月曜モカ子の私的モチーフvol.251「怒涛の九月を予期して」
すみません。なぜか日々のルーティーンの中で「月曜」という曜日を失念してしまうルーティーンになっているようで、本日火曜日。もはや月モカでなく火モカでも「再び再開」と先週宣言したからにはちゃんとupしたい。
今年は六月末から猛暑だったのでとにかくたくさん溺愛する芝プーに行った。しかし芝プーも9月になると17時まで。夕暮れが美しかった初夏の19時の東京タワーは何処へやら、先日は19時でもう真っ暗だったので、今日は久しぶりに日中に。
八月に無事「宵巴里」が出て、それらの謹呈やサイン会や早々と読んでくださった方々からのレビューを掲載、などなど、慌ただしい八月を経て、九月からも引き続き「ゆっくりのんびり」販促活動を続けて行こうと思っていたけど、もはや「ちょっと宵巴里のことはおいておく」九月になりそうなくらいに九月、怒涛の予感。
↑こちらは紹介しそびれていたレビューです。彼女も執筆家さんです。
この夏のコロナは過去最大級にみんながバカスカ罹患しておったけど経済を優先ということで緊急事態宣言はなし。けれどもすごい勢いでテレビでは煽っていましたので、うちだけでなく、だいたい知人友人の飲食店の経済はほぼ3ヶ月DEADでございました。緊急事態宣言出さなくてもあれだけ煽られたら、そして今の隔離の扱いであればみんな夜は飲みに出れなくなってしまいます。どこかの経済が回り飲み屋の経済が死ぬこの3ヶ月。でもそんなことを愚痴るのに時間を割いてもお金に変わるわけではないので、ともかく九月よ、九月に向かっていこう!ということで。宵巴里にも登場する”戦士りさこ”のモデル、りさこ(そのままかい!)の結婚式があるのです。これぞイーディ九月の目下大イベントと言っても過言ではないでしょう。
こういう大切なイベントがあると、それを健やかに滞りなく行うために、
わたしはいつものわたしとちょっと違った雰囲気になります。
それはね、こういったことを滞りなく行うにはたくさんの人の力やお祝いの気持ちや、つまり通常より「+」感情が皆に働き、しかしその分、何かあった時にどんと「ー」の気持ちに反転することがあるのだけど、
わたしにはなるべく関わっている周りの人たちには「凪」でいてもらいたいわけなんです。
わたしはそれら人間関係のど真中にいることになるわけなので、誰かに対して重心を強くかけることはできない。つまり強い同調とか強い批判とか。
なのではたから見たわたしは「なんか違う感じの雰囲気」なのですが、
それは「この3ヶ月で大きな赤字を出してお金のことで頭がいっぱいになっている」わけではないから
これを読んでいる身近なみなさん誤解しないでね。
開業する時「人はお金がないと大事な判断を見誤るから」と言って「これくらいは持っときなさい」とまとまったお金を持たせてくれた人がいました。
開業して3ヶ月以内にお返しできたけど、あの時の言葉をとてもありがたいと思っているので、自分は以来いつも「人として健康的な判断や人への態度」ができるだけのお金(がない時は時間であるとか休暇であるとか)を持つようにしている。
まあそんなわけで、怒涛の九月を予期して、とにかく健やかな心身で日々生活できるようにいろんなことを見直している。
以上もうこんな感じで今日はまとまってきたのだが、書く前にはこれを書こうと思っていたことを2つ書いてみよう。それは最近人気のスパイス調味料「ほりにし」と先日サマソニでオープニングアクトを務めたリナ・サワヤマのこと。両方自分たちが納得いくものを「忖度」や「INPUT(とリナ・サワヤマは言っていた、レコード会社の意向や条件とかそういう意味と思う」」のない状態で時間をかけて製作し、2年〜3年かけて世間に広めた。
そうだよねやっぱり3年くらいはみないとね、と宵巴里も長い目になる。
と、加えて思ったこと。リナ・サワヤマ、彼女が音楽業界でやっているインディーズレーベルのリリースの形に似ている書籍出版の形って、まだ日本にないよねえってこと。宵巴里のような形。つまりある程度、アーティストが全部自分で作ったものを「出版社の人間がちゃんと編集として入って」でもインディーで出すっていう流れは今まだないよなあ。って思った。
それがどれくらい意味を成すかというのも「宵巴里」が試金石なんだけど先月出たばかりの今月では答えは出ないね。長い目で見てゆこう。
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<モチーフvol.251「怒涛の九月を予期して」/ 2022.9.6>
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☆モチーフとは動機、理由、主題という意味のフランス語の単語です。
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