PODCASTを勢いで始めて 気付けば1年5ヶ月経っていた話。
2019年の11月。
仲間のうぃりーと「たのくらCAST」というPODCASTを始めた。
毎週水曜9時にzoomで待ち合わせての収録を重ねて重ねて気付けば1年5ヶ月。放送回数も120回を超えた。
(水曜・金曜配信がベースなので100回を超えることになった)
これだけの回数を重ねるに至ったのは、最初にコンセプトと収録するサイクルを決めたのが功を奏している。最初にサイクルさえ決めてしまえばグルングルン回るのでうまくいくことが多い。
あと、2人でやっていることも大きい。1人では気持ちが折れてしまうこともあるけれど、2人であれば折れないで続けていける。
今やっている(というか育休中だけど)読書会もそうだし、かつてやっていたプレゼンサークルも合唱サークルも同じ。
どういうサイクルでそれをやるかを決める。ここが秘訣だ。
毎週◯曜日なのか、毎月1日と15日なのか、毎週第2日曜日なのか。そういうサイクルはきちんと決めておく。そうするとカレンダーが勝手に進んでいく ので、そのスケジュールに従ってやっていけたらいい。
今回、特にたのくらCASTが1周年とか100回というようなキリのいい数字ではないけども、noteを始めたこのタイミングで振り返っておきたい。
<Google Podcasts (上)・Apple Podcast(下)>
「podcastを始めよう」
たのくらCASTの相棒のうぃりーは会社の元同僚で同い年。
性格はロジカル&楽観的。オレはエモーショナル&悲観的。
対照的な性格だけども、鼻息の荒さは似ていて、会社の仲間うちでよく飲むような関係だった。
2019年2月に偶然にも同じ講座を受けるようになってから、グッと距離が近付き、ほぼ毎日なんらかのやり取りをするようになった。
よく、うぃりーは飲みの帰りに
「今日の話は良かったなー。PODCASTに録ったら配信できるのになー」
と言っていて、飲みの他愛のない話なんて誰も聞かないでしょって思ってた。
講座中はほぼ毎日のように講座についてあれこれ連絡をとっていたこともあって、その講座が終わってからロスに陥る。エネルギーの向かう出口を求めていたのかもしれない。
そんな中で、そんなにうぃりーが言うなら「PODCASTを始めよう」と自然といきついた気がする。
テーマと録音するサイクルを決める。
「PODCAST」を録ろうと決めて、初回は平日の朝9時に浅草ハコバナ(弊社運営)に集まった。こういう時に自前のスペースがあると便利だ。
どうやらANCHORというアプリを使えば、楽にApple PodcastやGoogle Podcastsなどの配信に載せられるらしい。システム的な問題はない。
ではでは、どういうテーマでどんな調子で収録するか。また、その頻度は。
ものの30分もかからない中で、ここら辺はすんなりと決まった。
・テーマは「楽しく暮らすをテーマに40歳男子が雑談する」
・タイトルは「たのくらCAST」
・2人で雑談をするだけの内容。何か落とし所を決めて話さない
・「楽しく暮らす」を謳う以上、大事なのはまず自分たち2人の楽しさ。
・再生回数を気にしたり、リスナーを意識したコンテンツ作りをしない
・毎週水曜日の8:00~9:00に収録する
骨格が決まったので、初回はテスト的な収録をしてみて(それも配信に載せている)、終了。
あとはやりながら修正するところを修正していこうということにした。
骨格を決めただけで走り始められるフットワークの軽さが良かった。
なんとなく始めたPODCASTだったけれど、これはやっている本人が一番楽しい
上記のような形で2019年11月から毎週のPODCAST収録がスタート。
日時を決めているので毎週そのサイクルが勝手にやってくる。
意外と2人とも律儀にその予定を飛ばすことなく(急なスケジュールも入ってくることなく)、どんどんと配信回数が増えてきた。
やり始めてみて「このPODCASTは面白い!」と自分たちが強く感じていた。
配信をした後で、それぞれで内容を聞くのだけれど、そこで繰り広げられる会話にすごく共感してしまう。
「このMCはすごくいいことを言っている」と。
当たり前の話、自分で自分の話を聞くのだから、その内容には共感しかない。
だけど、なんだろう、自分の話を客観的に聞けるというか、自分の話を自分とは切り離された感覚で再度咀嚼するように聞けるのが面白い。
村上春樹が作品として出たものは自分とは切り離されたものだということを書いていたけど、そういう感覚に近いのか。いや、それは分からないな。
「再生回数を気にしない」ということを決めていたのも本当に良かった。
あまり再生されていなくても、逆に多く再生されていても、その評価に対して特に気にせずに自分たちの好きなテーマを好きなように会話してこれた。
いつの間にか、フォーマットも整理されていって、お互いに1テーマずつ持ち寄って30分ずつ雑談をしておしまい、という形ができた。
ゲストを迎えた時には、そのゲストに「楽しく暮らす」というテーマで思いつくことや、楽しく暮らす秘訣などを1時間語ってもらうのをふむふむと聞くという形に自然と収まった。
開始してからすぐコロナでSTAY HOMEになったけれど、zoom先生の録音機能が優秀で、zoom収録であっさりと乗り切れた。
そしてあっという間に1年5ヶ月経過。
毎週の積み重ねの中であっという間に1年5ヶ月が過ぎ去った。
よもや毎週うぃりーと収録と称した雑談をしているので、収録がない1週間があると違和感を感じるようになっている気がする。
引き続き「楽しく暮らす」についてあれこれ思案しながら、お互いの持っているものを持ち寄って、たまにゲストも迎えながら、雑談していけるといいな。何より話している自分らが楽しいし、話している中で見付かるものもあったりするから。
PODCASTをやってみたいなーと思っている人がいれば、すぐさま骨格を決めるところから始めて、取り合えず「GO」してしまうのがオススメだ。
うぃりーからのコメント
雑談ってどんなイメージでしょうか。時間つぶし?話題にもならないようなこと?
自分のイメージは全く違います。
仕事は目的があって話すけど
リラックスしたシーンで、仲間と話す事で、その人の本音や人生観に向き合うことができる。
やってることは雑談だけども、気持ちとしては毎週、たみーの人生観のアップデートを確認して
自分の人生観と相互作用する30分。私の人生観が私たちの人生観に螺旋的に発展していく(大げさでなくてほんとに!)
個人の雑談を通して、自分達の人生観が湧き出てきて
それを世の中に届けられて、少なからずリスナーから反応をもらう。
二人の人生観が社会と繋がる瞬間。
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