92ミネchの裏側
はい、どうも福元直人です。
あ、ヘッダー写真は「クニの裏側」です。
...。
はい、すみません。。
今日は、せっかくなので92ミネchの裏側を書き下ろそうと思います。基本的な企画や進行、準備については岡秀彦とほぼ毎日、ものすごい量の連絡を取り合いながら進めていました、という大前提。
それではどうぞ✌!
スケジュール調整
今回の一連の企画で延べ161人に出演してもらっています。
つまり、彼らとのスケジュール調整をしています。これ結構しんどかったです・・。(笑)みなさんそれぞれにご都合があるので、返事が遅れたり、直前で都合が悪くなってしまったりというのは日常茶飯事でしたね。それから、面識が無い先輩へはFacebookやTwitterから挨拶と企画趣旨、それから出演打診の旨をお送りするなどをしていました。
そんな感じなので、予定変更はしょっちゅう起きていて、その都度別日程の打診や別企画とのシャッフルなど、頭の中で組み立てながら最終的にはエクセルで予定管理表を作成しました。
▼その企画管理表がこちら
こんな感じです(笑)
ちなみにさらに言うと、この表埋めていきながら、注意していたポイントは
・一週間で見た時に出演者が偏りすぎていないか
・視聴者から見ても面白い企画なのか
・出演者同士の仲の良さも別ルートに一応ヒアリング。。。
このあたりを意識して組んでいました。
各所属チームへの許可取り
今回、お金も発生しないし、母校のLIVE配信なので形式ばった取材などではないものの、一応それぞれが所属するチームや会社の規約に違反して、ご迷惑をかけては本末転倒なので、事前の許可取りもお願いしていました。
この時大切なのは、相手(出演してくれる人)に丸投げしない、ということですかね。もう少し言葉をかみ砕くと、相手が会社や上司に話やすいキーワードやネタを預けてあげることです。
どういったキーワードであれば、相手側の組織がOKを出してくれるか、もっと言うと、どんな言葉を投げかけると相手が乗り気になって会社と交渉してくれるか?
そんなことを考えながらやり取りをしていました。これって、相当いやらしい思考回路だと自分で思いつつも、社会で生きていくためには、相手を巻き込むスキルは必要不可欠なので、その意味でも貴重な考え方かなと思っています。人間は一人では何もできませんからね。
「なんだ!そんなことなら是非やりたい!ちょっと待ってて、上に掛け合うから!」と、こんなコミュニケーションが理想ですね。
相手の立場に立ったうえで、こちらのお願いをメッセージとして預ける。言葉は生き物です。テキトーに扱えば恐ろしい凶器になりますが、真摯に丁寧に扱えばとても頼もしい存在になります。
当日の進行準備
出演していただく方がスムーズに話してもらえるように、必ず予行練習は一通りしてました。当日に何か特別な企画(画伯やドラフトなど)をする際は、少なくとも3日前くらいには一度Zoomで予行練習をしてましたね。
・画面操作の順番はどうすると一番スムーズか
・資料は級数やフォントの見えやすさ
・映像は事前にテスト配信で確認
⇒これは、正直、まだ改善の余地はありました!笑
出演者にまつわる情報の予習
これは結構大事にしていて、ゲストが話す内容について、ある程度僕も付いていけるように、当時の試合映像や3年間の戦績、前後の先輩後輩関係、(もしあれば)インタビュー記事などをリサーチして、メモしておいたり、面白そうなエピソードがあればそれを質問するために別でまとめておいたり、あとは過去の92ミネch配信を見直しながら後輩や先輩とのエピソードを拾っておいて、「前回、Aさんがこんなこと言ってましたけど、覚えてます??」みたいなフリをいれたり、予習はかなりしてました。
そこまでする必要あるのか?という声も聞こえてきそうですが、せっかく貴重な時間をみんなが割いて集まってくれるので、それを無駄にしたくなかった。正確には無駄だと感じて欲しくなかった。という気持ちの方が強かったですね。
僕自身、社会人になって毎日のとんでもない業務量に忙殺されていますが、そこでひしひしと感じるのは「時間の貴重さ」なんですよね。自分の時間ですら1分たりとも無駄にしたくないので、相手が割いてくれた1時間を絶対にテキトーなものにしたくない、そんな思いでした。
告知や感想ツイート
配信がある日は毎日以下をツイート!
