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瓦割りカワラナの新プラン 記録チャレンジ頭突き部門!

瓦割りカワラナには売り物が瓦しかない。
当たり前の話だけれど。

2017年4月にお店を始めるにあたって、どういうメニューを作って始めるかということをうんうん考えた。そもそも何枚くらい割れるものなのか、お客さんも気にする事もあると思う。
そういったところも加味して、まずは、5枚・10枚・記録チャレンジ(加えて好きな枚数でも挑戦可能)という形でスタートを切った。

当初の「記録チャレンジ」は20枚スタートで割れたら次から+1枚というルールで始めた。性別で部門を分けることなく、その年で最後に一番割った人がチャンピオンになると決めた。意外と好評を博した。

そして、ありがたいことに1年目から多くのメディアの方に取り上げて頂いて、少しずつ認知が広まっていった。しかしながら少し気掛かりだったのが、「ストレス発散」という切り口が多かったこと。もっと違う切り口でのプランもあった方がいいなと感じるようになっていった。

「ストレス発散」というと、マイナス(-)の状態からゼロ(0)に戻す話。もっとポジティブにゼロ(0)の状態からプラス(+)に転じさせるものがあった方が、ストレスを抱えた人だけでなくて、普通な状態の人にも瓦割りの魅力を感じて貰えるのではないか。

そこで2年目に考案したのが「願掛け8枚チャレンジ」だ。
8枚目の瓦に願い事を書いた瓦を置き上に7枚積む。全て割り切れれば願い事に通じる道が切り開かれるというプラン。割り切れた際にはその場に集まった全員で願いの成就を祈願して手締めを送る。割り切った後で集まった人みんなで手締めを送ってくれるのは何より嬉しい(コロナ前は見物の人たちも多くて、みんな気持ちよく手締めしてくれた)。

「この8枚って何か意味があるんですか?」と聞かれることもある。8にはこだわりがある。8は末広がり(八)で日本の縁起のいい数字。重ねて、8月8日は日本カレンダー協会にも登録される瓦の日・屋根の日でもあるため、縁もある(更に8月8日は弊社合同会社ハハハの設立記念日でもある)。また、5枚は割れると思うけど10枚は不安といった人にとっても丁度いい数字になっている。

また、記録チャレンジも2年目から男女別部門に変更した。やはりウェイトや筋肉量の違う男女が競うのはなかなか大変だから同じ条件での戦いはフェアではない。年初に男性20枚・女性16枚から挑戦する形に切り替えた。

こうして、2年目・3年目と
「5枚」「10枚」「記録チャレンジ(男女別)」「願掛け8枚チャレンジ」というラインナップで営業してきた。

4年目にYoutuberの方とのやり取りをヒントに新たに「ブレイク願掛け8枚チャレンジ」というプランを作った。
これは、瓦割りはブレイク(破壊)するアクティビティであることと、個人や商品が有名になってブレイクすることを祈願するプランだ。
通常の願掛けと違うのは、ブレイクしたい(させたい)人・モノ・サービスのリンクを瓦割りカワラナのSNSで拡散するというのが付いてくる。

5年目に記録チャレンジの部門を男性・女性・Xと3部門に変更した。これはスタッフこいちゃんからの進言。性別をM/F/Xで表記する国に増えてきた中、世の中の動きにならい性別の部門はちゃんと別個で用意しようとしたわけだ。


頭突き部門の追加の経緯

そして先日新たなプランを追加した。
それが「記録チャレンジ 頭突き部門」だ。

もともと頭突き部門の新設をプランにを組み込むつもりはなかった。
そんな中で、先日Youtubeの撮影で来店されたボクシング世界チャンピオンの京口さんと竹原さん。この二人が企画で頭突き瓦割りの対決をすることになった。

(詳しくは是非動画を見て貰えれば▼)

「これ勝った方がチャンピオンとして飾られるの?」
と聞かれて、思わず「はい」と言ってしまった。

世界を制したボクサー2人が拳ではなく、頭突きで対決する。かなり無茶苦茶だ。でも単純に面白いと感じた。

結果はどうだったかについてはYoutubeを見てもらうとして、なんだかお客さんも交えながらサービスプランも増えたりしていくのも楽しい。

先日、この動画の配信がされたので、当店で無事「記録チャレンジ 頭突き部門」カットオーバーすることになった。是非、現チャンピオンを超えたい気持ちのある石頭の方にご来店いただたら嬉しい。

こうやって店を開き始めた当初は考えてもいなかったプランが少しずつ広がっていくのは何とも痛快だ。

「ブレイク願掛け」のきっかけもYoutuberだったし、今回もそうだ。何だかんだで新しいものを模索するYoutuberの皆さんが切り開くものは面白い。
「試してみることに失敗はない」
引き続き瓦割りカワラナも合同会社ハハハもあれこれ試していきたい。

冒頭で「当店には瓦しかない」と書いたけれど、実は瓦だけじゃなくてアイデアは無数にあって、それらを広げていけば「楽しく暮らす人を増やす」に繋がっていくのだと感じている。

楽しく暮らすためのサジェスト
「瓦割りのサービスプランを考えてみる」

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