【大手コンサルも実践!】パワポ資料作成のセオリー(1/5)[序論]
当記事の目次
1.想定読者
2.当記事の目的
3.資料作成のセオリーとは
4.資料作成のセオリー全体構成
1.想定読者
当記事は以下の読者を対象としています。
新社会人でパワポ資料作成の基礎を知りたい方
社会人になって会社でパワポ資料作成の基礎を教えてもらえなかった方
SIerからコンサルファームに転職したがパワポ資料作成が苦手な方
コンサル転職を考えており事前にパワポ資料作成のポイントを抑えたい方
単純にパワポ資料作成のポイントを知りたい方
2.当記事の目的
上記の想定読者を対象に、主に、IT業界・コンサル業界でセオリーとなっているPowerPoint資料作成の基礎的なポイントをお伝えすることが目的です。
会社によっては、入社後にパワポ資料作成の研修がある場合もありますが、多くはそういった研修がなく、現場、プロジェクトに投入され、まず我流で資料を作成し、それに対し上位者からのキツいレビュー指摘を受けて徐々に身につけていくスタイルだと思います。
上位者も業務多忙な中でレビューを行う為、指摘内容が抽象的であったり、レビュアーの好みに依る内容だったり、単純に上位者もまたスキル不足だったりと、"指摘の質"にバラツキが見られることが往々にしてあります。
その状況下、指摘修正を繰り返すうちに、正解が見えなくなって苦手意識を持ち、また資料作成する際に四苦八苦するという人が後を絶ちません。
そういった非効率・非生産的な事態に陥らないよう、当記事では、大手コンサルファームの新人研修でも語られる内容にも触れ、著者の過去の経験や、諸先輩方の資料作成術の共通項を導き出し、順を追いながらベストプラクティスをお伝えいたします。
3.資料作成のセオリーとは
資料作成は、あくまで目的を達成するための手段に過ぎず、“見栄え”よりも “中身”が重要です。ただ、その“中身”も読み手に伝わり、理解し、行動してもらえなければ意味を成さず、目的を達成できません。
PowerPointで資料作成する上で、“見栄え”や、作成方法に関する一般的なセオリーがあります。名だたる大手のコンサルファームも、そのセオリーに沿って資料作成をしています。なぜならば、 重要な“中身”を、より効果的に伝えられるからです。
中身はさておき、まずはセオリーを知り実践していきましょう。
セオリーは“中身”とは別次元の話で、単に真似をし、意識すればいいだけの話に過ぎません。
4.資料作成のセオリー全体構成
以降、テーマごとに、記事を分けて解説していきます。
序論 ※当記事です。
資料作成の”禁じ手”
資料作成の”マナー”
資料作成の”クライアントに対する配慮”