心地よい疲れ
人と人との鎖を断絶してしまう様なニュースが流れる日々。
雪の翌日の青空。久しぶりの大舞台、たくさんの人々と協力し合いながら1つの舞台を作り上げることができました。
早朝、息が白くなるような寒さの中、外で雪かきしてくださっている人々
青空が見える大きな窓のある広間で掃除機をかけているおじさんの優しさ
荷物の入った段ボールを開けるタイミング。早く開けなきゃといい年した白髪のおじさんが新しいおもちゃを前にした子供のような笑顔で急かしてくる。私がまだちょっと早いんじゃないかなーと思ったら、そのおじさんは、ガムテープに手を掛けてあっという間に段ボールを開けてしまった。
そんな感じの始まりでした。
みんな今までの人生をどうやって生きてきたのか
人生の年輪や経験の重み
人への気遣いの温かさや
声かけのタイミングだったり
距離の置き方だったり。
近づいては離れる
また近づいては離れる
お互いが振り子のように
ぶつかりあって反発するのを繰り返しては
ひとつのものを作り上げていく
たくさんの人々と力を合わせて
こうやって1つのものを作り上げていくことが
こんなに楽しい経験だったとは
とても久しぶりでした
あれからもう2日が経ってしまったのに
いまだに水泳の後のような心地良い疲れが残っています。
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