Revit LT × LUMION の使い方
※アトリエ同業者・学生向けの記事となっております
α.REVIT LT と LUMION のススメ
前回の記事でRevit LT × Twimotionのコスパが最強というお話をさせていただきました。一方で、mocAにてメインで使用しているソフトは実はRevit LT × LUMION です。
Twinmotionが無償化される前に、買切り型のLUMION pro 12 をすでに購入していたこと、また前職でLUMIONが導入されていたこと、そしてまだ比較段階ではありますが、同等のアウトプットがLUMIONの方が早く作れること、等を理由として当分はLUMIONとTWINMOTIONとを併用する予定です。
完成度については、LUMION / TWINMOTIONともに一長一短がありそうです。ただ、実務においてスピードは命です。いかに簡単に・直感的に・ストレスなく・こんな感じ・あんな感じという想いを、息を吸うのと同じように試行錯誤できるかどうかについて、LUMIONの方が一歩リードというのが現時点での評価です。
β.さっそく簡単にパースをつくってみよう
さて、ここからが本題です。
mocAで通常行っているワークフローを共有し、いかにRevit LTとLUMIONの連携が簡単で魅力的か記事の後半+動画でご説明したいと思います。
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目標到達点は、掲載パース程度を想定しています。
動画による説明では、簡単な箱を一からつくり、それをLUMIONにエクスポートし、マテリアル・エフェクトを当てはめるというワークフローをご説明します。
この記事と動画を見れば、
・Revit LTとLUMIONの効率的な連携方法がわかる
・Revit LT側でのモデル準備の方法がわかる
・LUMIONが初めてでも、一定レベルのパースがすぐに作れるようになる
尚、記事をご購入いただいた方限定で、
・記事内 掲載パースのRevit LT データ
・記事内 掲載パースのLUMION データ
がダウンロード可能です。
※Revit LT:2022ver, LUMION:ver12 のためご注意ください
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REVIT LT と LUMION 活用のコツ
1.Revit LT側での準備づくり
さっそくですが、Revit LTを開いて、簡単なモデルを作ってみましょう。
今回はRevit LT 自体の操作についての解説ではないため、動画中はショートカットキーなどを使ってスピーディにモデリングを進行していき、LUMIONに移行するためのモデルづくりのポイントに焦点を絞って説明します。
・床
・壁
・天井(折り上げ)
・窓
・ドア
程度の基本要素がある簡単なモデルをつくってみたいと思います。
本来は、作図開始前にRevit のキーボードショートカット設定、テンプレートファイル設定等の重要なポイントもあり、今後、mocA おすすめのキーボードショートカット設定ファイル、テンプレートファイル等も別記事で共有できればと思っていますので、お楽しみに。
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