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初めて会いたいと思った

21歳年下の女の子。
前の会社の同期で、とっても馬が合う。

普通なら親子のような歳の差ですが、何でも話せる親友のような感じ。

しょっちゅう長電話して、話しがつきない。

「今日休みですか。」
「うん。」
「何してるんですか。」
「藤の花みれるのが今日までで、これ見てた。」

と、藤園のホームページの画像を送ると、

「行きましょ!今から。」
「本当に?行こ行こ!」

そんなノリでよく2人で旅をした。

山奥にある大きな藤園。歩いて山道をくだっている時に、お腹がゴロゴロ:(;゙゚'ω゚'):

「やばい!どっかトイレない?」
「さすがにないでしょ。下まで行かないと。」
「ムリムリムリ!見て!この鳥肌。」
「えー!もうそこの草むらで🤣」


爆笑する彼女。
その後、どうなったかはご想像に
お任せいたします、、w

彼女も空とかお花が好きで、桃源郷にも一緒に行きました。

上手な写真の撮り方や、シューティングバーも彼女に教えてもらいました。

「最近の若者って、何して遊んでんの?」
「最近ハマってるのはシューティングバーですかね。」
「何それ?」
「むらさきさんも行きますか?」
「行く行く!^o^」

シューティンググラスを装着して、腕をまっすぐ伸ばして、伸ばした先の的に合わせる。

彼女の指示通りに、ピストルを撃つけど的に当たらない。

「あの真ん中の黒い点ですよ。」
「黒い点は真ん中以外にもあるんですよ。」
「1つしかないですよ。」
「3つあります。飛蚊症なもんで(´・ω・`)」
「なんですかそれw」

彼女は数年前に田舎へ帰り、結婚した。
その彼女から久しぶりに朝っぱらから連絡がきた。

「体調どうですか。」


お互いの近況や、いつものようにたわいもない話。旦那さんやペットの話しで笑い転げる。

「観葉植物とか育ててる?」
「枯れて汚いから捨てたいのに、旦那がこれベランダで育ててます。」

と、送られてきた写真は萎れたパキラ。

「それ!枯らしたらダメ〜!金運UP最強の木!」
「え、本当に?これ捨てて、今から綺麗なの買いにいきます!またあとで連絡しますね!」

旦那のパキラ捨てないでw
相変わらずフットワークが軽いな!
腹の底から笑ったら楽しくて、今すぐ彼女に会いたいと思った!

リアルの人に会いたいなんて、こんな気持ちパニックになってから初めてです。もう少し回復したら会いに行こうかな。

私は今、パキラを抱えて帰ってくる彼女からの連絡を楽しみに待っている。

一緒にみた阿蘇山の噴火口
阿蘇山の湧き水
阿蘇山頂
またいつか一緒に
旅をしたいね


この10年の、たくさんの思い出を懐かしみながら、彼女を待っている間のnoteです。

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