見出し画像

やりたいことカタログのやりかた。③FAQ編

noteで「やりたいことカタログ」のチュートリアルを載せてる中、最後はFAQ。読み物的なものを求めることが多いnoteなので、なんでチュートリアルが載っているんだと感じている人も少なくないかもしれない。

「やりたいことカタログ」は積年のやりたいことだったのでその根幹にある考えとか自分の経験とかが外せない、そんなことが書きたいとこ。

そもそも、なんで瓦割り、居合抜刀、シェアスペースと続けてきて、次がなんで「やりたいことカタログ」なんだ、と。

少しばかりお付き合いいただければ。

<過去の①機能編と②活用編↓>

以下、いただく質問といただきそうな質問たち。

Q.そもそもなんで「やりたいこと」を書くといいの?

A.理由は以下の3つ。
①「やりたいこと」を書き出すと自分の本心に意識を向けることができて、「やらされごと」から「やりたいこと」に気持ちをシフトできるから。
②「やりたいこと」を書いておくと、時間のある時や休日にやること・行くとこの候補が並んで楽しく時間を過ごすことができるから。
③「やりたいこと」を自分で実行を重ねていくと、毎日が楽しくなるから。

基本的に「やりたいこと」は他人がどうこう評価するものではなくて、自分の本心から湧き上がってくるもの。
普段は蓋を閉じていることも多いので、少しずつでも蓋を開こうとするのは大切なこと。

実際に、自分が2014年から「やりたいこと」をオープンに書き始めて上記の①②③を体感しているので、ここは経験的にそうだと思う。

①の「やらされごと」が多い毎日だけを過ごしていると休みの日が恋しくなる。「なんでこんなことやんなきゃいけないんだよ」と不満ばかりが出てくる。自分の「やりたいこと」は誰かにやらされることではないので嫌なら止めればいい。決めるのはいつも自分。

②の備忘録的な効用は間違いなくある。日常的に見ているTVや雑誌で「ここ行きたい、あれやりたい」と感じるものも、記録に残しておかないと絶対に忘れる。これはみんな経験がある気がする。
ふとした休みに「今日は暇だ。何やろう」となった時に、行きたい・やりたいといったことは思い出されない。その結果、何もせぬまま1日が過ぎてしまう・・・。備忘録としてストックしておくことは本当に大事。
なので、「やりたいことカタログ」は、「みんなのやりたいことストックサービス」と銘打っている。

③「やりたいことカタログ」は自分で実行することをベースとしている。
超自然的な力が起きることを期待はしない。
なので、自分で決めた「やりたいこと」を自分でやることが、自律性を高めてくれること、この上ない。これも経験的にそう思う。自分の人生を自分でコントロールしていくこと。


Q.なんでオープンに共有することが必要なの?

A.自分だけの手帳やノートに書くよりも意識に残りやすいから。
(仲間と一緒にやっている場合、自分の書き込みに話が及ぶこともある)

もちろん、自分だけのノートや手帳に書いておくことにも意味がある。
ちゃんとストックしておければ、実行に移す機会も増える。

その上、他の人が見る場所に書くことは「宣言」的な効果があると考えている。「やりカタに書いちゃったから、やろうかな」みたいに自分の行動の理由付けに繋がることもある。
自分ひとりだけしか見ない場所だと、「ま、やらなくてもいいかな」というようにストッパーが効かないこともある。
1人の世界にクローズするよりは、外に対してオープンにする方が広がりが生まれて新たな展開を産むことが多い。

加えて、もし仲間や家族と一緒に「やりたいことカタログ」をやっている場合は、より宣言の効果も強くなる。◯◯が見ているから、やっておこうかな。また、それとは別に「やりたいことカタログに『◯◯したい』って書いてたじゃん」というように思ってみなかった指摘が入ることも少なくない。


Q.画像が必要なのはなんで?

A.画像がある方がイメージしやすく記憶に残りやすいから。

「やりたいことカタログ」は「やりたいことリスト」のUPGRADE版だと考えている。実際に、過去自分のやりたいことをリスト化していたこともある。
リストを書いている中で、その出来上がったものを開いてもイメージが自分の中に残りにくいと感じていた。

また言葉の定義もそれぞれによって微妙に違うときに、他の人の書き込みが何を想像しているか、ズレが生じてしまうこともある。または全然よく分からない単語のものは具体性を欠く。

ひとつひとつに画像を付けるのは少し大変ではあるものの、その効用としては文字だけで書くより全然大きいと考えている。


Q.引き寄せの法則ってこと?

