「ローズ」を選んでみた。
ちなみに、セリアのシーリング用スタンプの押す部分が、標準的なものより厚みがなかった。
また、セリアのシーリンググリップのねじ部分も標準的なものより短い。
そのため、セリアのシーリング用スタンプに、標準的なシーリンググリップを取り付けると、ねじ部分が余ってしまう。セリアのもの同士で組み合わせるのが無難だろう。
②シーリングワックス用スプーン
シーリングワックス用スプーンは、持ち手がナチュラルなベージュと淡いラベンダーカラーの2種類。持ち手部分が木製で、熱が伝わりにくくなっている。
ちなみにスプーンが売り切れている場合、「ステンレス製で、柄の長い計量スプーン」で代用できる。計量スプーンは全体が金属製のものが多いので、熱が届きにくい柄に長さがあるものを選ぶことがポイント。
③シーリングワックス
シーリングワックスは粒状のものが50個入っている。全部で7色あり、私は「くすみピンク」と「パール」を購入した。
セリアのシーリングワックスのなかでも、かわいいカラーリングの「くすみピンク」。
2色以上混ぜて使うとき、使いやすい白色の「パール」。
他の道具は何を買えばいい?
先ほど紹介した道具だけでは、シーリングスタンプは作れない。他に購入するものを紹介する。
【2024年3月4日追記】
2024年3月上旬から、シーリングスタンプ作りの道具の取り扱いが始まった。
シーリングワックス炉
ワックスマドラー
シリコンマット レースデザイン
シーリングスタンプ スタンプ作成用モールド
シーリングワックス用シール
順次入荷予定なので、チェックしてみて欲しい。
シーリングスタンプ作りに必要なもの
キャンドル、もしくはろうそく
シーリングワックス炉
(シーリングワックス炉がない場合)
キャンドルスタンド、もしくは耐熱性がある皿マッチやライター
こちらはシーリングワックスを溶かすための道具。セリアで揃えるなら、キャンドル類はインテリア・アロマコーナーにある。ろうそく、マッチやライターは法事用品としてまとめて置いている場合が多い。
シーリングワックス炉は、キャンドルの上にスプーンが固定できるアイテム。シーリングワックス炉がない場合、キャンドルスタンド、もしくは耐熱性がある皿にキャンドルを置いて、スプーンを手持ちで作業することになる。
▼シーリングスタンプをたくさん作りたい人は、やはりシーリングワックス炉があると便利。こちらはシーリングワックス炉とスプーンのセット。
ワックスマドラー
(ワックスマドラーがない場合)
竹串やオレンジスティックピンセット
溶けたシーリングワックスを混ぜたり、シーリングスプーンから垂れたワックスを切ったりするために使う「オレンジスティック」。シーリングワックスを一粒ずつ取るのに便利な「ピンセット」などはネイルコーナーにある。
シリコンマット
(シリコンマットがない場合)
クッキングシート、もしくはシリコンコースター
シーリングスタンプを封筒やカードなどに直接作る場合はいらないが、後からハンドメイドに使いたい場合は用意する。竹串と共にキッチン用品コーナーにある。
シーリングスタンプ用テープ
(シーリングスタンプ用テープがない場合)
両面テープ
シーリングワックスは冷めると粘着力がなくなるので、後から使う場合は両面テープを使う。文房具売り場にある。
水を入れるコップ
保冷剤
シーリングスタンプ作りは火を使うので、安全のため近くにコップ1杯の水を用意しておく。保冷剤はシーリング用スタンプを冷やすのに使う。スタンプを連続で押すと、熱を持ちワックスが剥がれにくくなってしまう。保冷剤で冷やすことで、剥がれやすくなるのだ。保冷剤はお弁当グッズコーナーにある。
ティッシュやキッチンペーパー
シーリングワックスが付いたスプーンを拭くために使う。スプーンが熱い状態の方がきれいにワックスが取れるが、火傷の恐れがあるので、ティッシュを厚めに重ねて使おう。
アレンジに使えるもの
セリアで購入できるもので、シーリングスタンプのアレンジに使えるアイテムを紹介したい。
ホログラム
ネイルホイル
押し花やドライフラワー
これらのパーツはネイルコーナーやハンドメイドコーナーにある。
上の写真のように、ワックスを垂らした後にパーツを置き、その後にスタンプを押すのだ。
ペイントマーカー
金色や銀色などのペイントマーカーで、スタンプを押して盛り上がった部分を塗り潰すとまた雰囲気が変わる。実際に作った写真は、「完成品がこちら」に載せたので見てみてほしい。
▼金・銀・白の3本セット。私は金・銀を愛用中。100円ショップでは、金と白は見かけるが、銀の取り扱いをみたことがない。
実際に作ってみた
今回は手持ちの電気炉(キャンドルとキャンドルスタンドの代わり)と、セリアのシーリングスタンプグッズ3種を使って作ってみた。
シーリングスタンプの作り方は、セリアで買えるシーリングスタンプグッズのパッケージ裏面に書かれている。ワックスの目安は3〜4粒。(今回、温まりが遅い電気炉を使ったので、ワックスを6粒使った。)
また、シーリング用スタンプが薄いため、すぐにスタンプが熱を持ってワックスが剥がれにくくなる。そのため、保冷剤でスタンプ面をあらかじめ冷やしておくとスムーズである。
▼シーリングスタンプの詳しい作り方はこちら。
完成品がこちら
まずはシンプルにシーリングワックスのみで作ってみた。パール感がありシックな印象。
続いて、ペイントマーカーを塗ってみたもの。一手間加えるだけでコージャスな雰囲気に。
最後に、組み合わせて作ったもの。左はくすみピンクとパールのワックスを混ぜて作った。右はパールのワックスを垂らした上に、クラッシュポロを乗せてスタンプを押した。1アイテム加えると、一気に華やかなシーリングスタンプができる。
おまけ
くすみピンクとパールのワックスでシーリングスタンプ作りをする動画を撮った。音声なし、ワックスを溶かすときは倍速。ワックスが溶けている様子を見ると、なぜか癒されると思う。
身近なセリアでシーリングスタンプを始めよう
シーリングスタンプは道具をそろえるのが大変……と思う方もいるだろう。まさか、近所のセリアでシーリングスタンプの道具をそろえられるなんて、ウワサを聞いたときは驚いたものである。
じっくり向き合いたい秋の夜長、シーリングスタンプを始めるなら、身近なセリアで売られている今がチャンスだと思う。
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