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【MOOV,products】大阪のものづくりが産み出したイイモノ大集合。奇抜なカタチやデザイン、機能美も豊かな製品を紹介。

※この記事は、2012年3月30日に発行された内容です。


■【A】電子部品でアートを生み出す

マサノヴァ・アート
商品名:CN-5
インターネットや雑貨店などで販売中の部品ロボットキャラクターは26種類。
4月から「
大阪ミュージアムショップ」でも販売。
さらに、工業部品メーカーとのコラボレーションもめざしている。

電子部品を組み合わせて小さなロボットキャラクターを創り出すマサノヴァ・アート。
代表の田中 潤 氏には、家業で扱っていた電子部品が子供の頃の遊び道具だった。
「電子部品は小さいですが、デザイン的に素晴らしい。電子部品のカッコ良さを知って欲しくて、ロボットの形に組み合わせたのが始まりです」と田中 氏。
今後は販売面の強化に努めるとともに、部品ロボットキャラクターの製作実演や出前授業などを通じて、子どもたちにものづくりの素晴らしさを広める活動をすすめていく予定だ。

■【B】新スタイルの琺瑯(ホーロー)が食卓を鮮やかに彩る

・株式会社ヘスチアサプライ
商品名:i-ru Pot2L Hakuji
ホーロー素材を使った様々な商品企画やデザイン、販売を行うホーロー専業メーカー。
どこか懐かしくも新しい感覚の製品を次々と生み出す。
製造は高い技術力と伝統を持つ関係企業、阪和ホーロー株式会社。

なだらかな曲線で象られたモダンなフォルム。
色々な場面にも馴染みやすい淡い色合い。
2009年、南部鉄器にホーロー加工を施した鍋「i-ru」が誕生した。
あらゆる熱源に対応し、高い蓄熱・保温性を持つ南部鉄器の特性を生かしたまま日常に取り入れやすい形で進化を遂げたホーロー鍋だ。
サイズは3種類。
カラーリングには4色の伝統色を取り入れ、和の心を感じさせる一面も。
販売はホームページから。

■【C】欲しい色が必ず見つかるフルカラーオーダー革財布。

クアトロガッツ
商品名:ペケーニョ
「ちょっと賢い革小物」をコンセプトに、デザインから裁断、縫製、仕上げまで、すべて自社スタッフによるハンドメイドの革小物を販売している。
主として国内最高峰とされる栃木レザ一社のレザーを使用。

手のひらサイズなのに、お札も小銭もカードも収納できてしまう極小革財布「ペケーニョ」(ほぼ名刺サイズ)。
製作しているのは茨木市にある「クアトロガッツ」だ。
「色選びをすることで使う人にもものづくりに参加してもらい、本当に大切にしてもらえるモノを作りたい」という想いから、フルカラーオーダーにも対応している。
「1,000人が『これが好き!』というアイテムよりも、10人が『これじゃなきゃ絶対ダメ! 』というアイテムを作っていきたいですね」と代表の中辻 大也 氏。


■編集後記
祝!創刊号。
MOOV,pressがスタートしました。
大阪府全域を取材でまわり、経営者とお話をすると、ほとんどが明るくワクワクするようなお話ばかり。
これを共有しない手はないと強く感じました。
MOOV,pressでは「知る」そして「動く」さらに人を「槃ぐ」を加速するため、これからも変革と挑戦を続けていきます。
Facebookでも取材奮闘記を公開中。(浅野)

■スタッフ
企画・編集
株式会社ファイコム

編集長
浅野 由裕(faycom)

編集
杉田 順治(faycom)

アートディレクター
北村 竜司(CURRENT)

ライター
中 直照/野崎 泉/細山田 章子/山下 朋子/山口 裕史

印刷
有限会社山添

■発行
MOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)
https://www.m-osaka.com/jp/
大阪府商工労慟部商工振興室ものづくり支援課
〒577-0011 東大阪市荒本北1丁目4番17号(クリエイション・コア東大阪内)
【TEL】06-6748-1011 【FAX】06-6745-2362
2012年3月30日発行


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