長い旅と書くということ
ブログを書くきっかけは「退職」
会社を辞める。それによって必然的にフリーランスになるので、冗談半分に「ブロガーになるしかない」と呟いたところ、実際そうするしかないように思えてきたところです。
しばらくどこで書き始めるべきかを検討していたけど、やってみながらでもよいかと思い、もともとアカウントを持っていたnoteをここから始めます。
私は、末端からつなぎつなぎ、いろんな雑誌づくりの場所にいて、20年くらいになります。そのうち、最近の12年はある美容専門誌にいて、最近2年は月刊誌とウェブマガジンのトップをやってました。
会社を辞めるのは、夫が住む香港に移住するためです。
香港との因縁は長い。相当むかしに、本当に、本格的に香港にハマった時期があり、その時にかじった広東語や香港の歴史等々の知識を細々と繋げて今に至りまする。夫は日本人だけど、出会ったのも、香港を縁にしたものです。
それでも20年来、「住む」という機会は全くなかったのにここにきて夫の駐在命令ですよ。驚きであります。
そういうわけで、平たくいうと「香港の駐在妻」になるわけです。全くバブリーな響きであります。
「香港」という場所から書こうと思う
香港でブロガーになると平たくいうと、「あーはいはい、チューヅマのやつね」という印象を受けるでしょう。私も、今のところ、そうしたスタイルしか思いつかない(笑)。多分、そういうことになります。
でもな〜。異国にいて、原稿を書くというスタイルの憧れは、山口文憲さんなんです(ぽっ)
ゆくゆくは、ここで香港での出会いとか、みなさんの興味のわく感じで辿っていけたら嬉しい。
またまたまたまた、Twitterやfacebookでの私の投稿グセを見ると、全く香港に限らず、あれこれ書き散らすだろうということも予感していて、そこらへんをどうするかは、あとで考えます。
タイトルの「長い旅」とは、つまり、香港に住む(日本から出る)ことと、ブログを続けることをかけています。
書くということについてのブレイクスルーは何か
まあ、端くれとはいえライターや編集の仕事をしてきて、過去に何度かブログを書くことについてトライしたことはあったのだけど、全然うまくいかなかった。
原稿を毎日毎日推敲し、タイトルに文句をいい、構成をぶった斬る仕事をしてきたのが災いしているとしか思えない。要するに格好をつけているんですよね。
そういうわけで、「格好つけ」をなくすことがブログを書き続けることについてのブレイクスルーになるのかなと思っています。
まだ、香港には行ってません
まだ、会社も辞めてないし、実際に香港に住み始めるのは来年。行く行く詐欺にならないよう祈るばかりです。
それまでは、そうだな、これから海外に行く人が必要なことなど「実用的」なことなどつぶやきながら、書きながらえようかと思います。
先ほど、香港のチューヅマになることを「バブリー」だと表現したけど、実際は全くの時代錯誤だし、日本の経済も通貨よろしくない中、物価も家賃も何もかもが高騰し続ける香港で生きるのはただただ、「我慢ゲーム」みたいなものです。
そういうところも、身を置きながら説明させてもらえればなぁと思います。