否定形を肯定形に変えるとどうなったか?
今日はちょっと脳科学っぽいお話です。「否定形を肯定形に変えるとどうなったか?」という事で、小学生の息子の朝のエピソードをお話ししてみようと思います。
まずはじめに、「脳は否定形を理解出来ない」というのはご存知ですか?
例えば、
と言われたら、どうですか?
リンゴ、想像してないですか?
「想像してないよ…」という人も、もしかするといるかもしれませんが、多分ほとんどの方は、頭にリンゴが思い浮かんだと思います。
このように、基本的に脳は否定形を理解出来ないので、「〇〇しないでと言われてもしてしまう」と言われています。
なので、子育てでも「否定形ではなく肯定形で言いましょう」とよく言われていますよね。
ということで、前置きが長くなってしまったのですが、ここからが息子のエピソードです。
息子は4年生になったのですが、朝の支度がとにかく遅いんですよ。
最近、早起きはできるようになって、6時くらいには起きているのですが、ずっと好きなことをしていて、なかなか着替えや支度をしないんです。
それで、早起きしているにも関わらず、遅刻するという何とも残念なことがしょっちゅうなんですよ。
なので、わたしは毎朝「早くしないと間に合わないよ」と言っていたんです。
そう、「間に合わないよ」ってずっと言い続けていたんです。
これがよくないなと思って、ある日ちょっと言い方を変えてみました。
「急げば間に合うよ」って。
するとどうなったかというと、本当に間に合うようになったんですよ。
伝えたいメッセージはどちらも「急いで」ということで同じなのですが、受ける印象はかなり違いますよね。
こんな言葉くらいで変わるのかな…と思いましたが、本当に変わったので、よかったらお試しください。
今日は子どものエピソードでしたが、否定形を理解出来ないというのは大人も同じですので、どなたかのご参考になれば幸いです。
わたしも引き続き、朝のお支度時以外にも試していきたいと思います。
朝子どもたちを送り出すのが、本当に1日で1番の大仕事なんですよね。
機嫌よく送り出したいですね。
言葉の力で変わるとうれしいなと思います。
*このnoteは、2021/4/17に stand.fmでお話しした内容を編集したものです。
*このお話はstand.fmの公式おすすめチャンネルに掲載していただきました。
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それでは、最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。
今日もよい1日をお過ごしください。もかでした。