(まあ、ほぼヒデがしてくれてたけどw)
・配信の1時間~30分前に告知ツイート
・配信開始直後にURLと共に開始ツイート
・配信終了後に感想ツイート。
・配信終了後にYoutubeへのアーカイブをアップする作業
・感想ツイートから30分~1時間ほど空けて翌日の告知ツイート
あとは引用RTやリプしてくれた人へのリアクションすることも意識していましたね。これも地味にかなり大変だった(はず)。。
ヒデ、ありがとう!!!!
残業Zoom(ただのご褒美)
これは完全にMCである私とヒデだけの美味しいイベントです。
どの回もだいたい配信後に30分前後は居残りして雑談しているので、そのまま私もそこに残って、配信では伝えきれなかったエピソードを聞けるのは、本当に贅沢な時間でした。
実はあの代のあの人も配信後に参加してくれたんですよ・・。
トラブル対応
これは、5/17(日)「伝説の3ガード再び!」という片峯先生、吉満さん、竜馬さんに20時から出演頂く日に起こったトラブルですね。
で、その日は延期の判断をしました。
この時の対応としては、
①配信開始時間を5分過ぎたあたりで「遅れます!」ツイート
⇒視聴者の皆さんに余計な心配を与えないため
②さらに5分ほどかけて別のデバイスでアクセスしたり、再起動してみたものの上手く繋がらなかったので、ゲストの3人へ別スケジュールの打診と、既に決まっていた予定との調整を並行して始める。
③ゲスト3人の予定調整が出来たあたりで、開始から20分ほど経っていたので中止(延期)の判断。
④その日の夜に、翌週の予定表とともにリスケした予定も追加して投稿
⑤翌日以降同じ事態が起きても対応できるように代替ツールを調べる、操作してみて勉強しておく。
大まかに言うとあの日の舞台裏はこんな感じでしたね。
トラブル時は本当にスピードが求められるのと、頭の中で今後の起こり得る展開を想定し、それを場合分けして整理していくスキルが求められると改めて感じました。
これ本当にいい経験でした!!
ざっくりポイントをまとめると、
・配信開始に遅れた瞬間にまずはツイート
・頭の中で5分、10分、20分遅れた場合に取る方針と判断を整理
(5分:決行&配信冒頭に謝罪、10分:決行&配信時間の延長、10~20分:中止も視野にリスケの調整を進めつつ、配信出来た場合配信時間の延長など)
・冷静に粛々と、そして丁寧に対応と調整を進める←これ大事!
こんなところですかね。
この話は、本当に答えが無いので目の前に広がっているアクシデントとこの先起こるであろうことをあらゆる視点から想定しながら、ゴールを自ら(覚悟して)掲げて突き進む勇気とスピード、それを可能にする強い気持ち(決断力)がトラブル対応の際には大切だと実感しました。
事実 × 考察(意見)=物語(ストーリー)
これ、昨日も書きましたけど、改めて!
人は人の物語(ストーリー)に共感し感動します。話を聞く耳を持ちます。間違いなく。でも事実ってすごく無機質なものなんですよ。無表情。だけど、そこに考察や意見が入ると、オリジナルの色味を帯びて一瞬にして魅力的になる、そんなものなんですよ。
これから先の時代は、オフラインであらゆることが可能になってきます。その一方で、今までは目の前で見えていた表情や息遣い、仕草が分かりにくい時代に突入します。そんな時代に向けて備えなければいけないスキルの一つが、この「より洗練されたコミュニケーション力」だと感じました。
なんとなく、こんな感じですかね。裏話になっているかはよくわかりませんが、舞台裏に近い話を書き下してみました!
では、また!
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▼福元直人のTwitter