A.基本的には引き寄せの法則を否定はしないけれど、一歩距離を取るスタンス。「やりたいことカタログ」は引き寄せではなく、自分で実行するためのやりたいことストック(備忘録)。
引き寄せの法則で何かが勝手に起きてくれることを期待するよりも自分でやった方が速いし、その後の自分の自信にもつながる。

願望実現の文脈からすると、引き寄せの法則だよねと言われることも少なくない。確かに本屋に行けば、引き寄せの法則でやりたいことは書き出そうという趣旨の本が棚に数冊は並んでいる。

引き寄せの法則を否定はしない。
実際に「やりたいこと」を書き出してからというもの、実現したことの幾らかは自分の努力や意思とは別に勝手に向こうからやってきて叶ったものだ。

ただ、自分の実現したいことを引き寄せに任せてしまって、自分はただ待っているだけのポジションを取るよりも、自分で少しずつでも動いた方が現実になることをベースに置いておきたい。

その方が自分の自信に繋がるし、その後、何か別のことをやろうとした時のフットワークの軽さにも影響していく。

引き寄せは発生したらラッキーくらいなもので、基本は自分で実現すると思っていた方が良いと考えている。


Q.深層心理に刻み込むために繰り返し見た方がいいの?

A.特に必要なし。見たければ沢山見ればいいし、見たくなければ別に見なくてもいい。
できれば少なくとも年1くらいは見返して、MYカタログの実現の確認や不要なものの削除を行って、フレッシュな状態にするのをオススメしている。
(毎月1日のアラートはそのために行っている)

こちらも本屋に並ぶ願望実現法には、書いたものは繰り返し繰り返し見ることが重要と説かれている。
「東大合格」と半紙に書いて壁に飾っておくという類のもの。

ここについては見たい人は見ればいいし、見たくない人は年1くらいは見たら良いのでは?というスタンスでいる。
繰り返し見ることを強制されると辟易するし、フラットにテンションが上がらない。

何よりも自分が書きたいと思ったことを書く、ということが大事。
なので、ルールがどうだとか、繰り返し見ないと叶わないみたいなことを言っている人がいるのであれば、「へー、なんでそんなことを言うんだろう」と訝しく感じてしまう。
深層心理のことなんてそんなに解明されていることなんて多くはないんじゃないかな?

・・・そうそう、個人的な体験で言うと、かつて人生100のリストを画像・音楽を付けた動画にしていて、それを定期的に見てた時期がある。
でも、それってあまり意味が自分の中ではなかった。

むしろ逆効果だったと感じた。自分の書き出していることがすぐには叶わないものが多かったので(人生100のリストなので)、それが実現できていない自分との対比で凹まされた。
そりゃ、「子供を2人持つ」「5社会社を作る」「世界にブームを起こす」「超能力を持つ」「世界100ヶ国に行く」などなどすぐには実現するものではないので・・・。
(ちなみに、今は子供が3人いて、1社会社作っているので、on the wayではあるかもだけど)

なので、たくさん見るも見ないも個人の自由!という方が気楽よねと。
無駄にセルフイメージを下げる必要もないし、やろうがやるまいが個人的な「やりたいこと」と言っているだけなので。


<って書いている間にまた長くなってきてしまったので以下の質問は端的な回答にて!>

Q.紙に書いた方がいいって聞いたけど、WEBで意味があるの?

A.ある!実際にあれこれ実現したと自分も他の人からも聞いている。

Q.たくさん書けって言われてもなかなか出てこない。どうしたらいい?

A.自分が思いつく限りを書いたら、次は他の人の書き込みを見てピンと来たものをコピー。
あとは、日常生活の中で「これやりたい」「あそこ行きたい」と思ったことが出てきたらすかさず書き込むのがオススメ。

やりたいことが多ければ多いほど、実現する可能性は高まる。

Q.100個書いたけど、何も変わらない。どうなってるんだ!

A.もしかしたら大きいことばかり書いている可能性がある。もっと日常的なものも織り交ぜながら書くのが良いはず。


・・・この他にもあれこれ聞きたいことがあるかもしれない。
その場合はコメントに書いていただくか、個別にメッセージをいただければ。

一方的な説明で「やりたいことカタログ」を伝えようと試みるよりも、質問に対して回答する方が届きやすいかもしれないと今回感じれたのが良かった。

・・・というわけで、「やりたいことカタログ」の説明をあれこれしてきたけれど、理屈はともかくとして、ピンと来た人は自身でやってみて、何が起きるか観察してもらえると嬉しい。

私自身、「やりたいこと」を書いてこなければ今の自分のいるところに辿り着かなかった実感がある。その点だけは最後に付け加えておきたい。

最後の最後まで冗長な文章にお付き合いいただき本当に感謝です。

楽しく暮らすためのサジェスト
「「やらされ」から「やりたい」にシフトする」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?