2021年1月1日からスタートした「やりたいことカタログ」。
みんなのやりたいことをストックしておけるサービス。
すぐには思い出せなくなってしまう「やりたいこと」
大きなものから小さなものまで、それら全てをワンストップでストックしておこうというのが目的。
これらをPCとかスマホ上で自分1人でやるのではなく、みんなでやることにより刺激を受けたり、与えたりしていく形をとっている。
自分が発起人で始めた以上は、誰よりも使い倒して、このサービスの効用を一番分かっている人になっていないといけないと考えている。
で、この2年間(730日)毎日サイトを開き続け、自分がやりたいなーと感じたことを書き込み、他の人のものをコピーし、実現したものは「済」を付けてきた。
その結果、「自分の人生のオールを自分に手繰り寄せられているなー」と感じるに至っている。
大きい「やりたいこと」で実現したことで言えば
みたいなことたちがあったし、
日常的な、小さい「やりたいこと」で実現したことで言えば
みたいなレベルのことたちが並ぶ。
他の人からすれば、「そんな簡単なことすぐやればいいじゃん」と感じられる本当に些細な日常事かもしれない。
けれど、これは胸を張って言えることで、この「やりたいことカタログ」に書き込んでいなかったらこれらは実現することはなかっただろうと感じていたりする。
人は本当にすぐ「やりたいなー」と思ったことなんて忘れてしまうから。
日常はやらなくちゃいけないことで溢れていて、どうしても「やりたいこと」を忘れてしまう構造の中で暮らしている気がする。
あ、あと、自分の意思に関わらず、勝手に実現したこととしては以下のようなこともあった。
引き寄せと言ったらそうなのかもだけど、個人的には「やりたいこと」にフォーカスした暮らしをしていることのボーナスだと捉えている。
ま、たまたまのラッキーごと。
何も考えずに、もしくは、何も決めずに暮らしていると漫然と過ごしていると、自分がやりたかったと思っていたことも、現実のものになることは少ないんじゃないかという気がする。
ちょうど2023年の始まり。いいタイミングでもあるので、もし良かったら、本当に「やりたいこと」を書き出してストックしておくことはオススメしたい。
その時に、「やりたいことカタログ」は無料でオープンにしているので使って貰えたら更に嬉しい。
(もちろん、自分のノートに書き出すだけでも意味はあるのだけれど、みんなでやることによって、他の人のやりたいこともコピーできるし、自分のやりたいことも誰かにコピーされることになる)
以下、参考までに、この2年間に「やりたいことカタログ」に書き込んで実現したことたちを共有します。プライベートなことは「***」になっているのはご勘弁を。
2021年1月~6月に
実現した「やりたいこと」80件
2021年7月~12月に
実現した「やりたいこと」126件
2022年1月~6月に
実現した「やりたいこと」75件
2022年7月~12月に
実現した「やりたいこと」159件
川口民夫の「やりたいことカタログ」のやり方
わざわざ語るに及ばないかもだけれど、上記のことを繰り返し行っているだけだ。ストックし続けているのでもうすぐ2000件近くのやりたいことが溜まった形になる。
上記を見渡してみてもらえば分かる通りに、書き込んであることの多くは日常的なことが多い。むしろ、きちんと日常的なことを書いておくことが大事だと思っているから。
もちろん、人生のテーマとなるようなやりたいこともそれなりの数を登録している。「宇宙旅行したい」とか「孫に会いたい」とか「会社を5つ作りたい」とか。元々バックパッカーで70ヶ国ほど旅行したことがあるのもあって、まだ行けていない国・地域で興味関心を持っている場所も多い。
これらは一朝一夕には成しえないので、毎月ごとに思い出しながら、少し先の未来で実現するといいなーと思いつつ過ごしている。
2年で2000件なので、10年経てば1万件くらい溜まっていく計算になる。
当然ながら最後の日を迎えるタイミングで、自分がやりたくてもできなかったことを数多く残したままになるのは間違いない。
でも、大事なのは、実現した率ではなくて、実現したことの数だと考えている。なのでどんな些細なことでも、自分がやりたい!と思って、それをきちんと現実のものとした方が、単純に楽しいと思える。
人生は自分のアルバム作りだ。
自分がガハハと笑って過ごしたシーンをどれだけ集められるかどうか。
そう考えながら過ごしているので、やりたいことカタログは本当に重宝している。
2年間使い倒してみた上でオススメする使い方
毎日を意識的に楽しく暮らそうとするには、自分の生活の中で自分が決めたことをやっていく割合を高めていくことが大切だと思う。
なんとなくランチでご飯を注文するのではなく、「今日は絶対にナポリタンを食べたいんだ」という意気込みを持ってランチに臨む方が、より選択的に人生を決めているし、ナポリタンも味わい深いものになる。
やりたいことカタログに登録するものは、日常的なことを大事にするといい。特に「食べたい」「観たい」「読みたい」「行きたい」を散りばめるのがオススメだ。
「食べたい」
みんな毎日ご飯は食べる。なので、月始めに今月食べたいものを登録しておくのがいい。料理名だけでもいいし、お店の名前と共に入れておくのも良い。自分はスコッチエッグが食べたくて、どこで買えるかを検索して東京駅まで買いに行ったほど。
何食べたいかなーと思う時には検索窓で「食べたい」で検索すると、その一覧が並び、主体的に選ぶことができる。今晩の献立を考える時も便利だ。
「観たい」
映画を週1~2は観ようと決めた2022年だったので、多くの作品をやりたいことカタログに登録していた。そうすると、検索窓で「観たい」と検索すると映画の一覧が現れて便利。
「読みたい」
これは本・マンガが対象。自分は欲しい本があればすぐに買ってしまうので主にはマンガで使っていた。巻数の多いものはなかなかすぐには購入はできないので、記録として使っていた。これも後々に「読みたい」で検索することができて良い。
「行きたい」
「行きたい」とこシリーズは、国外・国内でたくさん入ってきてしまうのだけど、日常的な動物園とか図書館とか水族館といった場所を登録しておくと後々に重宝する。実際に、家族でどこか行こうとなった休みの日に、やりたいことカタログで自分の行きたいところを検索して、動物園に行くことが決まったこともある。
これ、やりたいことカタログを使っていなかったら、行く場所が決まらず大変だったなと思う。
そんな形で自分は「やりたいことカタログ」を活用している。
この「やりたいことカタログ」の使い方は100人いたら100通りの使い方があって良いと思っている。
こんな使い方もいいよというものがあったら是非教えてもらえると嬉しい。