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もう、本当に、斜に構えるのをやめるんだ!
(2024/4/20土)
山田ズーニーさんの『あなたの話はなぜ「通じない」のか』を読みまして
わたしはもう、本当に本当に、おさらばしたいと思っている。
「斜に構えてしまう自分」と!!!
HOW TO本っぽいタイトルなのだけど
そしてもちろんコミュニケーションのHOW TOがわかりやすく展開されているんだけど
小手先TIPSとかではなく、もっと根本的に、人と言葉を交換するときに何が起こっているのかが、書かれている(と理解した)。
読み終わった後に、なんだかものすごく問われた気がした。
「あなたの、心から、伝えたいことは、なんなんだ」と。
「あるでしょう、伝えたいことが」
「それが伝わらなくて悔しいんでしょう」と。
そう、わたしには、伝えたいことがあったのだ。
それが会社の方針や体制た自分の立場が変わる中でうまく実現できなくなってきて
だからわたしは会社を辞めたのだ。
だけど、いざわたしは会社の外に出てみて
あまりにも自分の伝えたいことの「伝わらなさ」に愕然とし、絶望し、
それでたぶん、今までずっとへそを曲げていたんだと思う。
エピローグと、文庫版あとがきに、ズーニーさんが、会社員10年目ごろに感じた壁と、その後、会社を辞めたあとのエピソードがある。
「内輪では評価されるのに、今ひとつ外に広がっていかない」という壁について、こう書かれていた。
そして、「今まで難なくやってきたのに、外とうまく通じあえない」と苦しみ始めたとき、あなたはすでに壁の外を歩いている。つまり、今までの自分の枠組みが通じない、新しい領域に足を踏み入れ、今までの自分の枠組みが通じない人の声を本気で聞こうとしている。
だから、外と自分の意思疎通がうまくいかず、自分がぐらぐらするのも当たり前だ。
エピローグ 通じ合う歓び P.241
わたしは、自分が何の壁の前にいるか考える前に、とっとと諦めて、なぜなら自信がなかったので、それで自信がないのもなんとなくいやで、持ち前のチュウニ病を発揮し、斜に構えている。
一生懸命やるの、ダサい、というやつだ。
一生懸命働くのも疲れるし、消耗するし。
そして、わたしは、やっぱりチュウニらしく、誰かに説教やアドバイスをされるのが死ぬほど嫌いなので
「自分の中に伝えたいメッセージがある」ことって、老害なんじゃないか、説教くさいんじゃないか、説教臭えおばさんになってたまるもんか!ってさらに意固地になっているんだよな。
だから、一生懸命やるのダサい、から、伝えたい強いメッセージを発信するのダサい、みたいになっていっているように思う。
そして強いメッセージを発しているもの、特にそれがアドバイスっぽい感じのものと、斜に構えることで距離をとろうとしてきた。
(ちなみに、この、アドバイスがうぜえ〜って感じる理由についても、「伝えたいことが伝わらない」ひとつの事例として、この本にしっかり解説してあった。)
伝えたいことなんてなんもないけど〜って
おもろなコンテンツ作っている人たちかっこよすぎんか?と
憧れたりもした(今もしている)
でもたぶん、そういう人にも、伝えたいことはあるのかもしれない。
その哲学そのものがおもしろくて、でも、当人にとっては当然で、伝えるまでもないこと意識しなくても伝わっているとか。
伝わらなくて自信がなくなって
斜に構えることで自分を守ってきた自分と
さよならだぜ!
素直になるです!